「小鳥と金魚の飼養法」 高野芳雄 宋孝社 昭和8年 その3
八 産卵 P.94~
・・・兆候は八十八夜前後になれば・・・追ひかけっこを・・・
雌雄別法、歳、産卵床、雌雄尾数を記述
・・・晴天の日以外には絶對に産卵しないといってもよく・・・
・・・數囘産卵するからその度毎に、卵の容器が要り・・・大小なん
でも良く、たゞ水深二三寸のもので・・・
産卵後の雌雄、卵の養生を解説
九 孵化 P.97~
孵化日数、藻撤去の注意点を記述
・・・茹玉子の黄身であるが、一個を水五合に溶かし・・・
・・・一番水といふのは仔魚がみぢんこを與へる頃行ふ注水のこと
であるが・・・一番水が終って十日前後して二番水・・・
一〇 金魚の外敵 P.99~
鳥類
獣類
昆虫類
・・・ゆりのはなすひ(一名たいこうち)・・・
魚蝨
・・・魚蝨(一名蝶)・・・
・・・白色の茶碗などに取ってみると・・・
・・・煙草の希薄な浸出液で、金魚を洗って・・・
あをさ
一一 金魚の病氣 P.104~
糞詰病
・・・蕃椒水を飲ませる・・・
眼病
食塩水
ぬまり病
・・・一名綿かぶりと稱する。・・・
食塩水、硼酸水
糜爛病
水換え
松皮病
サルチル酸水溶液、食塩水
鰓腐病
・・・藁の先で腐敗部を除去し・・・
食塩水、希薄な石炭酸水
粗腐病
・・・一名銹病・・・
食塩水、石炭酸とグリスリン
---メモ---
椒=ショウ、はじかみ
蕃椒=ばんしょう、トウガラシの別名
一二 金魚の種類 P.103~
和金
琉金
・・・又の名を長崎、尾長と・・・
金鑄(蘭鑄)
・・・一名朝鮮、丸子・・・
オランダ獅子頭
出目金
日清戦爭以後渡來し・・・
出目らんちゅう
和唐内
秋錦
・・・明治二十八年出來たもの・・・
朱反錦
・・・明治三十二年頃はじめて創出した。
金蘭子
鐵尾長
その他
以上でこの本の初回は終わりです。
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西暦1933年=昭和8年
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