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2022年4月 9日 (土)

「淡水産のエビとカニ」 鈴木廣志 佐藤正典 西日本新聞社 平成6年 その2

表紙裏との見開き
 鹿児島県内地の河川図、島々の地図

本書の特色
 全28種の解説、検索表、自由研究のために、人間との関わり、
 学校での活用

はじめに
 ・・・開発優先の日本社会は、川や池の姿を大きく変えて・・・川や
 池の生き物はすっかり少なくなって・・・子供たちにとって魅力のな
 い場所になってしまいました。

 ・・・子供にとって、自然とのふれあいを通して育まれるものははか
 りしれなく大きいと思う・・・子供たちの遊ぶ声がもどってくることを
 願っています。このガイドブックは・・・水遊びをより一層楽しくさせる
 ために作られたものです。

 ・・・全種(28種)を掲載し、・・・陸上で生活する種や河口域(汽水域)
 だけに生息する種は含んでいません。・・・

謝辞
 出版社、校正者、論文提供者、採集者、研究者、標本や原記載図
 提供者へのお礼

(1)エビ・カニ類とはどんな生き物 P.4~
                      ※本来の章番号はローマ字
  ・・・日本では、エビ類が約480種、カニ類が約960種知られてい
  て・・・淡水産としてはエビ・カニあわせて約45種が知られていま
  す。・・・

 1.エビ・カニ類の体の特徴
  13対の付属肢のこと
  眼は脳の神経が体外に出たもの
  腹部の形態からエビ類、ヤドカリ類、カニ類の違い

 2.脱皮
  外骨格のこと

 3.雄と雌の体の違い
  エビ類における違い
   イラストで解説
   第2腹肢に違いが見られる
   ザリガニ類は第1腹肢

  カニ類における違い
   イラストで解説
   腹部の形で区別
   若い個体でははっきりしないので腹部を開く

 4.食性
  ハサミの大きさによる違い

 5.繁殖の特徴
  2種類ある

 6.生活史の概略
  ノープリウス幼生、ゾエア幼生、メガロパ幼生、幼稚体の説明
  淡水産エビ類ではメガロパ幼生の段階はない
  特徴と模式図表を掲載

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西暦1994年=平成6年
関連書
「faura」ファウラ 2006 SUMMER No.12 特集「ニホンザリガニ」2006年

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