「アクアライフ」 昭和56年7号月 通巻24号 第3巻7号 マリン企画 その4
へそまがり熱帯魚学(17) 魚の旅 その2サケ 文:多紀保彦
4ページ
母川回帰
ふ化の積算温度は480度
サケとマス
シロザケ Oncorhynchus keta 新巻サケのこと
サケ属はシロザケ、ベニザケ、アマゴ、サクラマス、ギンザケ、
マスノスケ、カラフトマスの7種。
サクラマスの陸封型がヤマメ、ベニザケの陸封型がヒメマス
英語圏ではだいたい降海型をサーモン、陸封型をトラウトと呼ぶ
母川への回帰率は2%からときには4%
ふるさとの匂い
実験の話、揮発性物質であるらしい
刷り込み
・・・稚魚は時間的経過に従って順々ににおいを記憶してゆき・・・
母川に戻るときにはそれを反対に順々にたぐってゆく・・・
太陽コンパス
・・・群れの動きと海流の動きがだいたい一致していた。・・・
太陽コンパス説では無理がある話
無理難題VS快答乱麻 Q/A 3ページ
ディスカスの黒化
なぜ黒くなるのか
水には充分な注意を
デリケートなディスカス
人に馴らすことから
ポップアイの治療
眼球突出症
眼の白濁
ミニ飼育講座 バタフライフィッシュの巻
Pantodon buchholzi
リトル・オステオグロッスム
コツがある餌の与え方
繁殖へのアプローチ
雌雄判別法を記述
日本産ドジョウ類の横顔 文:森文俊、秋山信彦 6ページ
日本産10種(亜種)の解説
ドジョウ Misgurnus anguillicaudatus
口ヒゲ10本、眼下棘はない
アジメドジョウ Niwaella delicata
口ヒゲ6本、眼下棘をもつ
タイリクシマドジョウ Cobitis taenia taenia
シマドジョウとの差異を説明
スジシマドジョウ C.taenia striata
タイリクシマドジョウの亜種
シマドジョウ C. biwae
口ヒゲ6本、眼下棘をもつ
イシドジョウ C.takatsuensis
1970年に発見
中国地方産と四国産では差異が認められる
フクドジョウ Barbatura toni
最大のドジョウ
関東以西の夏の水温には耐えられない
ホトケドジョウ Lefua echigonia
地方名ダルマドジョウ
口ヒゲ8本
エゾホトケ L.nikkonis
日光には産せず、誤りがそのまま残っている
アユモドキ Leptobotia curta
1975年に天然記念物指定
採集と運搬
種による水域の違い
肉眼ではわからないウロコであるためスレに注意
日本産ドジョウの飼育と繁殖 文:秋山信彦、森文俊
シマドジョウ考
区別の方法を胸ビレ第2軟条基部でイラストを交え解説
ドジョウ類2つの特徴
ヒゲの本数や働き、腸呼吸の話
ドジョウの飼い方
・・・アジメドジョウ、フクドジョウの2種は、25度を超える水では
ほとんど死んでしまう。エゾホトケでは、25度以上になると、死
にはしないが餌食いが悪くなる。・・・
産卵について
2タイプ産卵形態について解説
ドジョウ、シマドジョウ、タイリクシマドジョウ、スジシマドジョ
ウ、イシドジョウ、アジメドジョウのグループ
アユモドキ、ホトケドジョウ、エゾホトケ、フクドジョウのグループ
大量増殖への道(人工授精法)
川村智次郞氏の話
方法について解説
囲み記事
ヒドジョウとは
・・・改良種ではなく、天然の水域にこのままの姿で生息して
いたものの子孫・・・低水温の水の清い所に多いようである。
なぜ産卵しないのか
餌、自然光、温度の話
天然記念物アユモドキ
1975年指定
1961年中村守純博士により人工増殖が成功
-----メモ-----
1981年=昭和56年
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