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2022年2月

2022年2月27日 (日)

「アクアライフ」 昭和56年7号月 通巻24号 第3巻7号 マリン企画 その4

へそまがり熱帯魚学(17) 魚の旅 その2サケ 文:多紀保彦
                                   4ページ
 母川回帰
  ふ化の積算温度は480度

 サケとマス
  シロザケ Oncorhynchus keta 新巻サケのこと
  サケ属はシロザケ、ベニザケ、アマゴ、サクラマス、ギンザケ、
  マスノスケ、カラフトマスの7種。
  サクラマスの陸封型がヤマメ、ベニザケの陸封型がヒメマス

  英語圏ではだいたい降海型をサーモン、陸封型をトラウトと呼ぶ
  母川への回帰率は2%からときには4%

 ふるさとの匂い
  実験の話、揮発性物質であるらしい

 刷り込み
  ・・・稚魚は時間的経過に従って順々ににおいを記憶してゆき・・・
  母川に戻るときにはそれを反対に順々にたぐってゆく・・・

 太陽コンパス
  ・・・群れの動きと海流の動きがだいたい一致していた。・・・
  太陽コンパス説では無理がある話

無理難題VS快答乱麻 Q/A 3ページ
 ディスカスの黒化
  なぜ黒くなるのか
  水には充分な注意を
  デリケートなディスカス
  人に馴らすことから

 ポップアイの治療
  眼球突出症
  眼の白濁

 ミニ飼育講座 バタフライフィッシュの巻
  Pantodon buchholzi
  リトル・オステオグロッスム
  コツがある餌の与え方
  繁殖へのアプローチ
   雌雄判別法を記述

日本産ドジョウ類の横顔 文:森文俊、秋山信彦 6ページ
 日本産10種(亜種)の解説
  ドジョウ Misgurnus anguillicaudatus
   口ヒゲ10本、眼下棘はない
  アジメドジョウ Niwaella delicata
   口ヒゲ6本、眼下棘をもつ

  タイリクシマドジョウ Cobitis taenia taenia
   シマドジョウとの差異を説明
  スジシマドジョウ C.taenia striata
   タイリクシマドジョウの亜種
  シマドジョウ C. biwae
   口ヒゲ6本、眼下棘をもつ

  イシドジョウ C.takatsuensis
   1970年に発見
   中国地方産と四国産では差異が認められる
  フクドジョウ Barbatura toni
   最大のドジョウ
   関東以西の夏の水温には耐えられない

  ホトケドジョウ Lefua echigonia
   地方名ダルマドジョウ
   口ヒゲ8本
  エゾホトケ L.nikkonis
   日光には産せず、誤りがそのまま残っている

  アユモドキ Leptobotia curta
   1975年に天然記念物指定

 採集と運搬
  種による水域の違い
  肉眼ではわからないウロコであるためスレに注意

 日本産ドジョウの飼育と繁殖 文:秋山信彦、森文俊
  シマドジョウ考
   区別の方法を胸ビレ第2軟条基部でイラストを交え解説

  ドジョウ類2つの特徴
   ヒゲの本数や働き、腸呼吸の話

  ドジョウの飼い方
   ・・・アジメドジョウ、フクドジョウの2種は、25度を超える水では
   ほとんど死んでしまう。エゾホトケでは、25度以上になると、死
   にはしないが餌食いが悪くなる。・・・

  産卵について
   2タイプ産卵形態について解説
    ドジョウ、シマドジョウ、タイリクシマドジョウ、スジシマドジョ
    ウ、イシドジョウ、アジメドジョウのグループ
    アユモドキ、ホトケドジョウ、エゾホトケ、フクドジョウのグループ

   大量増殖への道(人工授精法)
    川村智次郞氏の話
    方法について解説

  囲み記事
   ヒドジョウとは
    ・・・改良種ではなく、天然の水域にこのままの姿で生息して
    いたものの子孫・・・低水温の水の清い所に多いようである。

   なぜ産卵しないのか
    餌、自然光、温度の話

   天然記念物アユモドキ
    1975年指定
    1961年中村守純博士により人工増殖が成功


-----メモ-----
1981年=昭和56年
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2022年2月19日 (土)

「アクアライフ」 昭和56年7号月 通巻24号 第3巻7号 マリン企画 その3

---ここから本文---
熱帯コイ科の魅力 PART-1 文:牧浦太 11ページ
 コイ科魚類の特徴と性質
  脂ビレはない、棘条はない、口に歯はなくのどに咽頭歯
  ダニオ亜科、カルター亜科、ミノウ亜科の分布図を掲載
  3つの産卵生態を記述

 コイ目の分類表を掲載
  目、亜目、科、亜科、種名(和名)

 以下属の解説と各種の和名、学名、命名者、分布、大きさ、水質、
 雌雄判別、特徴等がよく書かれている
 
 ダニオ亜科
  ラスボラ属
   ラスボラ・ヘテロモルファ Rasbora heteromorpha
    産卵は1.5~2.5DH、PH5.3~5.7
   ラスボラ・ヘンゲリィ R.hengeri
   ヘテロモルファ4タイプの差異をイラストで紹介

   ラスボラ・カロクロマ R.kalochroma
   ラスボラ・エレガンス R.elegans
    繁殖について記述
   ラスボラ・スマトラナ R.sumatrana
   ラスボラ・ドゥソネンシス R.dusonensis
    イエローテール

   金線(レッドテール)ラスボラ R.borapetensis
    タイのブンボラペ湖で採集されこの名がある
   レッドライン・ラスボラ R.pauciperforata
    水質に敏感でpH6.2、1.5~2.5DH
   ブルーアイ・ラスボラ、エメラルドアイ・ラスボラ R.dorsiocellata
    ・・・背ビレには白地に黒い1個の点があり、学名はそれを表し
    ている。・・・
   ラスボラ・マキュラタ R.maculata
    水質はpH6.0~6.4、0.5~2.5DHが望ましい
   ブルーライン・ラスボラ R.einthovenii
   ポートホール・ラスボラ R.cephalotaenia
    ・・・黒線はウロコごとに分離して、ちょうど船の舷窓のように見
    える
    pH4.5~6.0

   シザーズ・テール R.trilineata
   グレーター・シザーズテール、ジャイアント・シザーズテール
                               R.caudimaculata

   ゴールデン・ファイアーラスボラ R.vaterifloris
   ブルー・ファイアーラスボラ R.nigromarginata

  ダニオ属
   繁殖方法
   ジャイアント・ダニオ Danio malabaricus

  ブラキダニオ属
   ダニオ属との違いは側線、ヒレ条数、ひげが一対、非粘着卵
   繁殖方法
   ゼブラ・ダニオ Brachydanio rerio
   スポッテッド・ダニオ B.nigrofasciatus
   レオパード・ダニオ B.frankey
   ケル・ダニオ B.kerri
   パール・ダニオ B.albolineatus
   
  タニクチス属
   アカヒレ Tanichthys albonubes

  エソムス属
   フライング・バルブ Esomus danrica
    繁殖方法
   マレー・フライング・バルブ E.malayensis

  ルシオソーマ属
   アポロ・シャーク Lusiosoma spilopleura

 カルター亜科
  ハチェット・バルブ Laubuca laubuca
   繁殖方法はジャイアント・ダニオと同様

 囲み記事
  einthovenii complex 判別法
   einthovenii、cephalotaenia、tnbbi、jacobsoniの差異をイラスト
   で説明
  混じりもの収集癖のある人へ
   混じり主と混じり種を記述

  ラスボラの亡霊の話
   ラスボラ・トルニエリ
    R.cephalotaeniaと同定されている
   ラスボラ・ワインベルギ
    R.caudimaculataの幼魚
   ラスボラ・エイントベニ R.einthovenii
    ブリリアント・ラスボラとの間違え
  レッドホース・ミノウ ※ミノー
   昨年はじめてお目見えした


-----メモ-----
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2022年2月12日 (土)

「アクアライフ」 昭和56年7号月 通巻24号 第3巻7号 マリン企画 その2

以下海水魚、爬虫類の記事は省略します。

表紙
 ラスボラ・マキュラータ
---カラー---
特集 熱帯コイ科の魅力 PART-1
                 撮影:佐々木隆良、吉田吉彦 10ページ
 副題 いま、ラスボラの世界が開く

 以下掲載されている魚種名だけ記しておきます

 極めつけのラスボラ
  ラスボラ・ヘテロモルファ Rasbora heteromorpha
  ラスボラ・ヘテロモルファ・エスペイ R.heteromorpha espei
  ラスボラ・ヘンゲリィ R.hengeri
  ラスボラ・ヘテロモルファのブルータイプ
  ラスボラ・マキュラータ R.naculata

  ファイアー・ラスボラ R.vaterifloris
  ラスボラ sp. R.sp. しりビレに黒斑

 青い目のラスボラ
  ブルーアイ・ラスボラ R.dorsiocellata macrophthalma
  アイスポット・ラスボラ R.dorsiocellata dorsiocellata
  マイヤーズ・ラスボラ R.myersi
  ポートホール・ラスボラ R.cephalotaenia
  レッドテール(金線)・ラスボラ R.borapetensis
  レッドライン・ラスボラ R.pauciperforata
  ブルーライン・ラスボラ R.einthovenii

 大型ラスボラの仲間
  ラスボラ・カロクロマ R.kalochroma
  ラスボラ・エレガンス R.elegans
  ラスボラ・スマトラナ R.smatrana ※sumatrana
  シザーズテール R.trilineata ※シーザース
  ジャイアント・シザーズテール R.caudimaculata

 草原を駈けるゼブラ
  ゼブラ・ダニオ Brachidanio rerio ※Brachydanio ?
  レオパード・ダニオ B.frankei ※frankey ?
  パール・ダニオ B.albolineatus
  ゼブラ・ダニオのゴールデン種
  パール・ダニオのゴールデン種
  ジャイアント・ダニオ Danio malabaricus
   ヒゲがない
  アカヒレ Tanichthys albonubes

 コイといっても・・・
  フライング・バルブ Esomus danrica
  アポロ・シャーク Lusiosoma spilopteura
  ハチェット・バルブ Laubuca laubuca
  レッドホース・ミノウ Notropis lutrensis

新着の魚情報 撮影:佐々木隆良,吉田吉彦 3ページ
 コリドラス・バルナトゥス Corydoras barbatus
 ドワーフ・コリドラス C. sp.
  ハスタトゥスに似るが体側にストライプがない
  ※ピグミーコリドラス
 コリドラス・ナッテレリィ C.nattereri

 マーブル・ドルフィン・キャット Ageneiosus sp.
 アルビノ・バンジョー・キャット Bnocephalus sp.
 スパドードゥス・エリスロドン Spathodus erythrodon
  エレトモドゥス(Eretmodus)、タンガニコドゥス(Tanganicodus)との
  違いは横縞がないこと

 ポエキロカラックス・ワイツマニィ Poecilocharax weitzmani
 ロングライン・ネオンテトラ Hyphessobrycon simulans
 バーベリィ・テトラ Mimagoniates barberi
 セルフィン・テトラ Crenuchus spilurus
 アマゾン淡水エイ2種

英蝶グッピーコンテスト 撮影:利根川克正 1ページ
 第2回 協力:グッピープラザ英蝶

mini mini 生物学1 アクアリウムスネール
                   
 撮影:佐々木隆良、他 4ページ
 掲載種
  モノアラガイ Radix japonicus
  サカマキガイ Physa acuta
  タニシモドキの一種 Pila sp.
  ヨーロッパ産モノアラガイ

  タイワンヌノメカワニナ Melanoides formosensis
  カワコザラ Ferrissina japonicus
  オオタニシ Cipangopaludina japonicus

 スネールのライフヒストリー
  レッドラムズホーンの産卵写真
   インドヒラマキガイ Indoplanorbis exustus

 ラムズホーンは羊の角
  ラムズホーンは雌雄同体で2匹いれば産卵する
  モノアラガイは一般の巻き貝と同じで右巻き
  ラムズホーン、モノアラガイ、サカマキガイは有肺類で空気呼吸で
  きる
  タニシは雌雄異体

 アクアリウムへの効用と害
  水質悪化した水槽では水面近くに集まる
  光線の強い所、水流のあるところに多く集まる

 スネールの飼育と除去
  カルシウムが不足すると他の貝の殻をなめる
  除去は夜、湯通ししたホウレン草やキャベツを沈め網で掬う

ひと口にドジョウと言うけれど・・・ 撮影:編集部 3ページ
 副題 日本産ドジョウ全種のPROFILE
 掲載種名を記しておきます
  ホトケドジョウ Lefua echigonia
  エゾホトケ L.nikkonis
  シマドジョウ Cobitis biwae
   模様違い4個体
  タイリクシマドジョウ C.taenia taenia
   模様違い2個体
  スジシマドジョウ C.taenia striata
  イシドジョウ C.takatsuensis
   1970年に発見
  アジメドジョウ Niwaella delicata
  ドジョウ Misgurnus anguillicaudatus
  ヒドジョウ M.anguillicaudatus var.
  フクドジョウ Barbatula toni
  アユモドキ Leptobotia curta

-----メモ-----
1981年=昭和56年
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2022年2月 5日 (土)

「アクアライフ」 昭和56年7号月 通巻24号 第3巻7号 マリン企画

「アクアライフ」 昭和56年7 号月通巻24号 第3巻7号 マリン企画 A4判 P.110 600円

特集「熱帯コイ科の魅力」 ラスボラの世界が開く

 ラスボラ類はカラシン類に比して水質に敏感な魚が多いような気がします。飼育はは日本風ネイチャーアクアではなく、大きな水槽に流木と枯葉そして僅かな水草で色の付いた水による本来のネイチャーアクアが似合っていると思っています。

 今水槽にいるラスボラはシーザーステール・ラスボラ(2018)、ラスボラ・スマトラナ(2020・2021)、金線ラスボラ(2021)、ラスボラsp(2021)です。スマトラナは好きで以前から継ぎ足しで飼っていますが、多くは他種の混じりを購入します。最近は単独で輸入されています。

 今まで飼ったのはヘテロモルファ、カロクローマ、ドルシオセレータ、エレガンス、パウンパオレーター、マイヤシー、ブルーアイ、サラワクエンシスで、その他ではアポロシャーク、フライング・バルブです。


目次
---カラー---
特集 熱帯コイ科の魅力 PART-1 撮影:佐々木隆良、吉田吉彦
 いま、ラスボラの世界が開く
 極めつけのラスボラ
 青い目のラスボラ
 大型ラスボラの仲間
 草原を駈けるゼブラ
 コイといっても・・・

海中ストップモーション ACT-7 "集う" 撮影:中村宏治
新着の魚情報 撮影:佐々木隆良,吉田吉彦
英蝶グッピーコンテスト 撮影:利根川克正
ときめきのヒロイン Butterfly Fishes 1 撮影:益田一
mini mini 生物学1 アクアリウムスネール 撮影:佐々木隆良、他
ひと口にドジョウと言うけれど・・・ 撮影:編集部

---白黒---
熱帯コイ科の魅力 PART-1 文:牧浦太
 コイ科魚類の特徴と性質
 ラスボラ属
 ダニオ属・ブラキダニオ属
 タニクチス属
 エソムス属・他

AQUA SPECIAL 爬虫類・両生類の採集と飼育 文:千石正一
へそまがり熱帯魚学(17) 魚の旅 その2サケ 文:多紀保彦
無理難題VS快答乱麻 Q/A
海水魚の実践飼育入門(9) 文:林真次
日本産ドジョウ類の横顔 文:森文俊、秋山信彦
ドワーフ・ムブナ ラビドクロミス 文:P.ロイズル
                      ※アクアモノグラフィ(2)
鈍魚庵の旧刊紹介(23) 文:鈍魚庵主人


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