「金魚の小百科」 蒼海芳雄 金園社 昭和54年 その3
金魚の習性 P.40~
限界水温を記述
キンギョとフナの大きな違い
産卵とふ化
産卵温度
産卵後24時間、30時間、48時間、72時間、84時間、110時間
の卵の様子を詳説
ふ化後の変化
ふ化二日目 四日目 五日目 二十日目 その二~三日後
約五十日の様子を詳説
金魚の生育
4~7kgの金魚に対し水1トンを目安に飼育
金魚の形と泳ぎ方
各ヒレの動きの話
金魚と水温
光と金魚
褪色の話
前方水平視野角は190度
知っておきたい金魚の器官 P.51~
金魚の眼
遠近などの解説
金魚の識別 ※目次には無い
学習による識別の話
魚と呼吸
全鰓、鰓弁、鰓腔などの話
金魚と血液
心臓
腹大動脈、背大動脈などの話
魚の胃・腸など
金魚は無胃類
腸
肝膵臓
不用物の排泄
腎臓や鰓からの排出の話
産卵の器官
生殖巣の話
刺激を感じる器官
1 臭い
2 味
3 音
4 触覚
成長する餌 P.57~
餌と栄養
・・・蛋白質は、ほかの栄養分をもってきても代用できません
が・・・
・・・可消化蛋白質と、それ以外の可消化成分との比率を、栄養
比または栄養率と呼んでいる・・・
栄養と成長
a 蛋白質
・・・最低限度必要な蛋白質の量を、保持蛋白質といい・・・
・・・キンギョの場合、もっとも体の成長をうながす蛋白質の最
大量は、毎日そのキンギョの体重の8パーセントであると・・・
最適と思われる量は、63.7パーセントが餌の中に含まれて
いることだといわれて・・・
コイやニジマスでの話
b 炭水化物
・・・炭水化物が不足していますと・・・備蓄されている体蛋白を
分解してエネルギーを補給することになりますので、炭水化物
を与えることは高価な蛋白飼料の節約にもなり・・・
c 脂肪
・・・腸の中で分解されてグリセリンと脂肪酸となり、それらが
体内に吸収されて再び合成され、体内の脂肪となって・・・
d 無機物
・・・骨、鱗、血液、などをつくるのに役立ちます。・・・
コバルト、マンガン、燐の役割の話
e ビタミン類
ニジマスでの必要量、コイのビタミンA・B・Cでの実験の話
f H因子
・・・獣類の内臓をすり込んだで与えたり、鶏卵、生鮮魚、獣
肉、昆虫、プランクトンなどを含めますと、死魚がでないばかり
か、急に成長が始まったりします。・・・その他の内臓の中に
は・・・栄養因子が含まれていると・・・
基本となる餌
試験のための配合例を記述
抗生物質を加える
・・・試験に用いたほとんどの魚には、成長の効果を認めること
ができなかった・・・
配合飼料の良さ
・・・一定の割合に混合したものをいうのであって、単に数種の
飼料を混合した昆虫飼料とは区別・・・
魚類の配合飼料が家畜の配合飼料より高価な理由を記述
配合飼料の使い方
固形飼料に慣らすための食物誘因物質の話
金魚に良い水の質 P.63~
水の温度と魚
水の流れと魚との関係
水の量と魚の体
水の成分
富栄養湖と貧栄養湖の話
日本の河川は珪酸が多い
放射性元素の話
水の質と成長
アンモニアの話
・・・アンモニアの酸化作用には、石灰岩の砕石をろ過に用いま
すと、石灰が溶け出し、アルカリ度が低下しないため、魚の長期
飼育には、石灰岩の砕石を用いるのがよいと考えられま
す。・・・
水草と金魚 P.70~
溶存有機物から魚への食物連鎖の話
・・・水藻類は、水中の溶存栄養塩基類を肥料として吸収するた
め、動物プランクトンを抑制してしまいます。・・・
「あおこ」の話
・・・水の色が褐色に変わったら危険信号で・・・動物プランクトン
の大量発生で、同化作用に必要な炭酸ガスが不足したり、栄養
分が不足して、植物プランクトンが大量枯死するためです。・・・
池底の土の重要性の話
金魚の害虫 P.76~
水の中の虫
以下を解説
ゲンゴロウムシ(甲虫類)
ガムシ(甲虫類)
ミズスマシ(鞘翅目)
タイコウチ(半翅目タイコウチ科)
ミズカマキリ(半翅目タイコウチ科)
タガメ(半翅目タガメ科)
コオイムシ(半翅目タガメ科)
チョウ(甲殻類)
イカリムシ(甲殻類)
陸上の外敵
金魚の産卵 P.87~
雌雄の尾数、魚令、雌雄の見分け方、卵数、ふ化温度、ふ化時
間、1坪あたり稚魚数のど概要的な話
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西暦1979年=昭和54年
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