南米の魚の王様「ペヘレイ」の現状と将来 水産振興第180号(第16巻 第12号) 東京水産振興会 昭和57年 その2
一、二〇〇カイリ時代到来による漁業転換 P.1~
昭和五二年は二〇〇カイリ元年で世界で七番目の広さ
海洋分割、オイルショックにより遠洋→沖合→沿岸となってきた
資源培養型漁業への転換
二、新魚種の開発と移植 P.3~
1 栽培漁業と新魚種の開発・移植の必要性
テラピアなどは隣国に真似されやすい ※ティラピア
輸入は為替相場による不安定さ
---メモ---
斯る=かかる
2 ペヘレイの移植とその増殖技術の進歩
十六年前にアルゼンチンから移植し、神奈川県淡水魚増殖試験
場で人口管理技術が完成
三、日本ペヘレイ開発研究会の発足 P.6~
昭和57年1月15日発足、会長は富永弘、顧問に阿部宗明
四、ペヘレイ移植の歴史 P.8~ ※目次と異なっている
昭和四十一年にアルゼンチンから発眼卵を移植
五、分布と種類 P.9~
学名併記のイラスト掲載
Pejerrey(スペイン語)
Odonthestis bonariensis
淡水性と半鹽半水性は大型、海水性は小型
北限は赤道付近、南限はマゼラン海峡付近
スズキ目ボラ亜科トウゴロイワシ科
一般名はシルバーサイド(Silverside)またはサンド・スメル
(Sand Smelt)
アルゼンチンで海水種三種(半鹽半水性含む)と淡水種二種
チリで海・淡各一種
ペルーで海水種四種と淡水種二種
エクアドルで海水種一種
ボリビア・パラグアイで淡水種一種
ブラジルでは南部に海水種一種と淡水種一種
六、漁場・漁期・漁法 P.10~
各国の漁場を記述 ペルーの漁場地図掲載
沿岸での産卵期は九-十二月、淡水産は春から夏
食性図、チリでの1979年の港別・月別漁獲量表を掲載
アルゼンチンの月別水揚量グラフ(1957・1979・1980)と年次別水揚
量表(1947~1960)を掲載
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西暦1982年=昭和57年
関連書
「北国のティラピア・ニロチカ」 鹿糠九助 熊谷印刷出版部 昭和53年
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