「プラタパッド」 1993年10月号 創刊号 通巻1号 鳴美
「プラタパッド」 1993年10月号 創刊号 通巻1号 鳴美 B5判 P.46 定価1500円
本雑誌はアジアアロワナの専門誌として創刊され、2013年4月の通巻59号をもって休刊となりました。
創刊年の1993年はバブル景気が終わった1991年の後で、次の2002年からのいさなぎ景気までの不況時期の間に、高価なアジアアロワナの雑誌を発刊した事になります。
出版数を眺めてみると、さすがにバブル不況と連動し途中から冊数は減少しましたが、いざなぎ景気が始まると再度、冊数を増やしました。
しかし2008年のリーマンショックを受け出版数は徐々に減り、出版出来ない年もあり2013年を最後に休刊に至っています。
発行は山崎好是(よしゆき)氏が代表を務める(株)鳴海で、ネットで調べると切手関連の書籍を出版するなどの事業を主力に展開している会社です。
雑誌のつくりは、コート紙で中綴じとなっています。
創刊号では、カラー写真は広告を兼ねた読者紹介だけで、アジアアロワナの美を見たいアクアリスト向けでは無いと思います。
本号の内容では、記事は古いですが輸入についての秘話的内容は楽しめますし、アクリルの話も平易で参考になります。
参考までに出版数は
1993年(H 5) 1冊 No.1
1994年(H 6)~1999年(H11) 各年4冊 No.2~25
2000年(H12) 3冊 No.26~28
2001年(H13) 2冊 NO.29~30
2002年(H14)~2003年(H15) 各年3冊 NO.31~36
2004年(H16) 4冊 NO.37~40
2005年(H17) 3冊 NO.41~43
2006年(H18) 4冊 NO.44~47
2007年(H19)~2008年(H20) 3冊 NO.48~53
2009年(H21)~2010年(H22) 各年2冊 NO.54~57
2011年(H23) 1冊 NO.58
2012年(H24) 発刊なし
2013年(H25) 1冊 NO.59
別冊として
1998年(H10) アジアアロワナ1999 アジアアロワナの飼い方
1999年(H11) アジアアロワナ2000 魅惑の過背金龍
2001年(H13) アジアアロワナ2001 至福のレッドアロワナ
アジアアロワナ2002 アジアアロワナの繁殖
2002年(H14) アジアアロワナ2003 改訂アジアアロワナの飼い方
2003年(H15) アジアアロワナ2003 レッドアロワナのすべて
その他
2003年(H15) コミック・紅にかける夢 ※アジアアロワナの漫画
アジアアロワナと疾病と対策
基本、魚食魚は飼育しませんがシャベルノーズキャットとレッドフィンブリコンは人工飼料で飼いました。ブリコンは今も150cmでミカンスなどと泳いでします。魚食魚であっても書籍は購入します。
手元の雑誌は地元の熱帯魚店で購入しました。
【構成】
表紙
序 ※序とは書いていない
目次 ※奥付頁に記載
黄 英明 アジアアロワナはなぜ高いのか?
渡辺直樹 大型アクリル水槽の正しい知識(1)
山崎好是 アクアラマにシンガポールの養殖魚展示 ※ヨシユキ
周 天明 アロワナの餌についての考察
章 道明 血紅龍と橘紅龍とは別のアロワナだ
坂本孝治 アロワナはどう飼うべきか
金子 学 2m水槽で単独飼育・理想を追求する
高島吉童 スーパーオレンジについて
陳 敏生 アジアアロワナの他魚種との混泳について
(座談会) アロワナ放談
山本正治 殺菌灯の効果について
山崎好是 カンボジアのダトニオ
山崎好是 ひざ枕ならぬアロワナのヒレ枕
(表紙解説) 血紅龍
編集後記
奥付
---メモ---
西暦1993年=平成5年
熱帯魚雑誌 創刊年 一覧
バブル景気は、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間
いざなみ景気は、2002年(平成14年)2月から2007年(平成19年)10月までの69ヶ月間
リーマンショックは、2008年(平成20年)9月
« 植物の自然誌「プランタ」 特集:湿原と植物 2003年7月 第88号 研成社 その3 | トップページ | 「プラタパッド」 1993年10月号 創刊号 通巻1号 鳴美 その2 »
« 植物の自然誌「プランタ」 特集:湿原と植物 2003年7月 第88号 研成社 その3 | トップページ | 「プラタパッド」 1993年10月号 創刊号 通巻1号 鳴美 その2 »
コメント