植物の自然誌「プランタ」 特集:湿原と植物 2003年7月 第88号 研成社 その2
表紙 カラー写真
ミジバショウ
口絵 カラー写真
エゾカンゾウ、サワギキョウ、ミズバショウ、トムソニーイ
湿原と植物・湿原の植物 辻井達一 P.4~
執筆者は当時、国際湿地保全連合日本委員会
湿原と植物
湿原は植物で出来ている。・・・まったく土が含まれていないわけ
ではないが、・・・植物の遺体が分解不完全のまま堆積したもの
が大部分である。
・・・湿原というのは厳密には淡水によって涵養される湿地を指す
のだが・・・
・・・湿原(少し広く湿地)は、・・・水面も含まれる・・・
・・・ヨシは丈が高いし、根も広く張るので田の植物を断然、圧倒
する。ヨシの密生した群落の中ではほとんど田の植物が文字通り
出る余地がない。・・・
低位泥炭、底層湿原、中間湿原、高位泥炭、高層湿原の成り立
ち方の説明
湿原の植物
種名を羅列して解説
幌向(ほろむい)湿原の話
・・・食虫植物のあることも特徴的だ。これは貧栄養な条件にもよ
る。・・・
食用になる植物の話
・・・ツルコケモモは北アメリカではクランベリーで・・・クロミノウ
グイスカグラは・・・これはハスカップあるいはハシカップと呼ん
で・・・
湿原の分布と保全 北沢克巳 P.11~
執筆者は当時、環境省生物多様性センター
はるかな尾瀬・・・遠い湿原?
---メモ---
燧ヶ岳=ひうちだけ
自然環境保全基礎調査
自然環境保全法第4条が根拠法である話
湿原の分布
調査としての湿原要件を記述
湿原区分の定義を記述
湿原の変遷
現存植生図の話
・・・湿原の国土全体に占める割合はわずか0.4%弱にすぎな
い。・・・
湿原を変化させる要因
直接的な改変
土地利用による
湿原内外での開発行為の影響
地下水位低下による
オーバーユース
人の立ち入りによる
人間生活との関わりの変化による影響
ヨシなどが利用されなくなったことのよる
侵入生物等による質的変化
シカによる
地球規模の環境変化による影響
温暖化、酸性雨による
湿原を保全するために
公開された調査報告の利用
条約、国内法、ナショナルトラスト
おわりに
生物多様性国家戦略の話など
---
西暦2003年=平成15年
関連書
植物の自然誌「プランタ」 特集:水草 1994年5月 第33号 研成社
植物の自然誌「プランタ」 特集:水辺の植物たち 1999年7月 第64号 研成社
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