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2019年7月

2019年7月27日 (土)

「金魚のかひかた」 吉澤寛夫 猟と漁社 昭和五年 その6

病氣と治療 P.104~
 ・・・病魚の發見には。其の糞に注意することが第一で・・・
 ・・・恢復期になると水苔を食ひ始めて來るので・・・

 粗腐病
  一名を銹病と唱へ・・・

 鰓腐病
  ・・・仔魚に多い病氣で・・・
 糜爛病

 ぬまし ※目次にはない
  ・・・魚體は一面にさながら白き薄絹にて被ふた樣になって・・・

 松皮病
 ふくれ
  ・・・肛門に聚藻の莖を挿入して肛門を開き水を換へて・・・
   ---メモ---
    聚=シュ、シュウ、ジュ、あつ・める
    聚藻=フサモ

 眼病
 白天病
 虱
  ---メモ---
   竹篦=たけへら

 錨蟲

 ・・・金魚が弱って腹を上にして浮き出し・・・背鰭に釣針で釣して魚
 を起して置くと次第に元氣を恢復して來ることがある。・・・

 ・・・金魚の病氣には三七草が妙藥で・・・草の液汁を揉み出し
 て・・・

金魚の輸送 P.111~ 省略

あとがき ※記されていない
 ・・・殊に東京金魚種鯉販賣購買組合長高橋鐵次郎氏、同理事秋
 山吉五郎氏が・・・親たしく閲覽して誤謬を指摘して・・・

 ・・・著者は先代吉五郎翁には二十年來の知遇を得て翁の實驗を
 目撃し、其の該博なる經驗を口述せられて・・・

以上でこの本の紹介は終わりです。

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西暦1930年=昭和5年
関連書
「秋山吉五郎翁」昭和5年

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