「金魚のかひかた」 吉澤寛夫 猟と漁社 昭和五年 その6
病氣と治療 P.104~
・・・病魚の發見には。其の糞に注意することが第一で・・・
・・・恢復期になると水苔を食ひ始めて來るので・・・
粗腐病
一名を銹病と唱へ・・・
鰓腐病
・・・仔魚に多い病氣で・・・
糜爛病
ぬまし ※目次にはない
・・・魚體は一面にさながら白き薄絹にて被ふた樣になって・・・
松皮病
ふくれ
・・・肛門に聚藻の莖を挿入して肛門を開き水を換へて・・・
---メモ---
聚=シュ、シュウ、ジュ、あつ・める
聚藻=フサモ
眼病
白天病
虱
---メモ---
竹篦=たけへら
錨蟲
・・・金魚が弱って腹を上にして浮き出し・・・背鰭に釣針で釣して魚
を起して置くと次第に元氣を恢復して來ることがある。・・・
・・・金魚の病氣には三七草が妙藥で・・・草の液汁を揉み出し
て・・・
金魚の輸送 P.111~ 省略
あとがき ※記されていない
・・・殊に東京金魚種鯉販賣購買組合長高橋鐵次郎氏、同理事秋
山吉五郎氏が・・・親たしく閲覽して誤謬を指摘して・・・
・・・著者は先代吉五郎翁には二十年來の知遇を得て翁の實驗を
目撃し、其の該博なる經驗を口述せられて・・・
以上でこの本の紹介は終わりです。
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西暦1930年=昭和5年
関連書
「秋山吉五郎翁」昭和5年
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