「金魚の飼い方と殖やし方」 福沢魚水 永岡書店 昭和49年 その3
金魚の品種 P.43~
・・・中国から伝来して来た・・・五品種が原型となって、日本ででき
た品種には・・・
ワキン(和金、和錦、ヤマト))
リュウキン(琉金、琉錦)
・・・琉球には金魚が飼育されたという史実がないので・・・
・・・フナ尾のものはオタマまたは「吹き流し」などと呼ばれ・・・
・・・肉瘤がでているもの・・・リュウキンシシガシラと呼び、品種と
はいえません。
ランチュウ
ランチュウ(卵虫、蘭(魚寿))
・・・魚本来の形から見れば奇型もはなはだしいと・・・
・・・小豆さらさという・・・
・・・肉瘤の発達した魚を得るには、頭部の白くない魚を得て・・・
オオサカランチュウ
・・・ランチュウの場合は、幼魚時代角頭といって、眼の前が出
張っているものを残しますが、オオサカランチュウの場合は反
対に口先の細いものを残します。・・・
ナンキン
デメキン(出目金)
アカデメキン
クロデメキン
サンショクデメキン
・・・全透明鱗のものは弱いといわれます。・・・
チョウテンガン(頂天眼)
・・・背びれはなく、ランチュウよりも、この性質は固定していて、
60%以上は・・・
ジキン(地金)
由来の話
・・・クジャク尾と呼びます。・・・出現率40%内外です。・・・
トサキン(土佐金)
尾ひれの出現率は30%内外です。・・・
テツオナガ(鉄尾長)
オランダシシガシラ
・・・松井佳一博士の研究によれば、リュウキンシシガシラの淘汰
ということが一番説明しやすく・・・
ワトウナイ(和唐内)
交配、命名の話
シュウキン(秋金)
交配、命名の話
ツガルニシキ(津軽錦)
命名の話など
キンランシ(金襴子)
作出の話
シュブンキン(朱文金)
作出の話
キャリコ
命名、交配の話
アズマニシキ
交配、命名の話
ヒロニシキ(弘錦)
交配の話
ヤマガタキンギョ(山形金魚)
テツギョ(鉄魚)
産出地の仮説の話
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西暦1974年=昭和49年
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