「高級金魚の飼育と観賞」 フィッシュマガジン編 緑書房 昭和45年 その3
金魚の種類 熊谷孝良 P.59~
はじめに ※目次にはない
種と品種の話
品種の成立
・・・日本人は金魚に美しさ、愛らしさを求めて改良して来た。中国
人は、それに加えて、珍稀性をも固定して来ている。・・・
一、日本の金魚
以下の品種について解説。気になった点だけ記しておきます。
1、緋鮒(金(魚壽)チンチイ)
2、鉄魚
3、和金
4、琉金
ベールテールとリボンテールの差違を説明
鉄尾長、銀魚の話
5、朱文金
6、出目金
・・・劣性の突然変異として・・・
7、キャリコ
作出、命名の話
・・・中国でも別に作出されたらしく、五彩文魚として、日本に最
近はいって来ているが、・・・
8、オランダシシガシラ
・・・東洋産の金魚に、オランダシシガシラなどという名をつけて
しまったのは、日本人の失敗である。・・・
9、頂天眼
・・・左右が同じように上がってくるのは、一腹のうちで30%をで
ればよいほうである。・・・
10、コメット
11、山形金魚(サバオ、庄内)
・・・低温に対する抵抗力が強く・・・
12、ジキン、クジャク
口ベニ、両奴などの話
13、土佐金
14、ナンキン
・・・中国金魚の鼻房とランチュウの交雑から多数得られたが、
細かい点は異なるのであろう。・・・
15、ランチュウ
16、東錦
作出、命名の話
17、江戸錦
18、マルコ
19、鉄尾長
20、オオサカランチュウ
21、和唐内
・・・学問的には興味があっても、品種として特別に作られたり、
売られたりしていることはないようである。・・・
22、シュウキン(秋錦)
作出と命名の話
23、ツガルニシキ(青・弘前)、ヒロニシキ(弘前)
・・・ヒロニシキは、さらに、ランチュウに交配して、背の欠除性
と、肉瘤の隆起をよくしたものである。・・・
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西暦1970年=昭和45年
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