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2017年9月

2017年9月27日 (水)

「よくわかる 金魚の飼い方」 望月知行 有紀書房 昭和45年 その3

第二章 はじめて飼う人への知識 P.61~
 金魚たちの生活 ※省略
 金魚の泳ぎ方 ※省略
  ワキンの泳ぎ方
  ランチュウの泳ぎ方
  泳ぎ方の性質 

金魚の食生活
  餌の種類
   ペットミール、エンゼル、乾燥ミジンコ、ビタシュリンプの写真
   と価格を掲載

  囲み記事 相談室 エサの与え方 

金魚と植物のつながり ※省略
  以下の種の説明。
  ミリオフィラム
  カボンバ
  アナカリス
  ホテイソウ
  池に繁殖するもの
   スイレン
   トチカガミ
   コウホネ
   オモダカ
   クワイ

 金魚の害虫 ※省略
  以下の種の解説。
  ミズスマシ
  ゲンゴロウ
  タガメ
  コオイムシ
  タイコウチ
  ミズカマキリ
  マツモムシ
  トンボの幼虫 

金魚の体温と水温 ※省略
  体温
   冷血動物
   金魚に適した温度

  囲み記事 相談室 飼う種類と店、コツ 

金魚の感覚器のはたらき ※省略
  聴覚
  側線鱗
  嗅覚と味覚
   嗅覚のはたらき
   味覚のはたらき
  視覚

  囲み記事 相談室 簡単な池 

金魚の生殖と成長
  産卵期
   適水温などを記述

  産卵
   成熟齢などを記述

  発生
  成長

---
西暦1970年=昭和45年

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2017年9月23日 (土)

「よくわかる 金魚の飼い方」 望月知行 有紀書房 昭和45年 その2

カバー
 母子がプラスチック水槽内の金魚を見ている白黒写真

この本の読者に
  ・・・金魚を飼うのはやさしくてむずかしいことです。・・・金魚を飼
 うということは、金魚の好きなくらしをさせて・・・。

  ・・・何にもまさる楽しさとなります。その楽しさを知ってもらうため
 に、私はこの本を書きました。・・・
       著者

第一章 金魚の祖先と仲間たち P.19~
 金魚には長い歴史がある
  金魚の祖先はフナ
   ・・・フナを原型として作られました。「作られた」というのは、そ
   こに「人間の意思」が加わったからです。・・・

  金魚の渡来と飼育の流行
   ・・・金魚のことを「金鱗漁」と表現されています。・・・

   囲み記事
    中国産の金魚で現在輸入されている種類にはどんなものが
    あるでしょうか。

 金魚の種類と特徴
  以下各品種の解説。気になったことを書いておきます。
  ワキン(和金または和錦)
  リュウキン(琉金)
   マメキンの作り方など

  トサキン(土佐金)
  コメット
  ランチュウ(丸子・蘭虫)
   肉瘤の場所とその名称

  オオサカランチュウ
  オランダシシガシラ
  ハナフサ(花房)

  デメキン(出目金)
   ・・・リュウキンに類似していますが、背びれの位置が異なって
   います。

   ・・・どういうわけか常に単独行動をとります。・・・

  チョウテンガン(頂天眼)
  シュブンキン(朱文金)
   ・・・交配による確率は六十パーセントといわれ・・・

  キャリコ
   ・・・アメリカ人のフランクリン・パッカードという人が名付け
   親です。・・・

  アズマニシキ(東錦)
  ジキン(地金)

  飼育されていないもの
   ワトウナイ(和唐内)
   キンランシ(金蘭子)
    ・・・以前は、ランチュウとチョウテンガンを交配し・・・

   シュウキン(秋錦)

 金魚の体の外部
  ひれ
   背びれ
   胸びれ
   腹びれ
   しりびれ
   尾びれ
  ウロコ
   ・・・光彩層があるものをウロコというのです。なかでも、光彩
   層を持たないウロコがあります。・・・「透明鱗」・・・がそれで
   す。・・・

   ・・・透明鱗と普通のウロコとが混ぜあわさっているものを、
   ザイク透明鱗
というのです。・・・

  眼の形
  頭部
   ・・・頭部だけはウロコがありません・・・

  体色

  囲み記事 相談室 水槽の規格と価格を掲載
   ガラス製丸型、ガラス製角型、スチロール製丸型、塩化ビニ
   ール製角型、プラスチック製、ステンレス枠ガラス製

 金魚の内部 ※省略
  えら
  うきぶくろ
  消火器・泌尿器
  生殖器

 囲み記事 相談室 
  金魚が死んでしまう

---
西暦1970年=昭和45年

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2017年9月20日 (水)

「よくわかる 金魚の飼い方」 望月知行 有紀書房 昭和45年

「よくわかる 金魚の飼い方」 望月知行 有紀書房 昭和45年5月30日 四六判 P.201 定価420円

 著者は金魚界ではこの本でしか名前が出てきません。「ランチュウの飼育法」を章立てしているのと、出版社が無名ではないので経験、実績はあると考えられます。

 有紀書房からはこの他に、太田邦男氏や梶純夫氏が金魚の本を著しています。

 内容は中学生ぐらいからの読者を意識した作りになっているように思います。文章も上手で、漢字を押さえていて非常に読みやすいです。

 イラストも精緻ではありませんが、出来は良いと思います。白黒写真、イラストは適度に配置されています。

 また、目次だけで15ページを使うほど細かく表示していて、索引も兼ねているかのようです。

 この本は出版年も浅く、手元の本が8版発行であるように古書界では普通に出ます。札幌市の古書店からの入手しました。

【構成】
カバー
遊紙

この本の読者に
目次
 この本の読者に
 第一章 金魚の祖先と仲間たち
  金魚には長い歴史がある
   金魚の祖先はフナ
   金魚の渡来と飼育の流行
  金魚の種類と特徴
   ワキン(和金)
   リュウキン(琉金)
   トサキン(土佐金)
   コメット
   ランチュウ(丸子・蘭虫)
   オオサカランチュウ
   オランダシシガシラ
   ハナフサ(花房)
   デメキン(出目金)
   チョウテンガン(頂天眼)
   シュブンキン(朱文金)
   キャリコ
   アズマニシキ(東錦)
   ジキン(地金)
   飼育されていないもの
    ワトウナイ(和唐内)
    キンランシ(金蘭子)
    シュウキン(秋錦)

  金魚の体の外部
   ひれ
    背びれ
    胸びれ
    腹びれ
    しりびれ
    尾びれ
   ウロコ
   眼の形
   頭部
   体色

  金魚の内部
   えら
   うきぶくろ
   消火器・泌尿器
   生殖器 

第二章 はじめて飼う人への知識
  金魚たちの生活
  金魚の泳ぎ方
   ワキンの泳ぎ方
   ランチュウの泳ぎ方
   泳ぎ方の性質

  金魚の食生活
   餌の種類

  金魚と植物のつながり
   ミリオフィラム
   カボンバ
   アナカリス
   ホテイソウ
   池に繁殖するもの
    スイレン
    トチカガミ
    コウホネ
    オモダカ
    クワイ

  金魚の害虫
   ミズスマシ
   ゲンゴロウ
   タガメ
   コオイムシ
   タイコウチ
   ミズカマキリ
   マツモムシ
   トンボの幼虫

  金魚の体温と水温
   体温
    冷血動物
    金魚に適した温度

  金魚の感覚器のはたらき
   聴覚
   側線鱗
   嗅覚と味覚
    嗅覚のはたらき
    味覚のはたらき
   視覚

  金魚の生殖と成長
   産卵期
   産卵
   発生
   成長 

第三章 金魚を飼育するコツ
  よい金魚を選ぶこと
   健康な金魚の条件
   色について
   金魚の理想的な形
   特に注意すること

  金魚を飼う容器
   観賞用水そう
    総ガラス製
    アングル製
    理想的な観賞用水そう
   飼育用の水そう
    樽・桶類の利用
    ポリバケツ

  容器の大きさと飼育尾数
   水そうで飼育の場合
   池に棲まわせる場合

  水質と金魚への影響
   硬水と軟水
   酸性とアルカリ性

  水中の酸素
   酸素の欠乏
    水温が高すぎる場合
    水面が汚れている場合
    水が白く濁った場合
    金魚の数が多すぎる場合

   酸素の欠乏と飼料

  気温と水温の調節
   水そうで飼育する場合
    夏の管理
    冬の管理

   池で飼育する場合
    夏の管理
    冬の管理

  水中植物と採光
   水そうで飼育する場合
   池で飼育する場合

  毎日の水そう管理
   水温
   水が白く濁ったとき
   水替えについて
   水が緑色になったとき
   餌を与えるとき
   ショックを与えない

  季節による水そう管理
   冬の場合
   春の場合
   夏の場合
   秋の場合

  金魚にも栄養が必要
   炭水化物
   脂肪
   タンパク質
   ビタミン

  天然餌料の種類
   ミジンコ
   イトミミズ
   アカボウフラ
   貝の肉

  植物性餌料の種類
   植物プランクトン
   その他の植物性餌料

  人工混合餌料
  餌料を与えるときの注意
   温度
   餌の量
   与える時間 

第四章 ランチュウの飼育法
  もっとも豪華な金魚
   特徴

  ランチュウを選ぶとき
   理想的な体の形
   頭の形
   背の形
    腰高
    一文字
    登り腰
    背瘤
    鋸腰
    帆柱

   腹の形
    前孕み
    釣腹
    片孕み

   尾柄
    筒のび
    筒しゃくれ
    筒つまり

   尾の形
    立ちすぎ
    尾心太
    山型
    しゃくれ
    差し込み

   体色
    珍重されるもの
    上品とされるもの
    中位のもの
    下品とされるもの

  飼育上の注意
   飼育尾数
   給餌法
    餌料を与える時間
    餌の量
   水替え
   夏の注意点
   冬の注意点

  観賞と品評会について 

第五章 金魚の病気とその対策
  病気の予防と早期発見
   日常の水そう管理
    酸素をじゅうぶんに
    運動できる広さを
    水温は必ず一定に
    餌料は生餌を中心に
    取り扱いはていねいに

   病気の早期発見
    行動を観察する
    体の各部の異常をしらべる

  動物の寄生による病気
   チョウ
   イカリムシ
   白点病

  植物の寄生による病気
   ワタカビ病
   マツカサ病

  消火器系の病気
   腸炎
   便秘
   消化不良

  その他の病気
   心臓病
   気温病
   感冒病
   尾腐れ病
   鯉お腐れ病
   白雲病
   サイクロキータ病
   うくぶくろの異常 

第六章 金魚の上手な殖やし方
  増殖をするまえの準備
   産卵の用意
   種類を手に入れる

  親魚の上手な選び方
  産卵の準備をする
   産卵野時期
   餌のこと
   オス・メスを離別
   産卵池の準備
    池の消毒
    魚巣の作り方
   稚魚のための餌

   むずかしい採卵
    採卵の方法
    産卵がはじまる
     第一回目の産卵
     第二回目の産卵

   ふ化池の準備
    ふ化をはじめたら
     ふ化と水温
     ふ化後最初の餌

   稚魚を育てる
    選別は発育をたすける
     選別に使う道具
     ぽつぽつ体色がみられる

    稚魚の成長度

奥付

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西暦1970年=昭和45年

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2017年9月 9日 (土)

「淡水」 創刊號 日本淡水漁業聯合會 昭和13年 その5

繊維工業と淡水漁業者との摩擦相剋 湖南樓主人 P.34~
 緒言
  化学繊維会社と漁民の実情
  ---メモ---
   辜=コ、ク、つみ。無辜=ムコ、何の罪もないこと。

 (一)繊維工産品と水産物との比較
   ・・・昭和┼二年四月一日現在漁業者専業八百三十八世帶、
  副業一萬四千百七十六世帯・・・

  東洋紡、東洋レーヨン、旭ベンベルグと漁業者の人員、生産額
  や納税額の比較の話

 (二)工場排水に依る被害之に對する調査と運動
  使用水量、排水量、蜆の漁獲量などの話

  ---メモ---
   囂=キョウ、ゴウ、かまびすしい。喧しい
                 喧々囂々(けんけんごうごう)
   晝=チュウ、ひる

 (三)淡水漁民の團結と其の生活の擁護
  ---メモ---
   擔=タン、かつぐ、になう。負担=負擔

小鮎添乘の記 満州撫順行 米原驛貨物主任 P.41~
 滋賀→下関→釜山→平壌→撫順での時間、氷手配、斃死数、
 経費などの話

 ---メモ---
  盡=ジン、シン、つくす、つきる
  畚=ホン、もっこ、ふご
  秡=ハツ、バチ。清秡=せいばつ、きよはらい。きよめのおはらい。
  扨=さて、さす。

泉田川鮭鱒蕃殖組合史 P.48~ ※繁殖
 執筆者は福島県双葉郡幾世橋村
                 泉田川鮭鱒繁殖組合長 馬場房時
 イラスト地図を掲載
  ---メモ---
   濫=ラン、みだれる。
   觴=ショウ、さかずき。
   濫觴=らんしょう。物事の起こり。始まり。起源。
      大河も源は觴 (さかずき) を濫 (うか) べるほどの細流に
      すぎない

鮎の池中飼育法 P.53~
 用水
 位置の選定
 水深
 池の構造
  ---メモ---
   篏=カン、ケン、はさむ、くびかせ。
      嵌入=かんにゅう。はさみこむ

 種苗用小鮎の購入
  ・・・價格は小鮎の体重十一貫匁を一萬尾とし、百┼圓で運賃
  は實費・・・

 放養數
 餌料
 給餌の分量
 飼育中注意
 取揚げ販賣
 短期飼育例
 長期飼育例

編輯後記 藤田正 P.60
 多年の我が淡水界の要望であった本誌がこゝに目出度く創刊
 を見て・・・。

規約
 日本淡水漁業聯合會々則
  第壹章 總則
   第一條~第四條

  第貳章 會員
   第五條~第十二條

  第參章 會長及顧問
   第十三條~十四條

  第四章 役員
   第十五條~第十九條

  第五章 會議
   第二十條~第二十八條

  第六章 會計
   第二十九條~第三十一條

以上でこの雑誌の紹介は終わりです。

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西暦1938年=昭和13年

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2017年9月 6日 (水)

「淡水」 創刊號 日本淡水漁業聯合會 昭和13年 その4

内陸湖沼の深さと漁獲量との關係 吉村 信吉 P.21~
 執筆者は湖沼学者

  ・・・營養鹽類の含有量は日本の湖では深さと反比例し淺けれ
 ば淺い程營養鹽類が豊富である。・・・從って深さと漁獲量とも亦
 反比例し、深い湖程漁獲量が少ない。・・・

 ・・・ある深さ以下になると反って漁獲量は少なくなる。・・・

  ・・・溶解性營養物質の少い為ではなく、必然的に淺い沼の底を
 被ふ水草がそれを吸収し、・・・

 水草の害の話

 水深と漁獲量の図を掲載
 日本淡水湖の深さと漁獲量表を掲載

 ---メモ---
  等閑=とうかん。ものごとをいい加減に見過ごすこと。なおざり。
  搖=ヨウ、ゆれる、ゆる。

河川に於ける漁業共同組合活動の二例 藤田四郎
 一、保證責任和良川漁業協同組合
  1 魚族の蕃殖保護施設
  2 魚類増殖の施設
   a 鰄の人工孵化
   b 小鮎の放流
   c 鱒類養殖並に放流
    ・・・アマゴは蕃殖率低く・・・

  3 共同出荷販賣事業
   a 鮎
    ・・・從來の中間商人に利益の大部分を占められる實情に
    鑑み・・・

   b 鱒

 二、馬瀬川下流漁業協同組合

カムルチーの撲滅に就て 滋賀縣水産試驗場 P.30~
 カムルチーとはどんな魚か
  ・・・内地では朝鮮鱒、朝鮮鯰と云はれてゐます。・・・

 カムルチーはどんな所でどんな生活をして居るか
  ・・・滋賀縣下に移されたのは昭和八年ごろですが、・・・
  ・・・二ケ年で(一尺一、二寸)位になって親となります。・・・

  ---メモ---
   西比利亜=シベリア
 カムルチーはどんな害を與へるか
  兵庫縣明石郡の例を紹介

 カムルチー撲滅に就て皆様にお願ひ
   ・・・此の魚を捕る方法として・・・活きた鰌の背鰭の下を鈎にさ
  し、太い糸をつけて・・・

 取締規則(滋賀縣令)實施さる
   昭和十二年十一月六日・・・タイワンドゼウ(カムルチー、カモ
  チー、ライヒー、ライギョ等とも稱す)並に其の卵は之れを移植
  又は所持し若は販賣することを得ざることゝなり、・・・

  ---メモ---
   仍=ジョウ、ニョウ、よる、しきりに

---
西暦1938年=昭和13年

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2017年9月 3日 (日)

「淡水」 創刊號 日本淡水漁業聯合會 昭和13年 その3

淡水漁業の意義 農林省水産局 大田知度 P.8~
 耕作面積について実態と標準を数値で説明

  ・・・古來我國の農山漁村では入會林野や河川湖沼は農民生活
 に缺ぐべからざる補充財であったのだが社會事情の變化に伴って
 之等河川湖沼其の他入會地に於ける入會權は漸次實質的に消
 滅せむ
とする運命を・・・

設立趣旨の貫徹を望む 滋賀縣水産試驗場長 青木三雄 P.10
 既存の会の問題点

  ・・・弱少の漁業者程その要求の熱烈なるものが有りますから、
 本會こそは、堅い結束を固め、十分魂を打ち込んだ會として一
 日も早 く、業界多年の諸懸案に向って、一致團結解決に邁進
 し・・・

 ---メモ---
  齊=ひとしい
  俟=シ、ジ、まつ
  聊=リョウ、いささか

創刊號に寄せて 高橋彦作
 びわ湖、その周辺の話
 ---メモ---
  指呼=しこ。近い

淡水漁業の問題 蜷川虎三 P.12~
  産業全體から見ると・・・輕く視れててゐる漁業の中でも淡水漁
 業となると殆ど問題にされない・・・

 淡水漁業のメリット
  河川湖沼に富んでいる
  増殖が可能
  出荷も楽

  ・・・淡水漁業に於ては漁場は狭く漁勞は容易で根こそぎ捕る
 とも必ずしも困難ではなく・・・

 ・・・漁業者が殖やしながら捕るという觀念をしっかり持つこと・・・

 ---メモ---
  抛=ホウ、ヒョウ、なげうつ
  抛棄=放棄
  鰮=いわし
  寶庫=宝庫
  無盡=むじん。盡=ジン、シン、つくす

日本産淡水魚類の系統及び分布と産業との關係に就て
                理學博士 岡田彌一郎 P.17~

 汽水魚、海水魚の淡水への馴化と利用の話

  ・・・新なる魚族を移植し・・・悪い影響を及ぼしてゐる事を・・・
 吾々は先づ此等の移植を行ふ場合に必ず豫めその準備調
 査
としてその地方の生物の自然分布状態を十分行って・・・

  ・・・一二の研究者が餘暇をかりて調査しても・・・何十年の後
 になる・・・故に水産當局者は全國的に統制をとって・・・

 ---メモ---
  嘗=ショウ、ジョウ、なめる、かつて

---
西暦1938年=昭和13年

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