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2017年5月20日 (土)

「faura」 ファウラ 2006 SUMMER No.12 特集「ニホンザリガニ」 2006年 その3

ニホンザリガニはどのように進化したのか? P.26~
                              文:斉藤和範
 -プレートテクトニクス理論によるザリガニ類進化の推定-

 以下について、石炭紀、ペルム紀、トリアス紀、ジュラ紀、白亜紀
 の各図により解説
  大陸大変動と広大な汽水域の形成
  海から陸へ
  ミナミザリガニ上科の適用放散
   ・・・現在、アフリカ大陸、南極大陸、インド亜大陸にはザリガ
   ニ類は生息していない。

  ザリガニ上科の分散
  北米への分散とアメリカザリガニ科の進化
  アジアザリガニ属の進化とニホンザリガニ

 コラム
  ニホンザリガニの親戚たち アジアザリガニ属
   以下の解説とゾーニング分布図
   マンシュウザリガニ Cambaroides dauricus
   シュレンクザリガニ C.schrenckii
   チョウセンザリガニ C.simillis

  ニホンザリガニはアメリカザリガニ科?
   -日本の研究者が疑問を呈する-
    繁殖期の雄の第一歩脚の変化、稚魚の独立時期、DNA
    から異論を展開

北海道の水辺環境は今・・・ P.28~
                文:斉藤和範 写真:林直光
 -ニホンザリガニが激減した理由-

 とても身近な生物だった
  アイヌ語のタピシツンペコルペ、ホロカレイエップ、
  テクンペコルカムイの意味を記述

 生息環境の喪失
  針葉樹植林の害などの話

 追い打ちをかける外来種
  ウチダザリガニとザリガニペストの話

 掻いた開拓期の開墾による森林伐採
  明治期の伐採手法からの話

 自然に対する畏敬の念

 コラム
  滝壺のザリガニ進化論
   下流への不拡散の話

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関連書
「淡水産のエビとカニ」 鈴木廣志 佐藤正典 西日本新聞社 平成6年

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