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2016年11月19日 (土)

「熱帯魚の栞」 西日本熱帯魚愛好会誌 昭和40年代

「熱帯魚の栞」 西日本熱帯魚愛好会 B5判 P.8

  発行年は不明ですが、おそらく昭和40年代と思われます。古いフィッシュマガジンあたりに記事が出ていそうなので、その折に確認してみます。

  当時は熱帯魚飼育の情報源としては飼育書や熱帯魚誌もフィッシュマガジン程度であったため、各地に情報交換の場として愛好会が作られていました。

 松坂実氏も江東熱帯魚愛好会の会長として珍しいキャットフィッシュなどを飼育していました。

  会則によると西日本熱帯魚愛好会は「事務所は市立下関水族館内に置く」と記載されており、かなり活発に活動していたと考えられます。

  作りは愛好会の会誌らしく、B4判2枚を折って、綴じてはいません。会誌なのですが下関市内の病院や企業の広告が多く掲載され、会費以外の収入を含め運営されていたことが判ります。

 この資料は広島県大竹市からの入手です。

 表紙にはエンゼルフィッシュの写真が使われていますが、表紙中ほどから本文が始っています。

  「熱帯魚の飼い方については前回の栞で述べましたので・・・」

---ここから本文---

この号は種の説明とのことで
◎カラシン科(第四回日本熱帯魚展示品評会課題魚)
 ・・・一般的に最も多く飼われ・・・

 カラシン科の主な魚
  1.大型のもの(全長7cm以上)
   5種名を記載

  2.ハチェットと名のつくもの
   3種名を記載

  3.テトラと名のつくもの
   9種名を記載
   ドーンテトラという種名も書かれていますが、なんでしょうか。
   ラスボラテトラはプルッカーとのこと

  4.フィンと名のつくもの
   3種名を記載

  5.その他
   7種名を記載

◎シクリッド科
 この科の魚は大型になるものが多く・・・

 シクリッド科の主な魚
  1.飼育し安いもの ※誤字
   7種名を記載

  2.性質凶暴で飼育し難いもの
   4種名を記載

  3.食用となるもの
   1種名を記載

---メモ---
昭和40年代=1965~

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