「甲斐の魚」 寺田重雄 山梨県水産研究会 昭和30年 その2
カバー
抽象的なカット
表紙 辻葦夫
カット 堀内孝恵、若菜寿夫
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振出し P.2~
ここでは今の山梨県で見られる魚類の由来についての話
・・・いつ頃から、それぞれ棲みつくようになったのか。・・・
コイ
甲斐国誌、宮坂文書からの見解を記述
・・・上諏訪の宮坂伊三郎が・・・河口村の中村備後、倉沢新之
亟の求めに応じて・・・
富士五湖への放流記録を記述
---メモ---
盡=ジン、シン、つくす、つきる
亟=キ、キョク、すみやか
スッポン
「甲斐国誌」と「裏見寒話」からの移入年代の話
・・・享保十年頃、勤子島田五佐衛門、・・・
大きさの記録の話
---メモ---
穏池
ウナギ
「残間風土記」、「甲斐国誌」、「裏見寒話」からの由来の話
富士五湖への移植の記録を掲載
生息場所による味の話
八木清一氏による養鰻の話
---メモ---
婪=ラン、むさぼる。
ヒガイ
・・・当時の漁場の性格をどんな風に育て上げていったらいゝか、
まだ掴んでいなかった時代で、放流さえすれば、どんな魚族でも
よかったのかもしれない。・・・
移植年を記述
---メモ---
俟=シ、ジ、まつ
源五郎ブナ
移植年代を記述
ワカサギ
・・・雨宮育作博士が富士五湖に、ワカサギの増殖を図ろうと初
の試みとして、霞ヶ浦から・・・
山中湖と河口湖の対応の違いと博士の後日談
移植年を記述
エビ
ヌカエビ(いささえび)のこと
移植年を記述
マス
ベニマス(紅鱒)
西湖では・・・孵化場をつくり・・・十和田湖の和井内孵化場の
ベニマス・・・
移植年、卵の産地などを記述
ニジマス
農水省の肝いりで・・・
移植年を記述
河マス
移植年を記述
アユ
河口湖、山中湖、西湖、本栖湖、精進湖それぞれの成功失敗を
記述
天然アユの長い歴史を貪りつづけてきた河川にとって、電源開発
は致命傷であった・・・
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昭和30年=1955
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