「甲斐の魚」 寺田重雄 山梨県水産研究会 昭和30年 その4
オカメと大黑ブナ P.83~
西湖に、オカメと呼んでいるフナがいる。・・・
マブナ、源五郎ブナとの相違の話
メダカ P.89~
・・・方言でウキスと呼んだりしている。・・・
食用の話
・・・獲るのも冬なら、食べるのも冬だけに限っていた。・・・
昭和15年頃の緋メダカの値段を記述
アユ覚書 P.93~
坂田日記抄からの話
・・・長良川ではアユに鵜の歯型があると、珍重され、有利に取引
された・・・。本県ではその逆であった。・・・古書は、そこから「魚の
油が抜ける」からだと・・・
漁法の話
筌
梁 桂川最後の梁漁の状況
旋網(巻網) 山梨で初めての石原勇次郎氏のこと
友釣りの由来の話
ふじおろし P.104~
釣師の服装の話
鵜飼の話
冠りものは・・・円錐形の「ふじおろし」・・・
山椒魚 P.108~
方言掲載
魚の漢字 P.110~
山梨県の淡水魚名の漢字を記述
山中湖の魚族 P.113~
当時の獲れる魚種名を10種記述
古い時代からいた魚名を4種記述
大正十二年九月の大地震による淡水魚の被害の話
移植種の放流年を記載
・・・新しい魚種が、相次いでなだれ込んでくると・・・打撃を一番受
けたのは、アブラハヤである・・・
山中湖の漁法 P.117~
網の統数を記載
羽田彦左衛門が導入した漁法の解説
---メモ---
擅=ほしいまま、セン、ゼン
友釣り P.130~
山梨県での始まりの話
鵜遣いだち P.142~
明治以前からの鵜飼の話
諏訪湖での話
明治以降の地域別の話
波高島
江戸時代の話
四日市場
植村一家の話
---メモ---
頌=ジュ、ショウ、ほめる、たたえる。
頌徳碑=徳をたたえること。
信玄堤
峡中鵜飼漁業組合の話
---メモ---
叺=かます。わらむしろの袋。
上野原
鉄道開通の影響の話
鵜飼川 P.175~
鵜飼の歴史の話
あとがき P.189~
以上でこの本の紹介は終わりです。
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昭和30年=1955
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