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2016年10月10日 (月)

「甲斐の魚」 寺田重雄 山梨県水産研究会 昭和30年 その4

オカメと大黑ブナ P.83~
 西湖に、オカメと呼んでいるフナがいる。・・・
 マブナ、源五郎ブナとの相違の話

メダカ P.89~
 ・・・方言でウキスと呼んだりしている。・・・
 食用の話
  ・・・獲るのも冬なら、食べるのも冬だけに限っていた。・・・
 昭和15年頃の緋メダカの値段を記述

アユ覚書 P.93~
 坂田日記抄からの話
 ・・・長良川ではアユに鵜の歯型があると、珍重され、有利に取引
 された・・・。本県ではその逆であった。・・・古書は、そこから「魚の
 油が抜ける」からだと・・・
 漁法の話
  筌
  梁 桂川最後の梁漁の状況
  旋網(巻網) 山梨で初めての石原勇次郎氏のこと
  友釣りの由来の話

ふじおろし P.104~
 釣師の服装の話
 鵜飼の話
  冠りものは・・・円錐形の「ふじおろし」・・・

山椒魚 P.108~
 方言掲載

魚の漢字 P.110~
 山梨県の淡水魚名の漢字を記述

山中湖の魚族 P.113~
 当時の獲れる魚種名を10種記述
 古い時代からいた魚名を4種記述
 大正十二年九月の大地震による淡水魚の被害の話
 移植種の放流年を記載
 ・・・新しい魚種が、相次いでなだれ込んでくると・・・打撃を一番受
 けたのは、アブラハヤである・・・

山中湖の漁法 P.117~
 網の統数を記載
 羽田彦左衛門が導入した漁法の解説
 ---メモ---
  擅=ほしいまま、セン、ゼン

友釣り P.130~
 山梨県での始まりの話

鵜遣いだち P.142~
 明治以前からの鵜飼の話
 諏訪湖での話
 明治以降の地域別の話
  波高島
   江戸時代の話

  四日市場
   植村一家の話
   ---メモ---
    頌=ジュ、ショウ、ほめる、たたえる。
    頌徳碑=徳をたたえること。

  信玄堤
   峡中鵜飼漁業組合の話
   ---メモ---
    叺=かます。わらむしろの袋。

  上野原
   鉄道開通の影響の話

鵜飼川 P.175~
 鵜飼の歴史の話

あとがき P.189~

以上でこの本の紹介は終わりです。

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昭和30年=1955

地域で発刊された淡水魚の本

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