「名護市の淡水魚類」 幸地良仁 名護市教育委員会 平成11年 その5
iv 考察 P.74~
1.魚類相の変動
・・・激変したのは1972年の本土復帰と1975年の海洋博覧会の
頃である。・・・
(1)川の荒廃
赤土流出の話
リュウキュウアユの孵化と塩分濃度の関係
リュウキュウアユの仔魚生存率と赤土汚濁の関係
畜舎排水について
農薬、ダム、取水ポンプ、土地改良事業などの話
(2)魚類相変動の具体例
・・・現在、**川や**川などに生息しているリュウキュウ
アユは、1992年以降に放流された奄美大島産のものである。
1975年度と1997年度のメダカの分布図を掲載
11水系が2水系へ
タイワンキンギョは2地点
ドジョウは1ケ所
(3)川の生きものの未来
「源河川にアユを呼び戻す会」、「幸地川を蘇生する会」、
「94国際水辺環境フォーラムin名護」の活動
自然河川工法などの話
(4)川魚の立場から見た名護市史
・・・魚の立場から『古き良き時代(~1944)→受難の時代
(1945~1985)→復活の時代(1986~現在)』・・・
2.羽地ダム建設の影響(予測)と保全対策問題 P.82~
(1)魚類の生活様式とダム建設の影響
純淡水魚、河川陸封魚、両側回遊魚、降下回遊魚、周辺
淡水魚のそれぞれの影響を解説、一覧表を掲載。
・・・ダム建設によって増える種もあるが、生活が困難にな
り減少する種も多い。・・・
魚のカラー写真掲載
(2)漢那ダムにおける保全対策の問題点
・・・沖縄のダムの中で初めて魚道が建設され注目されてい
る。・・・
1)魚道の構造と機能 ※本文は丸数字です
構造説明、イラスト有
問題点の2つ解説
遡上個体数と流下個体数の話
遡河習性、走流性の問題
2)魚道と河川維持用水排水口の位置
魚道と反対岸にあるための問題
3)仔魚の流化対策
魚道の構造上の問題
リュウキュウアユとボウズハゼ仔魚の塩分濃度耐性の表
を掲載
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