「實驗圖解 金魚の飼養」 前田閑亭 博文館 明治39年 その4
第参章 種類 ~P.34
日本の種類
蘭鋳、流金(※琉金)、和金、支那金又は和蘭金魚、
和藤内(※和唐内)の話
支那の種類
六種に分けている、以下の種を説明
第一種 蘭鋳
第二種 龍眼
第三種 懶魚(だぎょ)
第四種 飛躍魚
第五種 嬌魚
第六種 字魚
---メモ---
懶=ラン、ライ、おこた、ものう。面倒がること
人為淘汰
・・・生物通有の變遷力に依りてのみ變化したるものに非らず
畢竟吾人々類が多年撰精配合の飼育に由て其の形質を變ぜ
しめたるものとす・・・
・・・所謂生物は父祖の形質を其子孫に遺傳すとの原則に
より・・・
---メモ---
扨=さて
第四章 飼育法總論 ※総論 ~P.44
飼育法の目的
目的
大魚作
小魚作
新舊飼育法
盆栽を例にとり新旧を解説
・・・百姓流の荒仕事と植木屋流の仕事器用なるとの差ある
が如し・・・
---メモ---
舊=キュウ、グ、ふるい、もと=旧
寒季の飼育
給餌、冬囲、水換えの話
暑季の飼育
餌飼方
冬餌の話
飼育上の注意
悪水、伝水、異種類飼育の話
色模様を鮮美にする法
※ほとんど知られていない方法を紹介しています。
---メモ---
鬻=ひさぐ、かゆ、イク、シュウ=粥。売る、あきなう。
---メモ---
明治39年=1906年
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