「佐潟の自然」 副題 オニバス保護を中心として 新潟市教育委員会 1982年 その3
2 佐潟の植物
1 植生の概要
(1)潟別の概況
以下の3つの潟について植物名を使い特徴を解説
a上佐潟
b佐潟
c御手洗潟
(2)植生
a季節の変化
春夏秋冬を植物名で解説
---メモ---
箭型=矢型
b植生
水田雑草群落の表を掲載
i 上佐潟
ii 佐潟
iii 御手洗潟
(3)注目すべき植物
以下の種についての略述、標本やフィールドの写真掲載
aハンゲショウ(カタシログサ)
佐潟では貴重な存在
bサデクサ
佐潟内では局所的
cワスレナグサ
欧州原産の園芸植物
dヒメイズイ
松林の林床に生える
eデンジソウ
佐潟では絶滅は時間の問題
2 オニバス
オオオニバスとの直径比較 ※意外な結果です。
(1)植物についての解説
a名前
学名 Euryale ferox
別名 ミジブキ、イバラバス、イバラブキ、ゲトウ、
ジゴクノカマノフタ
県内方言 ドンバス、ドバス
この他中国名、英名の解説
b形態
発芽から円形になるまでの葉数
成長過程の解説
個体計測の表を掲載
葉数、葉柄長、長径、花数、花梗長、果実熟度
---メモ---
漿果=肉が多く水分に富んだ果実
梗=コウ、キョウ、やまに、ふさぐ
花梗=花柄(かへい)
(2)分布
1974年時点の国内分布図を掲載
(3)県内の分布
a**市**潟
本年は1株生存
b新潟市佐潟
1977年と1981年の分布図を掲載
c**郡**町**湖
良好
d**郡**町**池
消滅
e**郡**村**池
29株生育
(4)近似種
オオオニバス Victoria regia の話
(5)利用
日本と中国での利用法の話
(6)他県の生育状況
岡山市百間川を引き合いにし説明
(7)環境条件と生育の推移
月別の状況、アオミドロとの関係から解説
(8)オニバスの保護(まとめにかえて)
大滝末男氏の環境と保護対策からの6項目に対する佐潟
での相違を記述
参考文献 15点を記載
3 植物目録
210種を学名、和名、科名、位置
7ページを使いフィールド写真
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1982=昭和57年
関連本 地域系
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