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2016年1月15日 (金)

「ミヤコタナゴおよびイトヨ実態調査報告書-1」 栃木県水産試験場研究報告 No.2 栃木県水産試験場 昭和48年 その3

4 人工繁殖試験
 1 目的
  目的と人工繁殖については中村守純博士の指導

 2 ミヤコタナゴの生活史
  一般の方々のため中村守純博士の論文の要約。以下の内容
  を解説
   (1)産卵期
   (2)産卵習性
   (3)卵および孵化

 3 人工繁殖試験
  (1)親魚
   出所を記述

  (2)人工繁殖用水槽の規模
   失敗水槽の形と大きさ記述
   パンライト水槽のイラストと飼育設備、水位、水替えの解説

  (3)マツカサガイの移植
   出所、数を記述

  (4)仔魚の浮出
   5~9月までの尾数を温度も入れたグラフを記載

  (5)稚魚の飼育
   稚魚水槽の大きさ、給餌法、温度、水替えの解説
   水質分析表、体長と体重の表を掲載
   稚魚と貝の斃死数記載

5 関連開発事業の概要
 生息地付近の開発事業名、目的、計画の要旨、事業年度、
 事業主体、所見の表を掲載

6 保護対策
 1 イトヨ
  ・・・ほ場整備事業が計画どおりに実施された場合は、・・・消滅
  するため、・・・計画外の細流へ放流する配慮が必要である。

 2 ミヤコタナゴ
  ・・・42尾を確認したのみで、遺憾ながら移植実験を断念せざる
  を得なかった。
  ミヤコタナゴが生存できた理由を、ヤリタナゴとの関連で説明

 3ミヤコタナゴの分布
  生息地名はここでは伏字にしておきます。

  (1)****
   エリアの規模を記述
   マツカサガイが皆無の場所での生存の理由説明

  (2)****
   エリアの規模記述
   ・・・理想的生息場になろう。

  (3)****
   採捕数がわずかだった。

 4 自然保護地区の設定
  (1)保護普通地区の設定
   河川名、県道名でのエリア設定記述

  (2)保護特別地区の設定
   ・・・***に、この細流の欠点である、水の停滞する人工池を
   造成して・・・

  (3)その他
   ・・・80L/sec以上の魚類生息用水を確保し・・・

7 まとめ
 生息タナゴの種類、水源、ほ場整備の影響、重要3減少の原因、
 水質と温度、食性、繁殖試験結果、保護地区の8点についての
 まとめ

附記
 調査者、斉藤弁、有馬武司、叶木彦治、鈴木正臣氏の役割
 文献13点記述

写真
 白黒写真、ミヤコタナゴの生息地、ミヤコタナゴ、イトヨ

以上でこの本の紹介は終りです。

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地域で発刊された淡水魚の本

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