「ミヤコタナゴおよびイトヨ実態調査報告書-1」 栃木県水産試験場研究報告 No.2 栃木県水産試験場 昭和48年 その3
4 人工繁殖試験
1 目的
目的と人工繁殖については中村守純博士の指導
2 ミヤコタナゴの生活史
一般の方々のため中村守純博士の論文の要約。以下の内容
を解説
(1)産卵期
(2)産卵習性
(3)卵および孵化
3 人工繁殖試験
(1)親魚
出所を記述
(2)人工繁殖用水槽の規模
失敗水槽の形と大きさ記述
パンライト水槽のイラストと飼育設備、水位、水替えの解説
(3)マツカサガイの移植
出所、数を記述
(4)仔魚の浮出
5~9月までの尾数を温度も入れたグラフを記載
(5)稚魚の飼育
稚魚水槽の大きさ、給餌法、温度、水替えの解説
水質分析表、体長と体重の表を掲載
稚魚と貝の斃死数記載
5 関連開発事業の概要
生息地付近の開発事業名、目的、計画の要旨、事業年度、
事業主体、所見の表を掲載
6 保護対策
1 イトヨ
・・・ほ場整備事業が計画どおりに実施された場合は、・・・消滅
するため、・・・計画外の細流へ放流する配慮が必要である。
2 ミヤコタナゴ
・・・42尾を確認したのみで、遺憾ながら移植実験を断念せざる
を得なかった。
ミヤコタナゴが生存できた理由を、ヤリタナゴとの関連で説明
3ミヤコタナゴの分布
生息地名はここでは伏字にしておきます。
(1)****
エリアの規模を記述
マツカサガイが皆無の場所での生存の理由説明
(2)****
エリアの規模記述
・・・理想的生息場になろう。
(3)****
採捕数がわずかだった。
4 自然保護地区の設定
(1)保護普通地区の設定
河川名、県道名でのエリア設定記述
(2)保護特別地区の設定
・・・***に、この細流の欠点である、水の停滞する人工池を
造成して・・・
(3)その他
・・・80L/sec以上の魚類生息用水を確保し・・・
7 まとめ
生息タナゴの種類、水源、ほ場整備の影響、重要3減少の原因、
水質と温度、食性、繁殖試験結果、保護地区の8点についての
まとめ
附記
調査者、斉藤弁、有馬武司、叶木彦治、鈴木正臣氏の役割
文献13点記述
写真
白黒写真、ミヤコタナゴの生息地、ミヤコタナゴ、イトヨ
以上でこの本の紹介は終りです。
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