「霞ヶ浦における魚類図並目録解説」第十一輯 高橋庄一 土浦市立郷土資料館 昭和51年 その2
表紙
帆曳き漁法の写真
はじめに
霞ヶ浦に於ける魚類図並甲貝類の目録について
本稿は淡水の浮遊生物の研究に並行して霞ヶ浦特に高浜入、土
浦入及び北浦、西浦を中心に漁獲された淡水魚の液漬標本作製
を行うと同時に・・・・同定して記録したものであるが・・・。
・・・該試験場(※茨城県内水面水産試験場のこと)の魚類記録
数は当時(1950)は58種であり、著者が本稿を草する当時(1952)
は42種に達していた。・・・
1976年5月 著者
---メモ---
斯=シ、この、かく
斯学=しがく。この方面の学問
魚類分類上留意した点と各名称とその測定法
イラストを掲載し解説
---ここから本文---
霞ヶ浦産淡水魚分類と解説 P.6~
1 スナヤツメ Larnpetra reissueri or L.planeri
アンモシイテス ammocotes との違いを解説
2 コノシロ(魚祭) Chipanodon punctatus
※鮗ではなく魚扁に祭り
四国でドロクイ
3 サクラマス Ocorhynchus mason
4 アユ(鮎) Pleoglossus altivelis
5 ワカサギ Hypomesus alidus
寄生虫が附着することがある
6 シラウオ(白魚) Salanx micredon or Slanx microdon
寄生虫である横川吸虫メタセルカリアの話
漁獲量の話
7 メダカ Oryzias latipes
雌雄の見分け方解説
8 ナマズ(鯰) Parasilurus asotus
寿命の話
9 ギバチ(義蜂) Pseudobagrus aurantiacus
産卵場所の話
10 タナゴ(魚+與)
食用の話
11 バラタナゴ Rhodeus ocellatus
湖内への侵入の年代を記述
12 ゼニタナゴ(銭 魚+與) Pseudoperilampus typns
東京でベンテンタナゴ、オタフク又はニガブナ
山形県庄内ではビッチヤタナゴ
霞ヶ浦の一部方言でカシマタナゴ
北浦の一部でチョウシタナゴ
沿岸一帯でカンジキタナゴ
13 ヤリタナゴ(鎗 魚+與) Acheilognathus intermedice
or A.lanceolata
命名者を記述
14 カマツカ(鎌柄) Psendogobio esocinns
15 キタノカマツカ 一名セイヨウカマツカ Gobio gobio
ズナガニゴゴイの誤認か
16 ヒガイ(鰉) Sarcochenlichthys variegatus
霞ヶ浦への2度の放流月日と尾数を記載
17 モツゴ(持子) Gnathopogon elongatus
水戸ではヤナギサコ
新発田ではセグロ
ヤキとも云う
18 ウグイ Fribolodon hakonensis
19 オイカワ(追河) Zaceo plathyus
死後腐りやすい
20 フナ Carassius carassius
銀フナと金フナの強健性試験の話
21 ゲンゴロウブナ(源五郎鮒) Carassius carassiuscurieri
22 コイ Cyprinus carpie
革鯉と鐘鯉
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投稿: MerleGlype | 2023年2月16日 (木) 00時11分