「雑草の博物誌」 水田雑草編 農林水産省農業研究センター 全国農業改良普及協会 平成6年 その4
アゼナ(ゴマノハグサ科)
最近発生が多くなった
発芽酸素濃度、種子寿命の話
除草剤とアメリカアゼナの話
アジキグサも含めてやや根拠があいまい
タカサブロウ(キク科)
西南暖地で発生が多い
2つの変異型の話
種子の浮水性の話
「ただれ目」が語源? 今では英語の方言名も
薬効の話
キシュウスズメノヒエ(イネ科)
土面にはりつくやっかい者
筑紫系の変異系統
滝北グラス、ノットグラス
西日本中心に「ヨバイグサ」と嫌われる
方言名の語源
ヘラオモダカ・サジオモダカ(オモダカ科)
根茎に薬用成分を含む
違い、見分け方を解説
方言名はオモダカと共通 サジオモダカは漢方の材料
漢字では「澤瀉」=タクシャ
ミズハコベ(アワゴケ科)
水苗代のころの水草
ミゾハコベの話
発芽特性の解説
姿も呼び名も、ミズ・ミゾハコベは区別が困難
漢字は「水馬歯」
ヒメホタルイ(カヤツリグサ科)
新たな難防除雑草となるか?
進入していない地方の話
生育地質、発生期間、深度の話
交雜の話
方言の多くはクログワイ、ホタルイ類から借用
標準和名、方言名の解説
ツベ=尻
セリ(セリ科)
’野菜’から’雑草’へ
野生セリと栽培セリの話
昔から変わらずに伝えられた頑固な呼び名
食して行けない人や食べ合わせの話
品種の紹介
ヒロハイヌノヒゲ(ホシクサ科)
発生は広いが問題は小さい
生育地、出芽温度、花期の話
月とすっぽんならぬ「星と犬の髭」、おまけに「勲章」と多彩な印象
別名オオミズタマソウ
・・・将来は観賞用の園芸植物として・・・
デンジソウ(デンジソウ科)
忘れられた多年生雑草
・・・胞子による繁殖もあるが、水田での発生にどの程度の役割
を果たしているのか不明・・・
・・・昭和57年の同様の調査では、デンジソウは著しく減少して・・
中国渡来の「田字草」と「水中のカタバミ」が名前の代表
薬効を紹介
別名をいくつか記載
水田の博物誌(方言名-標準和名)
方言名をアイウエオ順に記し、標準和名を検索できる一覧表
を掲載
以上でこの本の紹介は終りです。
---
関連本
« 「雑草の博物誌」 水田雑草編 農林水産省農業研究センター 全国農業改良普及協会 平成6年 その3 | トップページ | 「霞ヶ浦における魚類図並目録解説」第十一輯 高橋庄一 土浦市立郷土資料館 昭和51年 »
« 「雑草の博物誌」 水田雑草編 農林水産省農業研究センター 全国農業改良普及協会 平成6年 その3 | トップページ | 「霞ヶ浦における魚類図並目録解説」第十一輯 高橋庄一 土浦市立郷土資料館 昭和51年 »
コメント