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2015年11月22日 (日)

「雑草の博物誌」 水田雑草編 農林水産省農業研究センター 全国農業改良普及協会 平成6年 その4

アゼナ(ゴマノハグサ科)
 最近発生が多くなった
  発芽酸素濃度、種子寿命の話
  除草剤とアメリカアゼナの話

 アジキグサも含めてやや根拠があいまい

タカサブロウ(キク科)
 西南暖地で発生が多い
  2つの変異型の話
  種子の浮水性の話

 「ただれ目」が語源? 今では英語の方言名も
  薬効の話

キシュウスズメノヒエ(イネ科)
 土面にはりつくやっかい者
  筑紫系の変異系統
  滝北グラス、ノットグラス

 西日本中心に「ヨバイグサ」と嫌われる
  方言名の語源

ヘラオモダカ・サジオモダカ(オモダカ科)
 根茎に薬用成分を含む
  違い、見分け方を解説

 方言名はオモダカと共通 サジオモダカは漢方の材料
  漢字では「澤瀉」=タクシャ

ミズハコベ(アワゴケ科)
 水苗代のころの水草
  ミゾハコベの話
  発芽特性の解説

 姿も呼び名も、ミズ・ミゾハコベは区別が困難
  漢字は「水馬歯」

ヒメホタルイ(カヤツリグサ科)
 新たな難防除雑草となるか?
  進入していない地方の話
  生育地質、発生期間、深度の話
  交雜の話

 方言の多くはクログワイ、ホタルイ類から借用
  標準和名、方言名の解説
  ツベ=尻

セリ(セリ科)
 ’野菜’から’雑草’へ
  野生セリと栽培セリの話

 昔から変わらずに伝えられた頑固な呼び名
  食して行けない人や食べ合わせの話
  品種の紹介

ヒロハイヌノヒゲ(ホシクサ科)
 発生は広いが問題は小さい
  生育地、出芽温度、花期の話

 月とすっぽんならぬ「星と犬の髭」、おまけに「勲章」と多彩な印象
  別名オオミズタマソウ
  ・・・将来は観賞用の園芸植物として・・・

デンジソウ(デンジソウ科)
 忘れられた多年生雑草
  ・・・胞子による繁殖もあるが、水田での発生にどの程度の役割
  を果たしているのか不明・・・
  ・・・昭和57年の同様の調査では、デンジソウは著しく減少して・・

 中国渡来の「田字草」と「水中のカタバミ」が名前の代表
  薬効を紹介
  別名をいくつか記載

水田の博物誌(方言名-標準和名)
 方言名をアイウエオ順に記し、標準和名を検索できる一覧表
 を掲載

以上でこの本の紹介は終りです。

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