「熱帯魚の飼い方」 廣海貫一 東都書房 昭和43年 その8
熱帯魚120種 科別と特性と飼い方
以下種名が羅列されています。
1ページに3種をイラスト付きで各科アイウエオ順で解説して
います。
解説は原産地、特徴、産卵、水質、全長、適温などで構成さ
れています。
気になった部分だけ書いておきます。
カラシン科 38種
アノストマス
・・・30年ほど前から飼育され始め・・・
ホッケー・スティック・テトラ
こんな別名があるとは知らなかったです。
ネオンテトラ
・・・昭和17年に5尾入った・・・その1尾が昭和22年夏まで生き
のび、同年春の第一回”緑鱗窓熱帯魚展”では大変な人気・・・
この時代にヘテロラブダスの名が見えますが、昭和50以降の
飼育書からは消えていると思います。
フェザーフィン レッドノーズこんな昔から輸入されていたとは。
英国での別名「X線テトラ」、戦時中は「夢の黒星」とも
鯉科 24種
エソーマス・マラヤンはフライング・バルブ
ゴールデン・バーブ トーマス・シュバートがつくりだした。
バーバス・テリオ
当時の他書にもよく出ているが正体がよくわからない。
ラスボラ・マキュレイタ(マキュラータ) 当時からいたんですね。
シクリッド科 18種
シクラソーマ・カッテライ
この種もよくわからないが、ニグロファッシアタムのイラス
トも掲載されているが、吻端が丸い以外よく似ている。
シクラソーマ・ミーカイ
この種で学名呼びは少ないと思います。
卵生メダカ科 12種
闘魚科 12種
胎生メダカ科 12種
リバティー・モーリー モリエニシアを改良
オレンジ・テール・ブルー・モーリー モリエニシア・スフェノプス
を改良
どじょう科 3種
クーリー・ローチ 天気との関連話
トランス・ルーセント 輸入年を記述
カリクティス科 2種
アテリン科 1種
スキャトファグ科 1種
スキャットファーガスの意味記述
トクソテス科 1種
ナンディト科 1種
マフグ科 1種
ロリカリ科 2種
熱帯魚の値段表
高価な魚を書いておきます。
ブルー・ディスカス 35,000円
アロワナ 7,000円
アルピン・コリドラス 3,000円
クラウンテトラ 20,000円
ブラックアノストマス 4,000円
シルバーアノストマス 5,000円
レッドノーズ 1,000~3,000円
アブラミテス 10,000円
ピンクテール・カラシン 20,000円
カラシン科 41種
鯉科 19種
卵生メダカ科 2種
胎生メダカ科 20種
闘魚科 7種
シクリッド科 18種
どじょう科 6種
なまず科 10種
その他の魚 8種
これでこの本の紹介は終わりです。
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