「水生シダは生きる」 白岩卓巳 自費出版 平成12年 その5
4 ミズニラ -水中の静かな世界に生きるのか- ~P.190
カラー写真ページ 19ページ
4-1 生える場所と育ち
4-1.1どんなところに生えているのだろうか
熊本大の高宮氏による種の追加
4-1.2育ちの様子
1)水中に広げる葉
2)水上に葉を出す
3)地上部で葉を広げる
4-1.3四季と育ち
・・・8~9月には胞子嚢果が形成され・・・
・・・ミズニラは胞子を気中ではなく、水の中の塊茎に抱きかか
えるように付けて・・・
4-2 葉のつくりとはたらき
4-2.1一枚の葉の観察
1)観察材料
2)外部から見た葉の様子
3)葉内部の様子
葉の枯れる位置について
4)気孔について
ヒメミズニラについても言及
4-2.2どんどん出る新しい葉
4-3 育ちと塊茎 -外部形態を中心に-
4-3.1冬、地中に残る塊茎
4-3.2塊茎と葉、担根体、根
1)葉を出す部分
2)坦根体と根
・・・根でも茎でもない、しかもそれらと同等の器官である・・・
4-3.3 塊茎からの発芽
1)芽と根
2)坦根体と根
4-3.4数年たった塊茎からの発芽
1)塊茎の分球
ミズニラ、シナミズニラ、ヒメミズニラの球数を記載。
2)根の出方と伸び
3)葉の枚数
4)葉が枯れた後の窪み
5)坦根体と塊茎
4-4 塊茎内部のつくりと坦根体
4-4.1茎の様子
1)茎と葉の維管束
2)塊茎の維管束と坦根体
3)木部核とミズニラの種
4-4.2ミズニラの祖先
1)古生代
2)中生代三畳紀
3)白亜紀
4)Stylites
5)Isotes humilior F.Muell.exA.Br.
4-4.3検討する視点
1)茎の高さと形
2)茎頂から葉を出す様子
3)胞子嚢のつき方
4)ミズニラ、シナミズニラ、姫ミズニラ
4-5 異形胞子のつく葉
4-5.1葉と異形胞子
1)大胞子嚢のつく葉
付く位置を説明。
2)大・小胞子嚢は外側、内側のどちら
大胞子嚢と小胞子嚢のつく順番の調査からの解説。
4-5.2胞子嚢果のつくり
1)小舌と蓋膜 ※しょうぜつ
Ligule
2)維管束と胞子嚢内部
3)大小胞子の表面の模様と種
種の同定に使われる
4-6 ミズニラ類での比較
ミズニラ、ヒメミズニラ、シナミズニラの比較表。
葉の長さ、気候有無、塊茎と基部坦根体、小舌の形、蓋膜有無、
網架体、大胞子表面、小胞子、分布
4-7 胞子の発芽
4-7.1胞子拡散と発芽
以下1994/12/10採集個体での様子。
1)採集した胞子
2)発芽までの様子
3)発芽をする
4)根が出る
5)芽の伸びと塊茎の形成
6)発芽場所
4-7.2発芽した後の育ち
4-8 生きる知恵
1)多量の胞子をつける
2)胞子体の成長の速さ
3)胞子そのものに秘密がある
4)胞子の発芽率が高い
5)乾燥に耐える体勢がとれている
6)隔壁をもつこと
7)塊茎の分割
8)分布を広げるもの
9)匍匐枝を伸ばす
10)無融合生殖をする
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