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2014年12月13日 (土)

「川魚風土記」 木村重 北方出版社 昭和23年 その3

 六、ドヂヨウとナマヅ族 ※ドジョウ、ナマズ
  ・・・一般にドヂヨウは雌より雄の方が美味であるが・・・
  アユモドキ似の魚 俗称:花魚、花斑魚、斑鰍
  石斑魚 Lepturichthys guntheri
  石抱魚 Hemimyzon ヒメタニノボリと呼ばれている

  ギギウ、ギバチ、ヒレナマズの話

   ---メモ---
   梭=サ、ひ

 七、飼って樂しむ魚
  チョウセンブナとタイワンキンギョの差異説明
  以下の魚の蘊蓄など
   中国名などを記しておきます。
   モロコ(老漢魚)、コハゼ(縞鯊)、カマツカ(爬虎魚)、ドンコ
   (吐哺魚)、メダカ(大眼巴兒・小將魚 ※将)、ヒガイ(新婦魚)、
   タナゴ(膨皮魚・旁比魚)、ハス(黑條魚 ※黒)、オイカワ
   (丁斑魚・桃花魚)、チョウセンブナ(蝶魚)、タイワンキンギョ
   (錢片魚 ※銭、丁斑魚、鬪魚 ※闘)、トゲウナギ(棘鰍、棘鰻)、
   鄧魚、トップ・ミンノー(タップミノー Top minnow
   ---メモ---
    疣=いぼ
    慓悍=ひょうかん。
       すばやい上に、荒々しく強いこと。

  魚の飼ひ方秘傳 ※飼い 秘伝
  ウナギのカバヤキ  

6、中國の淡水養魚 ~P.60
 一、養魚の歴史の話
 二、魚苗、採集場所の話など
 三、養魚池及び養魚家の数など
   種類 以下の種の雑学など
    (イ)草魚 南方では(魚+完)魚
    (ロ)鯖魚 ※(魚+靑)魚
    (ハ)白(魚+連) レンヒー
    (ニ)黑(魚+連) ※黒
    他に ケンヒイ、(魚+扁)魚
    ---メモ---
     沒法子=しかたがない。

7、魚怪 ~P.61
 寄生虫イグジオゼヌスのこと。

8、中國の河湖漁法 ~P.78
 一、漁の和訓はいさり即ち磯あさり
   中国での漁法の参考文献紹介
   岸上博士の科学的な漁具の分類を紹介

 二、漁法を解説
 三、網を使う漁法の話
 四、毒、水草、動物による漁の話
 五、中支の漁村の実態
  洪澤湖、太湖での漁法

9、九姓漁戸 ~P.79
 漁民ではなく遊山舟
 九姓=陳、錢、林、李、袁、孫、許、葉、季
 ---メモ---
  蛋=タン、ダン、たまご
  蛋民=タクミン。水上生活者

10、(魚壽) 魚 ~P.86
 一、ヘラチョウザメのこと Psephurus gladius
  別名 ハシナガチョウザメ、象魚
  揚子江での目立つ産地を紹介

 二、漢名の経緯など
    ・・・或る學者は科學名即ち萬国共通のラテン語のみで
    魚名を記して濟ませているが、漁師にラテン語で云った
    ところで初まらない
。・・・・
   味の話
  ---メモ---
   扨=さて、さす

 三、ミシシッピーと揚子江の太古の地質学上の話
   ヘラチョウザメと油田の関係

11、鰉魚 ~P.92
 一、チョウザメの事、カラチョウザメ Acpenser sinensis
   相模湾にキクチ・チョウザメ、岩城沖でセンニン・チョウ
   ザメの記録がある。
   他にチョウセンチョチョウザメ

 二、中国での別名漢字、地方名を列記

 三、漁獲量、味の話
  ---メモ---
   擔=タン、かつぐ、になう。中国の伝統的な質量の単位
                   である。

 四、ヒガイの話

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