「川魚風土記」 木村重 北方出版社 昭和23年
「川魚風土記」 木村重 北方出版社 昭和23年4月20日發行 A5判 P.166 定價130圓
本書は川魚と謳っていますが、著者の博学ぶりがうかがえ、中国の歴史、地名、風俗の記述にも興味をひかれます。
本書の 「成都のお墓 故岸上博士旅行記」の箇所は林房雄著 「緑の水平線」 講談社(昭39 1964年)にも書かれていることが、著者の「魚紳士録」にも記載されています。
文中には多くの旧字が使われているため、調べながらの読書と
なります。
作りは写真なし、イラスト少しで、紙質はわら半紙より少しいい
程度です。
古書界にはなかなか出てきませんが、高価ではありません。
この本は 札幌市の古書店からの購入です。
【構成】
カバー
扉
目次(本来は漢数字)
1、縁起録
2、成都のお墓 故岸上博士旅行記
3、魚とサカナ
4、のし
5、中國の淡水魚(附、ウナギのカバヤキ) ※国
6、中國の淡水養魚
7、魚怪
8、中國の河湖漁法
9、九姓漁戸
10、(魚壽) 魚
11、鰉魚
12、川魚舶来考(1)
13、ワーワー魚
14、大陸のカラスミ(附、魚麺、蝦子醤油)
15、銀魚
16、川魚舶来考(2)
17、髪菜
18、雷魚
19、海蜂
20、沙皮
21、鳳尾魚(附、中草料理)
22、巨大な魚集(傳説) ※伝説
23、江豚
24、西湖の生泥(附、魚の壽命と營養價) ※寿命 栄養値
25、魚と宗教(附、女人比魚)
本文
奥付
---メモ---
昭和23年=1948年
関連書
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