「金魚の飼い方」 白木正光 丸ノ内出版社 昭和8年 その2
表紙
上部に琉金のイラスト
口絵 カラーの絵
水槽中の琉金
はしがき
我々日本人の家庭生活に金魚がどんな役割を演じてゐるか、・・・日本の誇りであり、且日本人の動物愛育を如實に物語るものであります。
・・・筆を取ったものであります。・・・既に大正十五年に先代秋山吉五郎氏と共著で・・・昭和七年には・・・、これは金魚の第三著です。・・・
昭和八年春 著者
---メモ---
齎=セイ、サイ、もたらす
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1、金魚禮讃 7ページ 省略
少年期と金魚
金魚屋
金魚飼ひ着手前
2、金魚飼ひ常識 4ページ
金魚は死なぬ
草花栽培との比較
飼育の真髄の話など
---メモ---
小六ヶ敷=こむずかしい
3、日本の金魚史 16ページ
何時日本に來たか
金魚愛玩經驗録と大和本草の該当箇所解説
二説の批判
金魚の記録調べ
元禄寶永珍話、江戸雀などから紹介。 ※宝永
---メモ---
事蹟=物事が行われたあと。事件のあと。事実の痕跡。
砌=石+切=セイ、サイ、みぎり。
雨滴を受けるために、軒下などに石などを敷
いた所。
時節。おり。ころ。
西鶴置土産 以下省略
町奴と金魚組
組名の由来の話
浮世繪と金魚
金魚屋の繪
金魚の著述
金魚養玩草と金魚愛玩經驗録のはなしなど ※経験
4、金魚の生物史 22ページ
金魚の祖先
尾の發達
鮒の形態
鮒の習性
金魚と鮒の相違
金魚各部の名稱
金魚の鰭と尾
半巻、糸つまみ、鮒背などの話
郭公(ほととぎす)三つ尾、矢尾、房尾、海老尾、箱尾、
熨斗(のし)尾などの話
櫻尾、大津多、小津多、丸劍先尾などの話
ヴェールテールとリボンテールの違い図示
---メモ---
ここでは郭公=カッコウではない
金魚の色彩
東京觀魚会の定むる色彩を記載 ※観魚
金魚の壽命
金魚の採點表
点の配分を記載
5、金魚美の解剖 7ページ
金魚美の三要素
色彩美、形態美、動的美の話
---メモ---
凝滞=ぎょうたい。物事の流れがとどこおって通じないこと。
美的の飼い方
色彩の照應
---メモ---
臺=タイ、ダイ、うてな
容器
群れの美
6、金魚の種類 22ページ
一、和金
・・・縁日の金魚屋で一匹二三錢で賣ってゐる金魚は・・・
二、琉金
三、蘭鋳(魚壽) 金鋳(魚壽)
・・・昔は(金壽)の字を用ひてゐたものですが、前水産講習
所長故松原新之助氏が、これを魚扁に改めたのであります。
四、オランダ獅子頭
五、出目金
箕作佳吉博士による命名の話
六、出目らんちう ※らんちゅう
七、和唐内
明治十六年開催の魚類展覽會 ※展覧会
八、秋錦
命名の話など
九、朱文金
一〇、金蘭子
一一、鐵尾長
遠州尾長とも云う
一二、孔雀尾
一三、キャリコ
作出経緯の話
一四、出目秋錦
一五、キャリコオランダ(東錦)
作出者と命名者
一六、琉金獅子頭
一七、頂天眼
一八、その他
鈴錦、朱鮒、更紗鮒について
金魚の系圖
---メモ---
盡=つきる
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