« 2013年9月 | トップページ | 2013年11月 »

2013年10月

2013年10月29日 (火)

「アクアライフ」 昭和55年12月号 通巻17号

「アクアライフ」 昭和55年12月号 通巻17号 マリン企画 A4判 P.116 600円

 特集「アフリカン・カラシン」
 飼育したことのある大きめのアフリカンカラシンは、アレステス・ナース(2500円,1979,昭和54年)やキサリヌス・キサルス(9000円,1983年,昭和58年)、ディスティコダスsp(7000円,1983年,昭和58年、AL誌に掲載:小林熱帯魚)などです。

【目次】
---カラー---
特集 アフリカン・カラシン 撮影:佐々木隆良,吉田吉彦,T.F.H.
 猛魚タイガーフィッシュ登場
 ドラゴンフィン&コンゴ・テトラの仲間
 クラウンテトラの仲間たち
アマゾンの肉食魚 ピラニア 撮影:佐々木隆良,吉田吉彦,文:東博司
水玉衣裳は小悪魔の魅力 モンガラカワハギ 撮影:益田一,本間勇
新着の魚情報 撮影:佐々木隆良,吉田吉彦
GREEN LAYOUT 水草を楽しむ(4) 撮影:佐々木隆良
休眠実験誌上緊急レポート 蘇った肺魚 撮影:佐々木隆良
潮だまりからのたより SEA ANEMONE 撮影:入江正己 他
COLOR PIN-UP(1) ゴンズイ

---白黒---
特集 アフリカン・カラシン
 ザッツアフリカン・カラコイデズ 文:桑名和宏
 アフリカン・カラシンの飼育法 文:木村浩章
 アフリカン・カラシンの繁殖 文:小林道信
 アレステス・ロンギピンニス 文:木村浩章

ピラニアの世界を訪ねて 文:東博司
海水魚の実践飼育入門(2) カワハギとモンガラカワハギ
                              文:林眞次
淡水魚飼育のテクニック(14) ウナギ 文:吉田徳巨(ノリヒロ)
 ※目次はナマズとなっているが誤り
HOW-TO KEEP AQUA-MATES(8) 貝殻で武装・・・軟体動物
                             文:奥谷喬司
へそまがり熱帯魚学(10) 416キロのナイルパーチ
                             文:多紀保彦

AQUA SPECIAL ワニの徹底飼育百科 文:千石正一
肺魚のマユは薄い皮のようだった 文:木村浩章
シクリッドインフォメーション(10) 行動の発達を追う-3
                              文:佐藤 哲
海水魚採集情報(1) 文:富沢直人
モノドンの「海の置き手紙」(14) 秋の河口にて 文:菅能琇一

錦鯉メモランダム(12) 錦鯉の品評会 文:水沢六郎
小型水槽で海魚を飼う工夫(1) 文:珊瑚┼吾
鈍魚庵の旧刊紹介(17) 鈍魚庵主人
無理難題VS快答乱麻 Q/A

ハロー・アクアリスト
インフォメーション
ショップレビュー
アクア・メイル・ボックス
コリコリクイズ
アクアライフ協力店リスト
バックナンバー紹介
コミュニケーション・ペーパー
編集室より

-----メモ-----
1980年=昭和55年
熱帯魚雑誌 創刊年 一覧

日本ブログ村観賞魚 沢山ブログが集まっているサイト

       ← AL 通巻16号       AL 通巻18号 →

2013年10月26日 (土)

「近鉄沿線風物詩 産業2 金魚」 近畿日本鉄道宣伝課 昭和36年 その2

表紙
 紅白琉金のカラー写真

---本文---
金魚のふるさと 省略
産卵 省略
ミジンコとり
 ・・・採集したミジンコは木箱に入れ・・・
餌つけ
 ふり餌とたき餌の話

飼育池
 ・・・2センチぐらいの大きさになると・・・動物性の食物から植物性
 の食物へと変わってくる。
 鞭毛虫ユーグレナの話

選別
 ・・・約半分のよいものだけが残され・・・
 ・・・眼のよい婦人で、1日に1万尾ぐらいを選別・・・
 貝杓子の写真が掲載されている。 ※珍しいです。

出荷前の選別と"セメ" 省略
送り出し
 リュウキンとワキンの出荷時期の違いの話
 梱包方法の話

郡山金魚の歴史
 藩士の内職から小松春鱗、行商、輸出、組合などの話

弥富の金魚
 出荷などの話

害敵 省略
飼い方 省略
品種
 以下の品種について2~3行の解説、写真
 ワキン(和金)、リュウキン(琉金)、オランダシシガシラ(和蘭陀獅子
 頭)、ランチュウ(蘭鋳)、デメキン(出目金)、チョウテンガン(頂天
 眼)、キャリコ、シュブンキン(朱文金)、アズマニシキ(東錦)

むすび
 キンギョの語源の話
奥付
 文:津田松苗、写真:入江泰吉・牧野貞之との記述あり

以上でこの本の紹介は終わりです。

---
日本ブログ村観賞魚 沢山ブログが集まっているサイト

2013年10月23日 (水)

「近鉄沿線風物詩 産業2 金魚」 近畿日本鉄道宣伝課 昭和36年

「近鉄沿線風物詩 産業2 金魚」 近畿日本鉄道宣伝課 1961年7月1日(昭和36年) 判105*200 P.24 30円 発行部数:10,000部

 本書は定価は記されているが本ではなく、近鉄を利用して行くことが出来る金魚の産地である郡山や弥富を紹介する宣伝用パンフレットの感が強いと思います。

 内容も見た目重視風で文章よりも白黒写真が多用されています。写真は副題に「産業」と打っているだけあって、養魚場の作業風景のカットの割合が多く、そういう意味では楽しめる一冊です。

 紙質は上質で硬く、判は変形でカッチリした作りとなっています。古書界ではまれに見られます。

【構成】
表紙
※目次はありませんが、見出しを記しておきます。
 金魚のふるさと
 産卵
 ミジンコとり
 餌つけ
 飼育池
 選別
 出荷前の選別と"セメ"
 送り出し
 郡山金魚の歴史
 弥富の金魚
 害敵
 飼い方
 品種
 むすび
奥付

---メモ---
昭和36年=1961年

日本ブログ村観賞魚 沢山ブログが集まっているサイト

2013年10月15日 (火)

「岡崎市の淡水魚相 河川編」 岡崎市教育委員会 昭和53年 その3

viii.種類と生態 14ページ
  27種の魚種の和名、学名、科名を記載、解説は種毎に半ページ
 程だが市内での生息、生態についても触れている。

 以下に魚種名を書いておきます。
 ウナギ(幼魚をメソとかベリン)
 アマゴ、アユ、カワムツ(ヤマブト、アカブト)、オイカワ(アカムト)
 ソウギョ(ソーヒー)、カマツカ、ヒガイ、タモロコ(タゴイ)
 デメモロコ(ギンモロコ)、モツゴ、カワバタモロコ(キンパ)
 ニゴイ、マゴイ(人為的に放流されるミカチャンゴイと明確に識別
 できない)
 フナ、タイリクバラタナゴ(タナッペ)、ドジョウ(ドンキュー、ドンジョ)
 シマドジョウ(カンナメ)、ホトケドジョウ(ナメシドジョウ)
 アカザ(アカサス、ハリメコ)、ナマズ、メダカ(メンパ、メンパチ)
 カムルチー、ドンコ(ドンクー)、ヨシノボリ(イサンゴ、イサンチョロ、
 スイチョン)
 ブルーギル、ウグイ

 その他の小動物 2ページ
 マシジミ、ドブガイ、モクズガニ、サワガニ

ix.教材としての淡水魚の利用 2ページ 省略

x.淡水魚の保護 2ページ
 ・・・アユでは禁漁期が設けられている。このことが間接的に淡水魚
 の保護や・・・
 ・・・オオクチバス(ブラックバス)は、まだ市内の水系では繁殖してい
 ないようであるが、・・・の池や水系で繁殖しているブルーギル
 は・・・
 淡水魚で特に保護を必要とする種は、・・・今度の調査で見出され
 た 魚では、カワバタモロコ、ドンコ、アマゴなどなどがあげられる。
 また、 過去に市内の水系にいたいわれるヤリタナゴやアブラボ
 テなども・・・

xi.あとがき 1ページ 省略

xii.参考文献 6点掲載 1ページ

図版の補足説明 2ページ
図版 白黒写真 8ページ(写真数45枚)

以上でこの本の紹介は終わりです。

---メモ---
地域で発刊された淡水魚の本

日本ブログ村観賞魚 沢山ブログが集まっているサイト

2013年10月12日 (土)

「岡崎市の淡水魚相 河川編」 岡崎市教育委員会 昭和53年 その2

刊行にあたって 1ページ
 岡崎市は、昔から水が豊富で・・・。
 ・・・市内の自然環境の実態について動植物の面から調査を進めてきたが、その一環として、今回市内の河川に生息している淡水魚を永井貞、大平仁夫、鶴田彦四郎、鶴田清吉の各氏の協力を得て・・・。
 淡水魚の調査は、河川と池沼とにわけて実施しており、池沼関係については次年度に・・・

    昭和53年7月 岡崎市教育委員会

口絵 1ページカラー
 タナゴを含め5種の写真を掲載

i.まえがき 半ページ
 岡崎市の河川は、矢作川と乙川の2大水系を軸として・・・どの水系も急速に汚濁が進み、淡水魚が生息できなくなっている所もある。・・・ここでは代表的な21水系の60地点について調査した結果を報告する。

---ここから本文---
ii.調査方法 2.5ページ
 調査時期、捕獲法、伝聞の扱いなどを記述
 21水系とそれぞれの町名の一覧表と呼応したイラスト地図を掲載
 川名、水路名だけ記しておきます
  安藤川、赤渋用水支線、占部用水、砂川、広田川、竜泉寺川
  山綱川、鉢地川、青木川A、前川、乙川、男川、古部川、伊賀川
  青木川B、大井野川、真福寺川、霞川、郡界川、矢作川、鹿乗川

iii.主要河川のなりたちとその利用 2ページ
 巴川、青木川、乙川、矢作川について解説
 ---メモ---
 ミカ=ヒゴイやキンギョなどの放流魚

iv.淡水魚の利用と漁獲法 2ページ
 ギヤマン、モミ網等の漁獲用具のイラスト図掲載

v.河川の水質 1.5ページ
 13河川27地点の水素イオン濃度(PH)一覧表を掲載

vi.淡水魚の生息状況 4ページ
 1963年と今回調査の魚種比較
 ・・・現在市内に分布する淡水魚は、・・・25~30種程度の範囲・・・
 各河川での魚種別分布を一覧表で掲載
  個体数は多い、ふつう、少ない、伝聞によるで区分
 特徴を記述
  オイカワやカワムツなど
  フナやドンコなど
  モロコ類とモツゴ
  ヤリタナゴとタイリキバラタナゴなど

vii.魚病や奇形魚 1.5ページ
 1.奇形魚
 2.黒点病
 3.有鈎子(ゆうこうし)の寄生

---

日本ブログ村観賞魚 沢山ブログが集まっているサイト

2013年10月 9日 (水)

「岡崎市の淡水魚相 河川編」 岡崎市教育委員会 昭和53年

「岡崎市の淡水魚相 河川編」 岡崎市教育委員会 昭和53年7月発行 A5判 P.37 非売品

 本書は実態調査の報告書であるが、専門用語や難しい表の掲載もないため読むのに苦はありません。

 生息魚種27種は簡単な説明を付し紹介しています。この手の本のいいところは、河川毎の生息魚種がわかることだと思います。
 ここでは採捕圧軽減のためこの部分は記述はしていません。

 作りは報告書のためレザック紙の表紙、使用されている紙質は印画紙相当で非常にいいものです。

 なお、文中よく出てくる梅村錞二氏はこのブログでも以前紹介した「愛知県の淡水魚類」平成5年 の執筆者です。
 参考文献のページによると、梅村氏は1963年(昭和38年)当時、名古屋女学院短期大学生活科学研究所の名で執筆しています。

 発行年も古くはないので、古書界では入手しやすい本です。

【構成】
表紙
遊紙

刊行にあたって
目次 ※本来はローマ数字だが機種依存のため変更
    i.まえがき
   ii.調査方法
  iii.主要河川のなりたちとその利用
   iv.淡水魚の利用と漁獲法
    v.河川の水質
   vi.淡水魚の生息状況
  vii.魚病や奇形魚
 viii.種類と生態
   ix.教材としての淡水魚の利用
    x.淡水魚の保護
   xi.あとがき
  xii.参考文献

 図版の補足説明
 図版

口絵
まえがき
本文
図版
奥付

---メモ---
昭和53年=1978年

地域で発刊された淡水魚の本

日本ブログ村観賞魚 沢山ブログが集まっているサイト

2013年10月 5日 (土)

地域で発刊された淡水魚の本

地域で発刊された淡水魚の本   更新日 平成29年12月2日

 本ブログで紹介した地方で発刊された淡水魚の本をここでまとめておきます。

---
日本ブログ村観賞魚 沢山ブログが集まっているサイト

2013年10月 1日 (火)

「トサキンの飼い方」 日本金魚普及会 昭和52年 その2

表紙
 トサキン上見の白黒写真

(1)トサキンの歴史 1ページ
 作出者の須賀克三郎・亀太郎父子や田村広衛氏の話、
 野中進氏(土佐錦魚保存会会長)による天然記念物指定の話
 矢野忠保氏、長沢兵次郎氏、緑書房により東京へ

(2)トサキンの形態 半ページ
 ・・・軽い桜尾でも良いとされています。・・・

(3)トサキンの各部の名称 1.5ページ
 上見のイラスト図掲載
 以下の用語と良い表現型を説明。
 ※数字は丸数字だが機種依存のため変えてあります。

 1) 反転及び前
  反転のうち「一文字」、「折舞い」、「板前」について説明

 2) 渡り
 3) 金座
 4) 尾筒
 5) 尾芯
 6) 後及び尾先
 7) 目先
 8) 目巾
 9) 尾の状態
  「深前」、「浅前」、「抄い(すくい)」の説明

(4)トサキンの観賞法 1.5ページ
 ・・・鑑賞のポイントは・・・静止時の上見を基本とし・・・
 それぞれの良し、下品、品位の説明。

 1) 尾
  「海老尾」の解説

 2) 尾筒
 3) 体
  ・・・五対五を理想とし、六対四を良とする。

 4) 顔
 5) 鰭
  尻鰭は・・・品評会では一枚、二枚で優劣はつけないが・・・
 6) 色
  白流れ

 7) 泳ぎ
 8) トサキンの整形手術
  高知と東京での考え

(5)トサキンの飼育法 15ページ
 △飼育にあたって
 △飼育容器
  丸鉢、角鉢の使い分け
  ・・・トサキンは止水飼育が原則であり・・・
  仔魚に丸鉢が必要な理由を記述
  モルタル丸鉢の作り方を説明、イラスト有
  あく抜き法解説

 △トサキンの入手と最初の一週間
  ・・・入手したら容器に汲みおいた水に魚病薬を入れます。・・・
  入手後の絶食日数と水替えの説明
  30リットル丸鉢での大きさ別飼育密度を記載

 △餌の与え方
  一日に与える生き餌の量を記述
  ・・・餌を少なくすることが大切で、餌を求めて泳ぎ回る位が尾の
  発達のために良い
のです。
  粒状の人工餌料の一日当たりの量を記述
  ・・・八月末から九月中旬頃までまでは十分に泳がす工夫が必
  要です。・・・
  ・・・九月初旬又は中旬になったら反転を促すために魚を静止
  させます。・・・十分に餌を与えるようにします。・・・
  静止させる方法を記述

 △水替え
  ・・・アオコ(クロレラ)などの植物性プランクトンが繁殖し、炭酸
  同化作用によって気泡病の原因となる・・・
  一般にトサキンは青水をきらい、浅水の清水で飼育すると云わ
  れますが、・・・
  高知などの日照条件の良い地域と東京地方での違い。
  アルカリ中毒症の話
  青水の色判断の話
  ・・・水温が上がれば苔や底の汚れなどが水面に浮かび古水
  をとりにくくなり・・・
  割り水の程度を記述
  青水について

---
 白黒写真掲載 土佐金保存普及会 昭和50年度大会
                        親魚1位 上見
---

 △越冬のさせ方
  11月~2月までの飼育の話
  冬囲いの具体的な方法、収容密度の話

 △春先の飼育
  3月~4月の飼育の話

---
 白黒写真掲載 土佐金保存普及会 昭和50年度大会
                        親魚2位 上見
---

---
日本ブログ村観賞魚 沢山ブログが集まっているサイト

« 2013年9月 | トップページ | 2013年11月 »

ブログ村

  • にほんブログ村 観賞魚ブログ 熱帯魚へ
無料ブログはココログ