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2013年10月 1日 (火)

「トサキンの飼い方」 日本金魚普及会 昭和52年 その2

表紙
 トサキン上見の白黒写真

(1)トサキンの歴史 1ページ
 作出者の須賀克三郎・亀太郎父子や田村広衛氏の話、
 野中進氏(土佐錦魚保存会会長)による天然記念物指定の話
 矢野忠保氏、長沢兵次郎氏、緑書房により東京へ

(2)トサキンの形態 半ページ
 ・・・軽い桜尾でも良いとされています。・・・

(3)トサキンの各部の名称 1.5ページ
 上見のイラスト図掲載
 以下の用語と良い表現型を説明。
 ※数字は丸数字だが機種依存のため変えてあります。

 1) 反転及び前
  反転のうち「一文字」、「折舞い」、「板前」について説明

 2) 渡り
 3) 金座
 4) 尾筒
 5) 尾芯
 6) 後及び尾先
 7) 目先
 8) 目巾
 9) 尾の状態
  「深前」、「浅前」、「抄い(すくい)」の説明

(4)トサキンの観賞法 1.5ページ
 ・・・鑑賞のポイントは・・・静止時の上見を基本とし・・・
 それぞれの良し、下品、品位の説明。

 1) 尾
  「海老尾」の解説

 2) 尾筒
 3) 体
  ・・・五対五を理想とし、六対四を良とする。

 4) 顔
 5) 鰭
  尻鰭は・・・品評会では一枚、二枚で優劣はつけないが・・・
 6) 色
  白流れ

 7) 泳ぎ
 8) トサキンの整形手術
  高知と東京での考え

(5)トサキンの飼育法 15ページ
 △飼育にあたって
 △飼育容器
  丸鉢、角鉢の使い分け
  ・・・トサキンは止水飼育が原則であり・・・
  仔魚に丸鉢が必要な理由を記述
  モルタル丸鉢の作り方を説明、イラスト有
  あく抜き法解説

 △トサキンの入手と最初の一週間
  ・・・入手したら容器に汲みおいた水に魚病薬を入れます。・・・
  入手後の絶食日数と水替えの説明
  30リットル丸鉢での大きさ別飼育密度を記載

 △餌の与え方
  一日に与える生き餌の量を記述
  ・・・餌を少なくすることが大切で、餌を求めて泳ぎ回る位が尾の
  発達のために良い
のです。
  粒状の人工餌料の一日当たりの量を記述
  ・・・八月末から九月中旬頃までまでは十分に泳がす工夫が必
  要です。・・・
  ・・・九月初旬又は中旬になったら反転を促すために魚を静止
  させます。・・・十分に餌を与えるようにします。・・・
  静止させる方法を記述

 △水替え
  ・・・アオコ(クロレラ)などの植物性プランクトンが繁殖し、炭酸
  同化作用によって気泡病の原因となる・・・
  一般にトサキンは青水をきらい、浅水の清水で飼育すると云わ
  れますが、・・・
  高知などの日照条件の良い地域と東京地方での違い。
  アルカリ中毒症の話
  青水の色判断の話
  ・・・水温が上がれば苔や底の汚れなどが水面に浮かび古水
  をとりにくくなり・・・
  割り水の程度を記述
  青水について

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 白黒写真掲載 土佐金保存普及会 昭和50年度大会
                        親魚1位 上見
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 △越冬のさせ方
  11月~2月までの飼育の話
  冬囲いの具体的な方法、収容密度の話

 △春先の飼育
  3月~4月の飼育の話

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 白黒写真掲載 土佐金保存普及会 昭和50年度大会
                        親魚2位 上見
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