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2013年3月15日 (金)

魚紳士録 下巻 木村重 緑書房 昭和58年 その3

奇妙な肥満魚たち 13ページ 省略
 名称の起源
 ダンゴウオ族とホテイウオ
 ダンゴウオ属
 コンペイトウとフウセンウオ
 クサウオ族 ビクニンやアバチャン

-----メモ-----
 鼡=ねずみ
 蔬=あおもの
 蔬采=そさい
 生者必滅=しょうじゃひつめつ
 会者定離=えしゃじょうり
  命あるものは必ず死に、出会った者は必ず別れることになる
  という意味
 棍=つえ、コン、ゴン
 胖=ハン、ゆたか
 (魚它)=タ、なまず
 它=タ、へび
 疣=いぼ

気の毒なヨツメウオ 8ページ
 ケンゾロジィ
  logyはラテン語のlogos「理や論」に由来する。

 形態と変な性器
  Anableps anableps
  属名は眼が高く位置するという意味

 眼のからくり
  複眼とは違う

 習性など
  出産は卵膜を被った2,3cm大の稚魚が水底に落ち、膜が破れ
  泳ぎ出す。
  1尾からせいぜい5,6尾
  ほかに A.microlepis
       A.dovii
        ガテマラ、エル・サルバドル
        種名は将軍の姓

おしゃれなチョウチョウウオ 11ページ 省略
 チョウの駄言
 似た仲間
 チョウチョウウオ族
 他のチョウチョウウオ族
 色変わりと妙な幼魚

背こけ病?の川魚たち 11ページ
 ※以下の魚種の特徴、生態、産卵習性、各国の呼び名等が
  書かれている。

 やせた方がとく 省略
 細やせの魚
  Pelecus cultratus ソ連でチェホニーイ
   属名は小刀、種名は小さくスマートの意

  Parapelecus argenteus 中国で銀飄 インピヤオ
   種名は銀色
  Parapelecus engraulis 中国で少鱗飄魚 シマオリン
   種名はカタクチイワシ状

 ハヤ型の魚
  Hemiculter leucisculus 中国で白(魚條)魚 パイテヤオ
   種名は白く透明なの意
   和名はカワイワシ
  他に
   中国に Rasborinus属、Toxabramis属、Hemiculturella属、
        Pseudohemiculter属
   東南アジアに Chela属、Laubuca属
   欧州に Alburnus属

 ひらたい川魚
  ヨーロッパには
   Abramis brama 種名は仏語ブレーメ
   A.sapa
   A.ballerus
    種名はスウェーデン語由来
    ソ連でベローグラフカ

   Blicca bjoerkna ビョルクナはスウェーデンの俗称

  東アジア大陸には
   Megalobrama terminalis 三角魴、三角?(魚扁)、烏(魚扁)、
                  レシチ
   Parabramis pekinensis (魚扁)魚、草(魚扁)、(魚扁)花

日本刀とサメ 11ページ 省略
 刀と鞘
 沙皮
 サメ皮の本態
 鞘と柄のサメ
 沙皮雑識

サケとご一族 12ページ
 師走とサケ 省略
 サケと人世
  サケの語源を数説紹介、マス(万須)の語源も紹介
  鮭はケツギョの事、鱒はアカメの事、他にアイヌ語も紹介

 真のサケ族
  パーマーク(Parr mark)とは稚魚共をパーというから

 サケのいとこ
  イトウ 北満州の邦人は興安マグロと呼んだ
  コクチマス属 Brachymystax 朝鮮語でヨルメキ
  セマクチマス属 Stenodus 米国でインコヌー
  ヒロクチマス属 Coregonus 米国でホワイトイッシュ、オームリ

  カワヒメマス科 Thymallidae
  Salmothymus属 イトウ似
  Phyllogephyra属

 物しり帳 省略
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