「秋山吉五郎翁」 吉澤寛夫 昭和5年 その5
六、社會的活動
一、組合の成立
東京金魚商組合 明治三十年
頭取 深川區西町 先代高橋鐵二郎
副頭取 本所區北二葉町 三浦淸次
組合員 六十名
明治三十一年は會頭 鈴木磯吉、副會頭 服部倉治郎
二、初めての品評會
明治三十一年 上野で養魚水産品評会 村田保會長
三、事業の擴張 省略
四、舞坂の養鼈所 省略
五、生魚輸送の研究
- ・・・・茶碗では熱くて吸えない物でも塗り椀ではそう熱く感じない、惣じてどことなしに柔か味がある・・・・
タナゴの輸送にも触れている
六、價格の統一
明治四十年に東京金魚商組合の頭取になる
七、社會的進出と廣告 省略
八、地所の買ひ入れ 省略
七、龍谷家
一、夫人の親父逝去 省略
二、石太郎氏の努力 省略
三、龍谷家一門 省略
八、新種類の創成
一、研究の動機
秋錦の作出動機が書かれている
二、秋錦と命名
- ・・・・其艶麗なる姿は水淸き秋の池上に紅葉を散らした如き美しさであると云ふので、夫れに秋山の秋を取って秋錦と命名せられた・・・・・
三、松原氏命名の記
名秋錦説 明治三十五年十月八日
四、農大委托試驗場
外山龜太郎博士、石川千代松、箕作佳吉博士の話
五、斯業の發達
キャリコ、秋翠、朱文金についての話、命名者
六、翁の深き造詣 省略
七、井上束京府知事の視察
井上友一
八、農商務省嘱托 省略
九、容易に得難き研究資料 省略
十、試驗場中止と國立試驗場 省略
-----メモ-----
第六章メモ
六ケ敷い=むずかしい 六借
嚆矢=こうし 物事のはじめ 嚆=さけぶ
第七章メモ
啀む=いがむ
軈て=やがて
抂げる=まげる
墺国=オーストリア
碩學=学問が広く深いこと
巨擘=仲間のうちで特に優れた人。巨頭
誘掖=ゆうえき。力を貸して導いてやること。
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