「ランチュウと金魚」 石川亀吉・新井邦夫 共著 誠文堂新光社 昭和41年 その3
デメキン(出目金、支那金)
睛(ちん)とは中国で出目を意味する。
チョウテンガン(頂天眼)
オランダシシガシラ(オランダ獅子頭)
アズマニシキ(東錦、キャリコオランダ)
シュブンキン(朱文金)
キャリコ(キャリコ琉金)
トサキン(土佐金)
弘化二年、須賀克三郎作出と言われている。
シュウキン(秋錦) 省略
キンランシ(金蘭子) 省略
ワトウナイ(和唐内、和琉) 省略
金魚の育種会
秋山吉五郎氏と松井佳一氏の話題
近年中国から移入された種類 6ページ
渡辺宗重氏の持ち帰ったフォルマリン標本
1964年の中華人民共和国経済貿易博覧会
色彩や特徴に基づく分類
以下中国語の字句説明が書かれている
- 五花(うほあ)、絨(しゅう、又は ゆん)、球(ちゅう)、蛋(たん)、鵝(うお)
頭の変異によって分類した呼称
- 高頭(かうとう)、虎頭(ふとう)、鵝頭(うおとう)、獅子頭(すーづとう)、蛤蟆頭(はまと)、鼠頭(すうとう)
目の変異によって分類した呼称
- 竜睛(ろんちゅうん)、水泡眼(すいぱおえん)、灯泡眼(とんぱおえん)、朝天眼(つあおてんえん)、葡萄眼(ぶたおえん)、(石朱)砂眼(ちえしゃあえん)、鴛鴦眼(えんおうえん)
鰓の変異による呼称
反鰓(ほんす)
鼻膜の変異による呼称
絨球(しゅうちゅうん)
ヒレの変異による呼称 省略
色彩の変異による呼称 省略
鱗の変異による呼称 省略
金魚の姿(型)から分類した呼称
文(うえん)種、竜(ろん)種、蛋(たん)種
中国産金魚の種類 省略
スイパオエン(水泡眼)
ハマトウユイ(哈蟆頭魚)
シュウチュウユイ(絨球魚)
チュンシュユイ(珍珠魚)
タンテン(丹頂)
金魚の習性と生態(付・フナの生態) 4ページ
水の適温と産卵
フナの食性
金魚の生長は果たしてどんなものであろうか
金魚の産卵
卵のふ化
ふ化期と水温の変化
水温差5度でふ化成績が落ちる
水温差10度あると卵はしんでしまう
子魚の生長
ランチュウ品評会での石川亀吉翁の白黒写真を掲載
-----メモ-----
哈=コウ、ゴウ
蟆=バ、マ、ひき
睛=ひとみ、セイ、ショウ
蛋=タン、ダン、たまご
蟆=バ、マ、ひき、ひきが
鴛=エン、オン、おしど
鴦=オウ、ヨウ、おしど
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