「ランチュウと金魚」 石川亀吉・新井邦夫 共著 誠文堂新光社 昭和41年 その2
カバー
赤でこの手の本にしては鮮烈です。写真は上見のランチュウ
ランチュウと金魚のすすめ
金魚も、ありふれた種類ではあきたらず、高級金魚であるランチュウを手がける人が、ここ数年非常に多くなっている。・・・・
私は、ランチュウ飼育に興味を持つ読者が明日からでも先輩格の同好の士と話しあえるようにと、この本を書きつづったつもりである。・・・・
新井邦夫
口絵
カラー写真 3ページ
ランチュウ素赤と更紗(昭40大関)、ロクリン、アズマニシキ
紅頭魚(丹頂)
白黒写真 9ページ
ランチュウ 第70回観魚会優等魚
日本ランチュウ協会第九回大会優等魚
ランチュウ品評会西東
いいランチュウ、悪いランチュウ
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金魚の祖先 日本の金魚・中国の金魚
金魚の祖先はフナである 2ページ 省略
金魚の原産地はどこか 1ページ 省略
金魚の由来と飼育の歴史 4ページ 省略
金魚はなぜ赤い 2ページ 省略
品種とその特徴 25ページ
・・・・かつて明治から大正の初期にかけて篤志養魚家によってなされたような新品種の作出は、昨今のようにどんな金魚でも作りさえすれば売れる時代には手がかかるためか、敬遠され勝のようである。
従来から飼われている種類
ワキン(和金、大和)
臀ビレの標準は二枚、ヒブナは一枚
リュウキン(琉金、尾長、長崎)
ランチュウ(魚蘭)(魚寿)(丸子、金(魚寿)、卵虫)
ロクリン 六鱗(ジキン、クジャク、シャチ、ジオウ)
愛知県天然記念物”六鱗”と飼育法 小塚光彦
執筆者は金魚文化連合会の会長です。
由来
天野周防守の話
鯱魚の云われ
蔵六庵五柳軒=芝山勘左衛門による秋海堂汁での調色
牧田孫兵衛による酒石酸での調色
十王、地王の云われ
山田王蔵による地錦の命名
寛政の六庵調色
金魚文化連合会による六鱗の命名
増田冬輔、大村秋次郎、野村純一、佐藤豊次
六鱗美術研究会から日本金魚六鱗保存会へ
特徴
白梅酢、梅干肉、サリチル酸、酒石酸による漂白
六鱗の飼育方法
容器、水質、水中の酸素、水温、水換えと注水、冬囲い
飼料と与え方、飼養尾数と大きさ、病気
ロクリンの保存の必要性
飼育地と飼育団体
六鱗保存会、金魚文化連合会の住所と会長名を掲載
ロクリンの観賞基準
体
尾ビレ
「笹われ」、「破風があわない」の説明
揖(カジ)ヒレ
「合わせ楓」の説明
色彩、
含み紅
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