「愛知の淡水魚類」 梅村錞二 平成5年 その2
口絵 カラー 12ページ
はじめに
かつての環境問題の中心は、事業所等による公害問題であったが、・・・・生活排水による水質汚濁とゴミ処理問題に直面している。
・・・・40年前後から魚相も貧弱になり、種類数・個体数ともに減少してきた。中でもウシモツゴ、カワバタモロコ、ヤリタナゴ、イタセンパラ、シマドジョウ、ドンコ、カマキリなどは姿を消してしまった河川が多い。・・・・
平成5年2月2日 梅村錞二
第1章 愛知の淡水魚類の概要
1 愛知の河川 省略 1ページ
2 主な漁獲法 3ページ
簗漁
筌漁
三河地方ではウゲと呼ぶ地方が多い。
愛知県条例で禁止されている河川が多い。
網漁
愛知県条例や漁業組合などで規制されている。
規制内容が記述されている。
投網、刺網(三河地方ではチンカラ網と呼ぶ地方が多い)
四ッ手網、濁りすき網
釣漁
引っ掛け漁、鵜飼
3 矢作川水系の魚類 5ページ
地形説明
水系概略図を掲載
標徴種による生態的分類をした。
(1) 矢作川水系産淡水魚類の生態的分布
アマゴ域
矢作ダムまで
生息魚種名、その変化・変遷を記載
ニゴイ域
矢作ダム下から豊田市越戸ダムまで
生息魚種名、その変化・変遷を記載
タナゴ域
田市越戸ダムから西尾市米津橋まで
生息魚種名、その変化・変遷を記載
ハゼ域
西尾市米津橋から河口まで
生息魚種名、その変化・変遷を記載
(2) 矢作川水系の区域的魚類目録
- 水系に生息する魚類70種について、上記水域別に、多い(++)、普通(+)、少ない(-)、過去に生息し、最近採集されないもの(△)で一覧表で紹介。
4 豊川水系の魚類 4ページ
豊川水系概略図掲載
地形、気温、降水量、地質の説明
(1) 豊川水系の魚類分布
以下の地点での魚種紹介
当貝津川と粟島川の合流箇所(大輪)
本流と宇連川の合流付近
支流の音為川
下流域の豊島や賀茂橋付近
ネコギギとアカザの話
河口付近
(2) 豊川水系の魚類目録
水系に生息する魚類53種について一覧表で紹介。
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