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2010年9月

2010年9月23日 (木)

「ランチュウ中心 金魚の飼育と繁殖」 大野三男 文研出版 昭和51年 その4

目次 最後

 

第4章 主な病気と害敵
  ◇病気の原因と治療法
   病気にかからせないために
    病気の予防には
    早期発見のポイント
    病気の原因
    隔離水槽に入れるときの注意

   病原生物による病気

  • ウオジラミ(チョウ)病、イカリムシ病、ギロダクチルス病、白点病、白雲病、黒点病、鰓腐れ病、水生菌病

   細菌性の病気
    まつかさ病、赤斑病、尾腐れ病、サイクロキータ病

   水質環境のよる病気
    気泡(ガス)病、鼻あげ病

   一般病
    感冒症、腸炎、肥満過多症、栄養失調症、薬害、外傷

  ◇害敵と駆除法
    昆虫類、クモ類、甲殻類、魚類、ハ虫類、両生類、鳥類、獣類

 第5章 遺伝と改良品種
  ◇遺伝のしくみ
   遺伝とは
    動物と植物のちがい
    金魚の遺伝の研究

   金魚の主な形質の遺伝
    ひれ
    眼
    体色
    褪色性
    肉瘤

   遺伝性の強い欠点

  ◇品種改良
   品質を高める改良
   改良法
    種親魚の選択、交配法

   新品種の作出
    交雜法
    異品種交配、累進交雜、突然変異の利用

 第6章 研究会・品評会
  ◇研究会・品評会の審査
   盛大な品評会
   審査と品評会の意義
   審査の標準、審査のあり方

  ◇品評会めぐりと愛魚同好会
   研究会・品評会の様子
    仔魚の研究会
    準品評大会
    大阪錦蘭会の品評会
    日本らんちゅう協会の品評大会
    名魚を求めて

   愛魚同好会

 第7章 主な高級金魚の特性と飼育法

  • オランダシシガシラ、アズマニシキ、エドニシキ、ナンキン、トサキン、ヂキン、チョウテンガン、チンシュリン、ハナフサ

2010年9月21日 (火)

「ランチュウ中心 金魚の飼育と繁殖」 大野三男 文研出版 昭和51年 その3

目次つづき

  ◇七月の飼育管理
   褪色現象、褪色期の管理
   防暑法と水深、選別と放尾数

   第一週めの飼育管理
    水かえと五回めの選別
    イカリムシの駆除

   第二週めの飼育管理
    管理上のミス
    夏場管理の心準備

   第三週目の飼育管理
    色かわりによる黒変と病気による黒変のちがい
    夏場飼育のポイント
    水かえと淘汰

   第四週めの飼育管理
    色かわり
    色かわり後の選別

   第五週めの飼育管理
    水かえと選別、ハネ魚の尾について

  ◇八月の飼育管理
   難しい飼育期間、肥満魚をつくらないために
   色かわり時の水かえと給餌
   当歳魚の夏期研究会の意義

   第一週めの飼育管理
    水温の上昇を防ぐ、処分は迷わずに

   第二週めの飼育管理
    健康魚の目安。選別の基準
    頭骨が主で肉瘤は従、背さがりと体のバランス
    背さがりと筒の伸び

   第三週めの飼育管理
    背さがりと要点
    自然成長が第一

   第四週めの飼育管理
    大会出品前の管理、台風シーズンの注意

  ◇九月の飼育管理
   飼いこみの時期、好きな魚とよい魚
   日覆いと水かえ

   上旬の飼育管理
    水かえと選別
    魚の将来性の見方

   中旬の飼育管理
    強風の害と対策、秋の発情徴候
   下旬の飼育管理

  ◇十月の飼育管理
   ランチュウの飼育は千差万別
   水かえと給餌、保温覆い

   上旬の飼育管理
    水かえと給餌
    魚の将来性の見方

   中旬の飼育管理
    水かえと給餌、魚の将来性の見方

   下旬の飼育管理
    水温下降期の水かえ
    放尾数を増して青水をつくる
    魚の将来性の見方
    ランチュウの理想型

  ◇十一月の飼育管理
   越冬に備えての体力づくり
   過保護の害、水かえと給餌

   上旬の飼育管理
    とりあげるのはよくない、水かえと給餌

   中・下旬の飼育管理
    水かえと給餌
    冬囲いの準備と注意

  ◇十二月の飼育管理
   上・中旬の飼育管理
   下旬の飼育管理

  ◇一・二月の飼育管理
   一月の飼育管理
   二月の飼育管理

2010年9月20日 (月)

「ランチュウ中心 金魚の飼育と繁殖」 大野三男 文研出版 昭和51年 その2

目次の続き

 

第2章 管理の基本
  ◇小容器による飼育法
   小容器による屋外飼育
    飼育は屋外が原則
    屋外飼育の管理

   小容器飼育を主とした四季管理の要領
    管理の基本原則

   四季の飼育管理の要点
    春季の飼育管理
    夏季の飼育管理
    秋季の飼育管理
    冬季の飼育管理

   小容器による屋内飼育
    屋外飼育の長所と欠点
    屋外飼育の注意

   無給温屋外飼育の管理要領
    採光の調節と水づくり、水かえ
    給餌
    屋外飼育との組みあわせ、仔魚の育成

   調和水槽の管理要領
    調和水槽とは
    水草とその繁茂の調節
    水温の調節、放尾数は少なく、給餌
    水かえ

  

◇池や大容器による年間飼育管理の要点
   四季の変化
    気温と水温、日照
    雨量、四季の水かえ
    四季の給餌

   四季の管理の要点
    春季の飼育管理
    夏季の飼育管理
    秋季の飼育管理
    冬季の飼育管理

 第3章 繁殖・育成をふまえた飼育管理の一年
  ◇三月の飼育管理
   ランチュウ飼育は三月から、冬囲いをとく時期
   環境の急変は禁物、給餌は環境になれてから

   第一週めの飼育管理
   第二週めの飼育管理
    冬囲いをとく
    冬の水かえと、魚のすくいあげは大禁物
    外敵に注意、新水のくみ置き

   第三週めの飼育管理
    水かえはじめと池の掃除
    水かえの要領、親魚のとりあげと新池への放流

   第四週めの飼育管理
    親魚の給餌
    天候がかわれば給餌をやめる

   第五週めの飼育管理
    二回めの水かえ
    産卵・受精を成功させるために
    異常魚の見つけ方

  

◇四月の飼育管理
   オス・メスの別居、オス・メスの区別

   第一週めの飼育管理
    第三回めの水かえ、オス・メスの別居の必要性
    別居後の管理、新池への放流

   第二週めの飼育管理
    第四回めの水かえ、産卵抑制と卵の成熟

   第三週めの飼育管理
    産卵前の池の管理
    魚巣の設置

   第四週めの飼育管理
    不調魚はまず絶食
    追星の状態、産卵間近いメス魚の扱い方
    交配前の給餌

   第五週めの飼育管理
    種魚の交配
    産卵池の養生、夜の産卵池、産卵・受精と射精
    産卵後の種親魚の管理
    魚巣の管理、孵化日数と水温の関係

  

◇五月の飼育管理
   繁殖期の親魚の管理、産卵はせいぜい二回に
   よい水のつくり方、稚魚への給餌の基本
   成長を促進するには

   第一週めの飼育管理
    受精卵と無精卵の変化
    小さい池での産卵・交配、孵化池の管理
    産後はていねいに扱い
    自然に順応した飼育をする
    三日めの受精卵の状態、孵化の状態
    孵化後の稚魚の動静
    餌づけの準備
    稚魚に人工餌料を与えるときの注意

   第二週めの飼育管理
    稚魚(毛仔)の餌づけ、ミジンコの採集
    生餌は新鮮なうちに
    餌づけの仕方、ミジンコのよりわけ
    卵黄による餌づけ
    魚巣のとり除き、稚魚の菜食状態
    雨天の管理、池の数をふやす
    密飼いの危険性

   第三週めの飼育管理
    水かえの要領
    新池の水深と水割
    水かえ時の注意、O氏の池のかえ
    小容器池の放尾数
    二番仔の産卵について
    水質悪化による稚魚の死
    水の変化と水質の関係
    水質悪化の発見と予防法

   第四回めの飼育管理
    二回めの水かえ
    選別より飼育密度を少なく、稚魚の赤信号
    メス親魚の自然産卵

   第五週めの飼育
    三回めの水かえ
    選別・淘汰
    選別前の給餌中止、鼻あげをおこしたら
    選別の方法と内容
    初心者向きの選別法

  

◇六月の飼育管理
   飽食は禁物、梅雨期の水かえ
   水温調整、選別、淘汰
   過食に注意

   第一週めの飼育管理
    稚魚(毛仔)より青仔へ
    初心者が飼いはじめる時期
    梅雨期の管理上の注意
    水かえと二回めの選別、選別内容
    泳ぎだす姿・状態を見る
    梅雨前の管理

   第二週めの飼育管理
    水かえと三回めの選別
    餌はできるだけ生餌を

   第三週めの飼育管理
    水かえを十日間隔にし、徒長をおさえる
    水質の変化を少なくする、選別の主眼点

   第四週めの飼育管理
    病気の予防と青水の効用
    給餌量は少なめに、掃除はこまめに

2010年9月19日 (日)

「ランチュウ中心 金魚の飼育と繁殖」 大野三男 文研出版 昭和51年

「ランチュウ中心 金魚の飼育と繁殖」 大野三男 文研出版 1976年9月20日 AB変形判 ハードカバー P.309 定価1900円

 この本は文研リビングガイドシリーズの一冊として出版された本で、この他にも立花吉茂著「水草 栽培と楽しみ方」、近藤誠宏/近藤勝彦著「食虫植物 入手から栽培まで」、沖田好弘著「熱帯魚の飼育と繁殖」などがあります。前2冊もあまり出ません。

 作りはカチッとした感があり、紙質もよく、口絵の写真もきれいです。また、小さめの字で309ページもあるので内容の濃い本です。ランチュウ専門書と言って差し支えない本だし、多くの人が探し求めるのも頷けます。

 ランチュウの飼育書は数が少ないため、出版からまだ日は浅いのですが、古書界での本書は高価に取り引きされています。高価といっても、当時の価格1900円を考えると割高感はないと思います。
 毎年数冊は目にするので、入手困難な本ではありませんし、状態のいい本もたくさんあります。

 著者の大野三男氏は執筆時は奈良郡山の農業高校の先生で、その後大野養魚場経営されていたようです。

【構成】

目次
 第1章 飼育の基礎知識
  ◇ランチュウを飼育するために
   飼育の楽しみ
    ランチュウの魅力
    ランチュウの育成、ランチュウの鑑賞
    健康増進によい

   ランチュウの歴史
    金魚の起源
    金魚の歴史と品種
    金魚の系統と品種の分化
    ランチュウの歴史と特徴

   ランチュウの形態と生理
    魚体の各部と区分
    感覚器官とその働き
    消化器・呼吸器とその働き
    循環器・他の器官とその働き

   ランチュウの生態と習性
    水温と体温の関係
    ランチュウの好む水質、食性と排糞
    採光、繁殖、成長
    褪色、性質、体質、体色と鱗の構造

  ◇飼育に必要なもの
   飼育する水について
    水中の酸素量と消費量、酸素の供給
    水温について、水質について

   ランチュウの餌料
    よい餌料とは
    天然餌料
    人工餌料
    給餌について

   小容器と器具
    飼育は工夫しだい
    水の表面積と放尾数、小容器の欠点
    小容器飼育の器具

   池や大型容器と施設および用具
    繁殖・育成を楽しむには
    設置場所、飼育池の例
    標準池のつくり方
    池をつくるときの注意
    その他の大型飼育容器
    池・大型容器飼育の施設
    池・大型容器飼育の用具
    池のアク抜き

   ランチュウの購入から放流まで
    ランチュウの求め方
    飼育容器に放つまで
-----メモ-----
1976年=昭和51年
関連本

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2010年9月18日 (土)

「フィッシュマガジン」 昭和42年9月号 通巻17号 その4

金魚随想4 桜井良平 4ページ
 金魚飼い初めの記(その2)
  松井先生
   ※松井佳一
  西田さん
   ※西田明義(旧姓塩見)大阪府水産試験場
   郡山の武居一馬
  チョウテンガン

新製品紹介 2ページ
 鯉ペット 餌 恵比寿興業(株)
 マリーンポンプ 縦型ポンプ (株)東京観賞魚綜合センター
 熱帯魚トランプ 寺西商事(株)
 新ペット 餌カゴ付 (株)明和

魚紳士録(17) 淡水のギャング ライギョ 木村重 7ページ
 魚のギャングは
 ライギョの仲間
 どこから来たか悪紳士
 ライギョの習性
 寄生虫の宝庫ライギョの身体

バックナンバーの御案内 3ページ
 創刊号から第3館号までの目次を掲載

以上でこの号の紹介は終わりです。

2010年9月16日 (木)

「フィッシュマガジン」 昭和42年9月号 通巻17号 その3

フ化シリーズ ロージィ・テトラ 広瀬輝夫 2ページ
 執筆者は赤羽台熱帯魚同好会会長
 種親の準備
 種親の選び出し方
 産卵方法
 成育方法

遺伝の実習 熊谷孝良 3ページ
 熱帯魚、メダカ、金魚を材料にして
 1,ソードテールを材料にした遺伝実習

  • イエローソードとかオレンジソードと呼ばれているものの赤眼の作出

 2,メダカを材料にした遺伝実習

ブラインシュリンプの簡単な飼育法 高野秀昭 半ページ
 執筆者は東海区水産研究所技官
 餌はメリケン粉ときな粉を等量まぜて、乳鉢でする

水草のすべて(4) 和泉克雄 7ページ
 水草の種類
 エキノドラスの種類 ※エキノドルス
  エキノドラス・グリセバキイ Echinodorus grisebachii
  エキノドラス・パミキュラタス Echinodorus pamiculatus
   E.paniculatusの間違い?。
   ※パニクラツス

  エキノドラス・ベルテロイ Echinodorus berteroi
  エキノドラス・コージフォリウス Echinodorus cordifolius
   ※コルディフォリウス

  エキノドラス・マルティ Echinodorus martii
   ※マヨール

  エキノドラス・ムリカータス Echinodorus muricatus

  エキノドラス・テネラッス Echinodorus tenellus
   ※テネルス

  エキノドラス・カラ Echinodorus kala
  エキノドラス・グランジフローラス Echinodorus grandiflorus
   ※グランディフロルス

2010年9月13日 (月)

「フィッシュマガジン」 昭和42年9月号 通巻17号 その2

表紙写真
 アイモ・テトラ ※レッドフィンコンゴー?

カラー
 ロングノーズ・ガー

  • アメリカのクリーブランド水族館より7月15日に須磨、八瀬、江の島水族館あてに各5尾送られてきた。

肺魚の系譜 実吉達郎 6ページ

  • 条鰭亜綱、肺魚亜綱、総鰭亜綱、扇鰭亜目、管椎亜目などの話から、ネオセラトドゥス・フォルステリ発見の経緯など、読んで面白い記事です。

メダカの仲間達(9) 和泉克雄 9ページ
 エピプラティの仲間達 ※エピプラティス
 エピプラティは<平らな頭>を意味している。
 以下の種についての説明

 エピプラティ・カペリ Epiplatys chaperi
  ※チャペリ

 エピプラティ・クワリエリイ Epiplatys chevalieri
  ※チェリバリエリ
  この魚は飼ったことがない

 エピプラティ・ドォルサリス Epiplatys dorsalis
  ※ドーサリス
  繁殖は出来なかった

 エピプラティ・デュボイシィ Epiplatys duboisi
  ※ドゥボイシー
  繁殖は出来なかった。

 エピプラティ・ファッシォラタス Epiplatys fasciolatus
  ※ファスキオラートゥス

 エピプラティ・グラハミィ Epiplatys grahami

 エピプラティ・ロンギベントラリス Epiplatys longiventralis

 エピプラティ・マクロスチグマ Epiplatys macrostigma
  ※マクロスティグマ

 エピプラティ・ニグロマージナタス Epiplatys nigromarginatus

 エピプラティ・オルナータス Epiplatys ornatus
  ※オルナトゥス

 エピプラティ・セネガレンシス Epiplatys senegalensis
  過去に一度だけ飼育しただけで、短命であった。

 エピプラティ・セクスファシータス Epiplatys sexfasciatus
  ※セクスファスシアタス、セクスファスキアタス

 エピプラティ・シェルジュスコイ Epiplatys sheljuzhkoi
  ※シェルジュッコイ、chaperiの亜種

 エピプラティ・ムルチファシエータス Epiplatys multifasciatus
  ※ムルティファスシアタス
  飼育経験がない

 エピプラティ・セクスファシータス・レオネンシス
                Epiplatys sexfasciatus leonensis
  飼育経験がない

新しい熱帯魚(17) パイク・ヘッド・カラシン 牧野信司 1ページ
 Acestrerhynchus microlepis トーピードパイクのこと
 ※Acestrorhynchus
 5年位前から入っている

2010年9月11日 (土)

「フィッシュマガジン」 昭和42年9月号 通巻17号

「フィッシュマガジン」昭和42年9月号 第3巻9号 通巻17号 緑書房 B5判 P.176 定価220円

 特集は「座談会 磯の採集を円満に 地元との話し合」

 前号よりページ数が少し増え、錦鯉の連載も始まり、いい感じの専門誌になってきました。

【目次】

表紙写真
特集
 座談会 磯の採集を円満に 地元との話し合

グラフ
 グッピーとらんちゅうにかける 東京・品川区の槇さん
 水の生物のふるさとをさぐる 生きた魚の教室 夏休み子供博
 二坪の温室で繁殖を楽しむ 東京・千代田区の青木さん
 90匹の爬虫類を集めた高田爬虫類コレクション

カラー
 ミスジチョウチョウウオ
 ロングノーズ・ガー
 ショートノーズ・クラウンテトラ
 らんちゅう

肺魚の系譜 実吉達郎
海水魚のための濾過器のえらび方と自作法(4) 岡本彦太郎
遺伝の実習 熊谷孝良
魚切手のいろいろ(9) 島津安樹朗
メダカの仲間達(9) 和泉克雄
水族館めぐり 新潟水族館 編集部

読者愛魚録
 私の立鱗病治療法 宇田川 実
 N・ガンサーアイの繁殖 藤野栄一
 アストロを飼って 木全哲久

アイデア提供
 安価で効力のある海水魚飼育ろ過装置 藤野栄一
 簡単に作れる苔取り器 北中 進

磯の幼魚たち(2) 曽根崎久
フ化シリーズ ロージィ・テトラ 屋代乾二
魚と遊ぼう(5) 岡沢広二
金魚随想(5) 桜井良平
水草のすべて(4) 和泉克雄

新しい熱帯魚(17) パイク・ヘッド・カラシン 牧野信司
錦鯉の池造り(新連載1) 黒木建夫
世界の奇魚(16) ブリンクマンネラ・エロンガータ 阿部宗明
ブラインシュリンプの簡単な飼育法 高野秀昭

相談室
 ブルー・ディスカスの幼魚の見分け方  解答)牧野信司
 カブトガニのえさと飼育法     (解答)編集部

新製品紹介
魚紳士録 (17) 淡水のギャング ライギョ 木村重

フィッシュテスト 私は誰でしょう(17)

友の会採集会のお知らせ
読者交歓会
バックナンバーの御案内
熱帯魚価格表
編集後記
友の会視察・研究会のお知らせ

-----メモ-----
1967年=昭和42年
熱帯魚雑誌 創刊年 一覧
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2010年9月 5日 (日)

「フィッシュマガジン」 昭和42年8月号 通巻16号 その4

水草のすべて(3) 和泉克雄 9ページ
 飼育と栽培

  • ・・・・金魚の伝統は長いが、長い伝統の間に植え込まれた<固定観念>は訂正のしようもなく、金魚といえば、狭い器で飼うもので、カボンバの一本ぐらい入れておけばよいという考えがふつうになっている。・・・・

    ・・・・砂も水草もない飼育槽は、<魚の倉庫>にすぎない。・・・・倉庫的水槽に長時間滞留していた魚ほど弱くなるのも当然である。・・・・

    ・・・・私達、趣味的範囲にとどまる飼育家が、最終の目的とするものは、この<水槽のなかの小さな自然?でしかない。・・・・

 水槽のなかの自然のための水草

  • ・・・・水草は彼ら自身の<生殖作用>と<栄養体生殖>の二つの方向で増殖する。・・・・

    ・・・・魚と水草の両方の性質のバランスを知ることによって、容易に水槽のなかの小さな自然を表現する。これが熱帯魚飼育のだいご味というものである。トリミングとコントロールは<飼育と栽培>に必要な二つのたいせつな要点である、ということができる。

金魚随想(4) 桜井良平 5ページ
 金魚飼い初めの記(その1)
  はじめに
  オランダシシガシラ
   白点病、水生菌病、白雲病、うおじらみの治療法
  従兄
  ビニール池

世界の奇魚(15) アマゾン・モリ 阿部宗明 1ページ

  • Mollienesia formosa
    雌性単為生殖でセールフィンモリやモリの雄が、交尾に伴う刺激によって卵の発育をスタートさせるらしい。
    属名はフランスの大蔵大臣のMollienから、種名はラテン語で「美しい」

魚紳士録 (16) ぬえ的珍魚スカフィリンク 木村重 7ページ
 スカフィリングスたち
 兄弟分のチョウザメたち

バックナンバーの御案内 3ページ
 創刊号から第3巻5号までの目次

愛魚クラブの広場 1ページ
 岐阜愛魚クラブ
 赤羽台熱帯魚同好会

熱帯魚価格表 5ページ
 価格が小中大で掲載
 カラシン科  101~187
 鯉科     201~252
 胎生目高科  301~368
 卵生目高科  351~368
 闘魚科    401~420
 シクリッド科 501~531
 ナマズ科   601~632
 ドジョウ科  651~659
 その他の魚  701~738

 爬虫類    751~781
 海水魚    801~838
 水草     901~952

以上でこの号の商会は終わりです。

2010年9月 4日 (土)

「フィッシュマガジン」 昭和42年8月号 通巻16号 その3

メダカの仲間達(8) 和泉克雄 8ページ
 ミクロパンカックスの仲間達
 ミクロパンカックス・プラビピンニス Micropancax flavipinnis

  • ランプ・アイより背びれの位置がやや後方にある。・・・・

 ミクロパンカックス・カタンガェ Micropancax katangae

  • ・・・・すべてがあっさりしているのと、鑑賞的に強烈な魅力を持っていないので輸入されることもまれであり・・・・

 ミクロパンカックス・ロアティ Micropancax lodti

  • ・・・K氏はこのロアティを二つがい飼育していた。一つがいの譲渡をせつに願ったがだめだった。魚はふえないで、あっけなく死んだ。

 ミクロパンカックス・マクロプタルムス Micropancax macrophthalmns

  • 日本へは1954年頃にやってきたと記憶する。一ペア五千円もした。
    学名は小さな小さなパンカックスと言う意味
    特に眼が美しい。ランプ・アイというよび名はこの魚にふさわしい。

 ミクロパンカックス・マクルゥラス Micropancax macrurus

  • ランプ・アイにまじってきたことがある。繁殖はできなかった。

 ミクロパンカックス・マイアーシィ Micropancax myersi

  • 1957年4月から7月までの三ヶ月間、一回飼ったきりである。

 アプロケィリクチス・スピローケナ Aplocheillichths spilduchend

  • 1960年私の水槽にいてすぐ消えた。滞在期間は一ヶ月ぐらいだったろう。・・・・その後は会っていない。

新しい熱帯魚(16) ミィロプルス 牧野信司 1ページ
 ミィロプルス・アーノルディ Myloplus arnoldi
 日本には今から五年ぐらい前に輸入された。
 もう一種はミィロプルス・スクルトゼイで20cmになる。
 ブラックライン・ミィロプルスが数年前に一度輸入された。

キーホール・シクリッドの産卵・ふ化 屋代乾二 2ページ
 Aequidens maronii
 直径15cm程の植木鉢を一ヶ入れてやる。

----メモ----
1954年=昭和29年

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