「長良川の魚」 駒田格知 昭和62年 大衆書房 その5
(24)ドジョウ
- 本流では成魚が採れない。支流の五六川では採れるが、シマドジョウの半分以下。
(25)シマドジョウ
- 本流では上流域から下流域まで生息。生息量はあまり多くない。
支流の**川に流入する用水路では繁殖していると考えられる。
(26)スジシマドジョウ
- 10年間の調査中、1978年8月に本流の**地区でただ一度確認されたにすぎない。
琵琶湖産アユに混入したものと考える。
(27)ナマズ
- 1986年6月に本流で卵が水草の間にびっしり付着し、漂っているのに出くわした。
天王川、五六川、犀川、中川などの支流にはかなりの量が生息している。
(28)ギギ
- 中流域の3つの地区にはかなり生息しているが、下流域の**地区では1980年8月に1尾採補したにすぎない。流されてきたものか。支流、池では確認されない。
(29)ウナギ(ウナギ科)
- 本流各地区での月別の調査状況
(30)メダカ(メダカ科)
- 本流で見ることは稀。
(31)ボラ(ボラ科)
- 出世魚 オボコ、ハシリ、イナ、ボラ、トド
岐阜市周近辺が遡上の上限のようだ。これはスズキと一致。
(32)カムルチー(タイワンドジョウ科)
- 本流の**地区にも生息しているが、藍川橋上流部にはいない。
支流の**川、**川、**川には多数生息している。
冬季は泥土中にもぎって越冬する。
(33)スズキ(スズキ科)
- 墨俣地区に極めて多く遡上する。
(34)ドンコ(カワアナゴ科)
- この10年間で下流域の**地区で1979年および1985年夏季の2度採補しただけ。
一方、**橋上流地区でも1979年に一度確認した。
(35)チチブ(ハゼ科)
- 本流の墨俣地区ではかなり多くみられる。中流域の須原地区、小瀬地区でも確認。
支流では確認できない。
(36)ゴクラクハゼ
- 墨俣地区でもよく採れる。支流では確認できない。
(37)ヨシノボリ
- 本流、支流にかなり生息している
(38)カワヨシノボリ
- 下流域には少ない、**橋上流地区にはかなり多い
(39)マハゼ
省略
(40)カジカ(カジカ科)
- **橋上流地区や**地区で時々採補されるが、支流や池では全く確認されない。
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