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2010年8月11日 (水)

「長良川の魚」 駒田格知 昭和62年 大衆書房 その3

4.長良川中・下流域における魚類分布 13ページ
 1979年8月の本流8地点での全魚種と尾数
  河口から12km、17km、28km、38km、60km、70km、76km、84km
  上記は地名も記述されています
  一覧表と各地点の解説

 1976年~1986年に確認された主な魚種
  本流2地点と支流5小河川および池
  河口から38km、60km
  小河川名も記述されています
  一覧表と詳細解説
  池の違いによるタイリクバラタナゴの生息数の差違

 1976年~1986年に採捕された魚種の季節的変動
  本流2地点
  河口から38km、60km
  一覧表と解説

 1976年~1986年に採捕された魚種の季節的変動
  2つの小河川の合流点 河口から38km附近
  一覧表と解説

 10年間での傾向について

5.各種魚類の生態 50ページ
 用語解説 イラスト
  計測部位
  一般的用語

 (1)アマゴ(サケ科)
   降海型 海津町での鱒網
   河川型

 (2)アユ(アユ科)

  • 最初の学名はSalmo(Plecoglossus)altivelisでPlecoglossusは"網目状の舌をもつこと"、altivelisは"高い帆"を意味した。

   円錐歯と櫛状歯
   琵琶湖産アユと河川遡上アユ

 (3)タモロコ(コイ科)
   本流、小河川ともに生息
   小河川のほうが大きく、丸みも著しいようだ

 (4)ホンモロコ
   本流のほうが多く生息している
   夏期に限り採集されることから群で移動していると思われる

  (5)スゴモロコ、(6)デメモロコ
   過去10年で1980年8月に**地区で各1尾採集したにすぎない
   繁殖しているとは考えにくい

 (7)ヒガイ
   中・下流部にかなり生息している
   昔は岐阜名産の魚の甘露煮に使用された

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