「長良川の魚」 駒田格知 昭和62年 大衆書房 その6
6.上流域の魚類 2ページ
1978年と1982年の夏季に本流上流域(**町)にて調査
(1)アカザ(ギギ科)
- 中流域中部の**や**橋付近では採補されたが、あまり多くはない。
(2)アジメドジョウ(ドジョウ科)
- **地区で確認、生息量は多くない。
7.今後、中・下流域に侵入するであろう魚種 2ページ
現時点では確認していない。
(1)ブルーギル(バス科)
1960年に日本に入る
(2)オオクチバス(スズキ科) ※ブラックバス
1925年に日本に移入
8.ほとんど見られなくなった魚類 2ページ
(1)ハリヨ
1972年6月頃、犀川水系に属する池で釣りにより2尾採補
(2)イタセンパラ
10年間の調査では確認していない。
9.まとめ(矢作川と比較して) 4ページ
- 10年間(1976~1986)に長良川全流域にて確認された魚種は42種、矢作川(1974~1982)は29種でニッポンバラタナゴが含まれている。
比較一覧表を掲載
10.あとがき
・・・・長良川に河口堰が建設されましても魚類相に大きな変化はないかも知れません。また、莫大な影響が現れるかも知れません。いづれにしましても、長年そこに生息する魚類を見てきた私にとって、現在の長良川の魚たちの記録を残しておくことは義務であり、責任であると思いこの書を記しました。・・・・
11.参考文献
9冊の著者名、出版年、書名、出版社
以上でこの本の紹介は終わりです。
-----メモ-----
1925年=大正14年
1985年=昭和60年
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