「フィッシュマガジン」 昭和42年7月号 通巻15号 その5
新製品紹介
オリエンタル 熱帯魚用配合飼料 500g 800円
オリエンタル酵母工業
ビッグA・C炭素フィルター 京都アルギン化学研究所
A丸型フィルター 300円
B水底用フィルター 800円
パワーフローモーターフィルター 櫻電社 3800円
魚紳士録 (15) 海を知らぬ海水魚 木村重 6ページ
※淡水のアカエイの話
川魚と海魚
西江を航く
居たぞ珍魚原籍地を忘れた魚
放医研と魚 江藤久美 6ページ
- われわれは魚(主としてワキン、ヒメダカ)を用いて電離放射線(X線やγ線)の身体的影響を研究してます。しかし、遺伝的実験ではありませんから、きれいなキンギョや変わったグッピーを作り出すことはしません。・・・・
1,飼育施設
A,魚飼育室
温度は25度
B,低温飼育室
温度は15度
C,採卵室
D,大型魚飼育室
- 以前は生理学的実験を行うため、大型雷魚、ウナギなどを飼育していた。
E,海水魚飼育室
F,その他の施設
2,魚の購入、検疫、消毒および実験前の温度順化
- ワキン(体重5~8g)は約三千匹、ヒメダカは約六万匹を一年間に使用している。
3,繁殖
4,照明
5,実験観察
放射線障害の発現の速さと水温は密接な関係がある。
25度、15度、6度の死亡までの日数を説明
6,RI投与魚の飼育
ラジオアイソトープ
7,長期飼育実験
- 魚は三千R以上の放射線を照射して25度に保つと、ほぼ十日ですべて死亡します。しかし、一千R以下ですと、このような短期間では死亡はおこらず・・・・
a,屋外飼育
b,屋内飼育
8,照度自動調節装置
9,おわりに
- ・・・・われわれの用いる魚は実験用であって観賞用ではありません。したがって、色、形、模様などが美しいというよりもむしろ一群の魚の質が均一であることが望ましいわけです。・・・・魚では遺伝的形質の均一な系統が確立していないため、いくら体重を一定に揃えても結果が大きくばらつきます。・・・・
自家繁殖を行えば、・・・・系統の確かな、経歴のはっきりした、充分健康な魚が簡単に入手できて、・・・・
バックナンバーの御案内 3ページ
創刊号~第3巻第5号(通巻13号)までの目次
以上でこの号の紹介は終わりです。
« 「フィッシュマガジン」 昭和42年7月号 通巻15号 その4 | トップページ | 「フィッシュマガジン」 昭和42年8月号 通巻16号 »
« 「フィッシュマガジン」 昭和42年7月号 通巻15号 その4 | トップページ | 「フィッシュマガジン」 昭和42年8月号 通巻16号 »
コメント