「コイ科6種の幼期における識別について」 横手元義 水産庁淡水区水産研究所 1960年 その3
4,結果
1.フナとコイの比較
(1)ふ化後の日数と形態変化
A,フナ
a.前期仔魚期
ふ化後1週間目の卵黄状況説明
b.後期仔魚期
1週間目、10日目、2週間目、20日目のStage値
c.幼魚期
30日目、40日目の棘軟条、うろこの状況説明
B,コイ
※フナに同じ
a.前期仔魚期
b.後期仔魚期
c.幼魚期
ひげ、うろこ状況説明
フナおよびコイのふ化後日数と平均体長の表を掲載
(2)成長段階にともなう形態的特長の比較と識別点
表形式で説明
前期仔魚期、後期仔魚期(前期、中期、後期)、稚魚期)
2.ウグイとオイカワの比較
(1)ふ化後の日数と形態変化
A,ウグイ
a.前期仔魚期
b.後期仔魚期
c.幼魚期
B,オイカワ
a.前期仔魚期
b.後期仔魚期
c.幼魚期
ウグイおよびオイカワのふ化後日数と平均体長の表を掲載
(2)成長段階にともなう形態的特長の比較と識別点
前述に同じ
3.モツゴとホンモロコの比較
(1)ふ化後の日数と形態変化
A,モツゴ
a.前期仔魚期
b.後期仔魚期
c.幼魚期
B,ホンモロコ
a.前期仔魚期
b.後期仔魚期
c.幼魚期
モツゴおよびホンモロコのふ化後日数と平均体長の表を掲載
(2)成長段階にともなう形態的特長の比較と識別点
前述に同じ
4.6種間の識別について
種間の索引
5,むすび
・・・・類似した二種づつを対比しながら観察し、それぞれの識別点を明らかにした。いづれも、主として黒色胞のあらわれ方を基盤にして、幼期のうちに完全に識別出来るようである。・・・・
6,引用文献
氏名だけ書いておきます。
- Balinsky,B.I.、古川優、Hubbs,C.L.、加福竹一郎、小林茂雄、黒沼勝造、中村守純、岡田弥一郎、清水礼蔵、末広泰雄、内田恵太郎、Win,H.E.、Miller,R.R.、吉崎方
写真撮影の材料と方法
1.カメラとレンズ
2.接写装置
3.フィルムおよび現像
4.照明
白黒写真
ホルマリン標本 T.L.表示
フナの形態変化
ゲンゴロウブナ 5日、15日、20日、30日
ギンブナ 10日
コイの形態変化
4日、7日、10日、20日、20日(※誤植?)
ウグイの形態変化
10日、20日、40日、50日
オイカワの形態変化
10日、14日、20日、30日
モツゴの形態変化
5日、10日、20日、30日、背びれ(後期仔魚期)
ホンモロコの形態変化
7日、14日、30日、40日、背びれ(後期仔魚期)
※一番大事な索引は閲覧でもしてください。
以上でこの報告資料の紹介は終わりです。
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