「金魚 魚の話」 松井佳一 昭和19年 目黒書店 その8
第十六章 マス(鱒) 12ページ
一 人工的の飼ひ方の發達した魚 省略
二 マスの種類
- 大體三の區分がある
陸封性(※りくほう)
ベニマスが阿寒湖で陸封されたものを、カバチェッポ(アイヌ語で薄い魚といふ意味)明治26年から各地へ移植。ヒメマス
・・・・ビワマスの小さいものを滋賀縣、岐阜縣、京都府等ではアマゴと呼び、兵庫縣、岡山縣ではヒラベ又はヒラメといひ、九州地方ではエノハと呼ぶ。・・・・
ニジマスは明治10年(1877年)頃輸入され、次に命じ42,3年頃以來度々輸入。
三 マスの形態 省略
四 マスの習性 省略
五 マスの養殖
(イ)人工授精
明治9年に米國からこの方法を習った
(ロ)人工孵化 省略
(ハ)卵の運搬 省略
(ニ)飼育法 省略
第十七章 アユ(鮎、年魚) 7ページ
一 世界で一番おいしい魚 省略
二 アユの形態 省略
三 アユの習性
- 明治42年に理學博士石川千代松先生の實驗によって、コアユはアユの陸封型であることが明らかになった。
四 アユの養殖 省略
第十八章 普通の淡水魚 8ページ
一 形態の變った魚
※短めの解説有り
(イ)ドジョウ
(ロ)ナマズ
(ハ)タナゴ
(ニ)オイカワ
(ホ)カジカ
二 習性の面白い魚
(イ)産卵期に色の美しくなる魚
婚姻色、ホルモン、第二次性的標徴
(ロ)生きた介の内に卵を産む魚
(ハ)巣を作る魚
第十九章 熱帶魚 9ページ
一 熱帶の動物は美しい
- 我が國では大正初年頃からはじまって昭和初年頃から大いに流行してゐる。
二 動物發生の三態
卵生、卵胎生、胎生の説明
三 卵生の魚
※短めの解説有り
(イ)ゼブラ・ダニオ 學名はダニオ・レリオ
(ロ)ダニオ・マラバリクス
(ハ)マウス・ブリダー 學名はハプロクロミス・ストリジゲナ
(ニ)アカラ 學名アキデン・スポルタレグレンシンス
(ホ)エンデル・フィシュ 學名プテロヒリウム・スカラレ
(ヘ)パラダイス・フィシュ 學名マクロポズス・オパルクラリス
ベタ・ルブラ、ベタ・スプレンデンス、ベタ・カンボヂア
クローキンググラミー(學名クテノプス・ビタッタス)
四 卵胎生の魚
(イ)ムーン・フィシュ 學名プラチポエシエルス・マクラッス
- 赤いのをレッドムーン、靑いのをブリュームーン、黄色のをゴールデンムーン、黑をブラックムーン、斑のものをサラサムーン
(ロ)ソードテール 學名キシホホルス・ヘレリ
(ハ)グピー 學名レビステス・レチクラタス ※グッピー
五 飼い方 省略
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