「アクアライフ」 昭和55年5月号 通巻10号 その3
コリドラスの魅力 カラー4ページ
代表種を10種とSP種を8種紹介
SPに既にイルミナグリーンもいます。
長崎で見つかったテツギョ カラー2ページ
農家の池で見つかった個体の写真
初心者からマニアまで楽しめるコリドラス 5ページ
トレードマークはヒゲと大きなウロコ
何とでも共存できる温和な性格
腸呼吸のおかげで水溜りでも元気
ちょっと気をつけたい飼育のポイント
1,単独か混泳かで変えたい温度
2,水質は中性から弱アルカリ性
3,砂粒の大きさで異なる生態
4,豊富なメニュー、コリドラスの食事
マニアにもぜひ挑戦して欲しい繁殖
1,水槽は適当に落ちついたものを
2,産卵温度は低めに
3,水質はあまり過敏にならずに
4,産卵しやすい環境を作ってやろう
5,総合的に判断したい雌雄の区別
6,なかなか情熱的な産卵形態
7,産卵後は温度を高めに
8,稚魚の餌の心配をしないために
へそまがり熱帯魚学(3) コリドラス 3ページ
副題 コリドラスはいま大分化のさかな
ピコグラム
DNA量を示す時に用いている単位
1兆分の1グラム
進化とDNA量は関係する
- DNAは進化の段階が低いほど多く、高いほど少ない、また、基本的な形態の魚に多く、より特化した魚に少ない。
減ってゆくDNA
増えるDNA
- コリドラスは同類の2~3倍のDNAを持っている。
DNAが多いということは、どれだけ遺伝変異と選択チャンスが多いということで、種分化には有利なこと。
パラダイスフィッシュの産卵 1ページ
- ベタの卵などと違って軽いので、そのまま浮上して泡巣に付着する。
翌日になると水槽の中央にオスが踏んばり、メスは水底近くに追いやられており、産卵行動が見られなくなったので、メスを取り出す。
餌は朝と晩に市販の粉餌を水面に溶かしてやるだけで、初期餌料はいわゆるバランスド・アクアリウムに発生している微生物に頼った。
20日後の生残数は100尾をかぞえた。
テツギョとはどんな魚? 2ページ
- テツギョについての文献はいろいろあるが、宮城県史跡天然記念物調査委員であった東北大学教授、朴沢三二博士が、魚取沼のテツギョの研究報告を行ったものがテツギョ研究の古典となっている。
一般的な読み物としては、「天然記念物の動物たち」のなかで、畑正憲氏が独特の筆のはこびで魚取沼のテツギョのことを書いており、前記の朴沢三二博士の分析報告のこともかいてある。
XX市のAA地区では「オナガ」とよんでいる。
今までの報告は、ほとんど、池や沼からのものだった。しかし、私達はYY市のBB川、XX市のCC川、DD川からもテツギョを得た。CC川の調査では、フナ60に対してテツギョ1くらいの割合であった。また、未確認ながら、きわめて確実性の高いものとして、XX市のEE川からの情報も得ている。
-----メモ-----
1980年=昭和55年
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