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2010年2月 6日 (土)

「アクアライフ」 昭和55年3月号 通巻8号 その3

熱帯魚の繁殖入門 10ページ
 環境はなるべく自然に
 水質をどうとらえるか
 産卵は一にも二にも忍耐
 繁殖計画と養成
 繁殖記録は必ずとろう

 繁殖入門=20種の横顔
  コイ科の魚類

  • ゼブラダニオ
     縞の間の色は、雄が金色、雌が銀色。
     産卵用水槽が別に有れば、十分に卵を持った雌を午後3時ごろまでに入れ、夕方暗くなったら雄を2尾入れてやる。
  • アカヒレ
     雄は雌の前で、白く縁取られた鰭を広げる。
  • ラスボラ(ヘテロモルファ)
     ペーハが酸性に片寄った水質を好むと言われている。
  • チェリー・バルブ
     雄は鰓ぶたから腹部、尾鰭のつけ根に赤が強くなる。
     充分に成熟した雌雄を1尾づつ入れる。
  • チェッカー・バルブ
     雄は赤みがかった鰭の先が黒い。雌は背びれの黒い縁が小さい。  

  アナバス科

  • ベタ(シャム闘魚)
     産卵は充分に卵を持った雌さえ見つかれば容易。
     雌は速やかに取り出す。
  • ドワーフ・グーラミィ
     雄親は、稚魚のフ化後も一緒にしても良い。
  • パール・グーラミィ  

  カラシン科

  • 産卵させるには♀に対して雄2の割合で入れた方が確率が高い。またフ化したばかりの稚魚は光を嫌うので、隠れ場所として小石を入れてやるとよい。
  • ヘッドアンド・テールライト
     頃合いを見て雌雄2ペアぐらいを一緒にしてやると、より確実に産卵させることが出来る。
     産卵用水槽は、新聞紙等で回りを囲って少しうす暗くしてやるとよい。
  • ネオンテトラ
     卵を持っているかどうかを確実に判別するには、灯りを消して、寝ているところを観 察すると、体色が消え、腹部に卵を持っていると外部から判る。
     外部を圍い薄暗くし、水温はやや高めの28度ぐらい。
     雌1尾に雄2尾の割合で入れる。
  • ペンシル・フィッシュ
     ナノストマス・アノマルスが産卵させやすい。
     オスは全体に赤味が増して暗赤褐色になる。
     刺激を与えるため水温を27度位に上げ、水を少し取り換えるといい。
  • モンクホーシャ
     雄は体色が濃くなり、特に目のふちの赤味が増してくる。 

    シクリッド科
  • エンゼルフィッシュ
     雄の方が比較的大きく頭部が出ている。
  • エジプシャン・マウスブリーダー
     婚姻色の出た雄1尾に対し十分腹の膨らんだ雌を2尾位入れる。
     産卵が終わったら、雄は取り出す。
  • ピンクシクリッド
     雌は腹部にピンクがかった黄褐色の模様があらわれる。
    親が卵を食べる心配は余りない。
  • アピストグラマ
     雄の方が熱心に卵やふ化した稚魚の世話をするので雌は取り出す。  

  その他の魚

  • コリドラス
     雌1に対し雄数尾の割合で飼育するとよい。
     繁殖には23度ぐらいが適している。
  • ノトブランキウス・ギュンテリー
     ふ化後1ヶ月で雌を求めるようになる。
  • アルゼンチン・パール
  • ソードテール

 雌雄の簡単な見分け方 イラストで紹介

-----メモ-----
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