「フィッシュマガジン」 昭和42年4月号 第3巻4号 通巻12号 その3
新しい熱帯魚(4) ブルー・テトラ 牧野信司 1ページ
Mimagoniates microlepis
1959年頃に他種と混同されて10尾ばかり輸入された。
フ化シリーズ(3) アレステス・ロンギピンニス 屋代乾二 2ページ
Alestes longipinnis
- 雄は雌より一廻り大きく、尾びれ、腹びれ背びれはそれぞれ先端が乳白色に変色し、体色がやや鉛色に鈍い光沢をもっている。脂びれは黒いピンク色に変色する。
水族館の歴史(5) 久田迪夫 2ページ
経営別にみたわが国の水族館
実験所附属水族館
新製品紹介
ビタクラフト 西ドイツからやって来た栄養満点の科学飼料
魅惑の水中蛍光灯 イスズ式特許水中蛍光灯
ミネラルウォーター育生魚薬石
TNバーチカルフィルター 田辺商工
魚紳士録(12) 巨大な魚 木村 重 6ページ
海洋の王者
陸水の横綱
東南アジアの王者
欧州と極東の巨魚
緑の錦鯉はこうして作った 吉岡忠夫 5ページ
※北陸養鯉センター
はじめに
従来品種養殖上の問題点と品種改良
緑の錦鯉産出の動機とその経過
- それは昭和38年5月のことであった。・・・・・ある池の数千匹の稚魚の中に夢ではなくこれこそ神秘的な地肌の緑の鯉、確かに緑色の鯉が2,3尾泳いでいるのを確認した。・・・・・私は種鯉となっていた「秋水」系のメス「山吹黄金」系のオスの親魚に敬虔な祈りを捧げたいくらいであった。・・・・・
かくして昭和41年4月4日、県庁内の知事室で、多数の報道陣に囲まれて知事は一葉の色紙をとりあげて墨痕鮮やかに一筆、「、緑の錦鯉命名 越の秘色 富山県知事吉田実」とされ、私はただ感激するばかりであった。
「秘色」とは「ひそく」と読み、学問の浅い私にはすぐわからなかったが、いわゆる「ひそく色」のことで陶磁器の方では「ひそくと」いう昔シナで作った緑色の焼き物があったという。・・・・・
緑の錦鯉の観賞と品種改良の将来
むすび
----メモ-----
1959年=昭和34年
これでこの号の紹介は終わりです。
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