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2009年12月

2009年12月30日 (水)

「フィッシュマガジン」 昭和42年2月号 第3巻2号 通巻10号

「フィッシュマガジン」昭和42年2月号 第3巻2号 通巻10号 緑書房 B5版 P.140 定価200円

この号は特集を組んでいません。

【目次】
少年愛魚家座談会(続)

訪問
 38本の水槽に130種 熱帯魚喫茶ロベリア
 ブルー・ディスカスの産卵・フ化を目指す中島さん
 青い眼のアクアリスト、ウィリアム軍曹

マンガルポ よみうりランドの巻 秋山賢一

メダカの仲間達(2) 和泉克雄
魚切手のいろいろ(2) 士先ず安樹朗
水族館の歴史(3) 久田迪夫

フ化シリーズ コリドラスの産卵とフ化 渡辺哲夫

読者愛魚録
 41年度海水魚採集回顧録 勝山一郎
 エンゼル・キッス 山口新也
 シャム闘魚の産卵・育児 神戸グッピークラブ

新しい熱帯魚(2) ダトニオイデス・ミクロレピス 牧野信司
遺伝の基礎知識(2) 熊谷孝良

アイデア提供
 安価にできる容器保温 北住章
 白点病の治療法、他 具備矢朗
 胎生魚の採仔箱の作り方 平野宏

熱帯魚雌雄の見分け方 屋代乾二
磯魚の漁場案内記(1) 曽根崎久
魚とビタミン 広岡義雄
無脊椎動物の飼い方(1) 杉浦宏
世界の奇魚(9) 最軽量魚(シンドレリア属) 阿部宗明

相談室
 ブラインシュリンプを大きくする方法 (解答)広崎芳次
 水草の育ちが悪い (解答)和泉克雄
 ホトケドジョウの見分け方 (解答)中村守純

リュウキンの水槽飼育(4) 梶純夫
新製品紹介
魚紳士録(10) 雀膳よ。どこに居る? 木村重

第1回東日本錦鯉アマチュアコンクール
キッシンググーラミィのおしくらまんじゅう 杉浦愛之
表紙写真解説 プセウドトロフィウス・オーレタス

熱帯魚店めぐり 観魚苑
フィッシュ画廊
 コガネヤッコ
 コリドラス・パレアタスの産卵
 コリドラス・ジュリー
 錦鯉の群泳

フィッシュテスト<私は誰でしょう>(10)
熱帯魚価格一覧
読者交歓室
本誌月刊のお知らせ

-----メモ-----
1967年=昭和42年
熱帯魚雑誌 創刊年 一覧
    ←FM 通巻9号  FM 通巻11号 → 
 

「フィッシュマガジン」 昭和42年1月号 第3巻1号 通巻9号 その2

メダカの仲間たち(新連載1) 和泉克雄 6ページ
 日本のメダカに始まり、メダカ目の概要をひたすら書きつづっている。

遺伝の基礎知識 (1) 熊谷孝良 7ページ
 副題 金魚、熱帯魚の品種改良のために
 1,優勢の法則
  レースエンゼルは優勢の法則の例外と言える。
 2,分裂の法則
 3,独立遺伝の法則

  • 鯉と鮒の雑種は属間雑種で、これを人為的に作ると、性的には♀は正常であるが、♂は不胎になる。

新しい熱帯魚(新連載1) ブロチス・コエルレウス 1ページ
 ※ブロキス

  • コリドラス属に含まれれ魚はナマズの仲間で、現在20種近くも輸入されている。

水族館の歴史 (2) 久田迪夫 3ページ
 続・世界最初の水族館
 循環式水族館の誕生
 草創期の水族館

リュウキンの水槽飼育 (3) 梶純夫 5ページ
 (3)病気の治療とその対策
  A 病魚の見分け方
  B 治療法
  C 実際の病気と治療法
   (ア)白点病
   (イ)サイクロキータ病
   (ウ)松かさ病(立鱗病)
   (エ)赤斑病
   (オ)水生菌病(ワタカブリ病)
   (カ)いかり虫・ちょうの寄生
   (キ)感冒
   (ク)気泡病
   (ケ)食欲不振

 (4)飼育に必要な器具と整頓

以上でこの号の紹介は終わりです。

2009年12月24日 (木)

「フィッシュマガジン」 昭和42年1月号 第3巻1号 通巻9号

「フィッシュマガジン」昭和42年1月号 第3巻1号 通巻9号 緑書房 B5版 P.140 定価200円

 フィッシュマガジンはこの号から月刊誌となりました。

特集 愛魚撮影教室

【目次】
カメラの選び方とアクセサリー 加藤正世
フィルム 牧野信司
撮影の条件 加藤正世
 水槽飼育の魚の撮影
 水族館での魚の撮影
 標本の撮影
 干潟での撮影

水槽中の魚撮影の研究 牧野信司
 接写用特殊水槽
 ライティングについて
 シャッタースピード
 撮影時間、用いる魚、後の手当

ソフテックス写真 加藤正世
魚の撮り方のコツ 杉浦愛之
錦鯉と池の写し方 黒木建夫

熱帯魚撮影作例 杉浦愛之
撮影中の牧野信司さん
ソフテックス写真作例 加藤正世
愛魚撮影コンクール

訪問
 高級熱帯魚を上手に飼う水野さん
 金魚と人工海水の研究家・広岡さん

少年愛魚家座談会(上) 杉浦宏

メダカの仲間たち(新連載1) 和泉克雄
魚切手のいろいろ(新連載1) 島津安樹朗
新しい熱帯魚(新連載1) ブロチス・コエルレウス 牧野信司

読者愛魚録
 夢のグッピーの誕生 斎藤勇一
 魚との内面的なふれあい 玉井和泉
 無限に広がる夢 川江康文
 鯨を飼育してみたい 碓井真理

遺伝の基礎知識 (1) 熊谷孝良
アイデア提供 外部式濾過、その他
水族館の歴史 (2) 久田迪夫
海水魚飼育の初歩と実際 (3) 曽根崎久

世界の奇魚 (8) 尾端の発光器で魚を寄せる(S・ハリソニ) 阿部宗明

相談室
 ディスカスの種類とニキビ治療 (解答)牧野信司
 アロワナ幼魚の飼い方 (解答)杉浦宏
 ナンヨウハギの飼い方とモンガラの餌 (解答)渡辺哲夫

リュウキンの水槽飼育 (3) 梶純夫
新製品紹介
魚紳士録 (9) ヘラチョウザメと象魚 木村重

昭和41年度新潟県錦鯉品評会 水沢六郎
表紙写真解説 フグとコバンザメ

熱帯魚店めぐり
 お茶の水水族館
 五反田水族館

フィッシュ画廊
 チリメニャッコ他
 ブリリアント・ラスボラ
 第1回東日本錦鯉アマチュアコンクール受賞鯉
 全国農業祭農林大臣賞受賞鯉

フィッシュテスト 私は誰でしょう (9)
熱帯魚価格一覧
読者交歓室

-----メモ-----
1967年=昭和42年
熱帯魚雑誌 創刊年 一覧
     ← FM 通巻8号  FM 通巻10号 →
 

2009年12月23日 (水)

「弘前付近の水辺・水中植物図譜」 鈴木正雄 昭和53年 弘前生物談話会 その4

あとがき
 「弘前付近の水辺・水中植物図譜」再成にあたって

  • 今から10年前の昭和44年1月、あかそ先生こと鈴木正雄先生は、愛着ある青森県立弘前高校を定年退職されるにあたり、それまで書きためておられた水辺や水中の植物図をコピーされ、表題の本として製本したのでした。そして、希望者に頒布することになっていたのです。

    ところが、忘れもしない同年同月31日未明に起きた・・・・放火事件によって、・・・・・灰になってしまったのでした。

    幸いなことに、事件の直前にほんの数冊ながら頒布されていたことがわかり、そのうちの一冊を小生が所持しました。・・・・・

    ・・・・・東京都立小石川高校教諭大滝末男氏は、著書「水草の観察と研究」の中に、わが国の特定地域の水草図譜としては「豊中市における水生植物の概観 水野寿彦著」と二冊だけの文献である旨紹介しており、先生のこの著書が非常に貴重なものであることが知らされたのです。・・・・・・期せずして再版の声が出始めたのです。

    印刷技術が進歩した今日・・・・・

    この本の装幀は・・・・・原本ではすべて先生のご自身の筆跡だったのですが、・・・・・。しかし、多くの方々から、先生の筆跡を残すように要望がありましたので、「まえがき」だけは原本のままにしました。

    ・・・・・・

      再版発起人を代表して 小林範士
                  (弘前市公園緑地課勤務)

以上でこの本の紹介は終わりです。

2009年12月21日 (月)

「弘前付近の水辺・水中植物図譜」 鈴木正雄 昭和53年 弘前生物談話会 その3

紹介されている種名 90種
 図の他は科名と箇条書きで3~4行の解説のみ。

  • かずのごけ(うきごけ)、いちょうごけ、ひめみずにら、でんじそう、みずとくさ、さんしょうも
  • がま、ひめみくり、みくり、えびも、やなぎも、こばのひるむしろ、ほそばみずひきも、ふとひるむしろ、ひるむしろ
  • みかずきいとも(いとくずも)、とりげも、いととりげも、いばらも
  • おもだか、くわい、あぎなし、さじおもだか、へらおもだか、みずおおばこ、とちかがみ
  • すぶた、やなぎすぶた、せきしょうも、くろも
  • まこも、よし、あぜすげ、かさすげ、ひんじがつり、ひめくぐ、たまがやつり、不明種、みずがやつり、かやつりぐさ、こごめがやつり、くぐがやつり
  • ひでりこ、ひめてんつき、やまい、くろぐわい、ぬまはりい、くろぬまはりい、まつばい、うきやがら、しずい、えぞあぶらがや、さんかくい、ふとい、かんがれい、ほたるい
  • しょうぶ、うきくさ、あおうきくさ、ひろはいぬのひげ、しりいぬのひげ、いぼくさ、こなぎ、みずあおい、ひろはのこうがいぜきしょう、い、えぞのみずたで
  • ひつじぐさ、こうほね、はす、じゅんさい、はごろもも、まつも、みずはこべ、きかしぐさ、みずきかしぐさ
  • ひし、ひめびし、みずゆきのした、たちも、ふさも、みつがしわ、あぜな、きくも、たぬきも、ふさたぬきも、みみかきぐさ、ほそばのよつばぐら、みぞかくし

2009年12月16日 (水)

「弘前付近の水辺・水中植物図譜」 鈴木正雄 昭和53年 弘前生物談話会 その2

まえがき

  •  何年か前に、市内のデパートで「みちのく学生生物同好会」が主催して「水生生物展」を催したことがあった。・・・・・それから3年後の夏休みなど利用して、弘前周辺の水辺や水中の草を集めて図にしたのがこれで、当時は「水草誌」として上梓したいと思ったが、・・・・・折角書いたものだから捨てないで、謄写刷でもいいから出したらといわれたので、急に思いなおして纏めたのがこれである。

    ・・・・・ただこの度のはほんの弘前市付近のもののみで、第一報としたが、機をみて津軽全域に足を運び、それらを第二、第三報として発表したいと思っている。

                    昭和四十四年一月十五日
                            鈴木正雄 記

    以上は手書き原稿そのままを使用している。(理由はあとがきにある)

水草について
 ・水草は大方育生地の水が停滞し、四季によって・・・・・
 ・茎や葉は軟弱で気道はよく発達しているが、表皮は・・・
 ・種子はいつも水を欠かないから胚の発育がよく、・・・・
 ・増水すれば流失するおそれがあるので、それを防ぐ・・・
 ・酸素は、水中が空中よりも少なく、温度が上がると・・・
 ・主根のわきに側根を多く出して、丁度鯉のように・・・・
 ・水中では受粉が容易でないから雄花を離脱して・・・・・
 ・茎節が分離しやすく、無性的に増殖することが・・・・・
 ・山上の新しい池沼に新生するのは、風による種子・・・・

2009年12月13日 (日)

「弘前付近の水辺・水中植物図譜」 鈴木正雄 弘前生物談話会 昭和53年

「弘前付近の水辺・水中植物図譜」 鈴木正雄 弘前生物談話会 昭和53年10月30日 A4判 P.92 頒布

 本書は昭和44年1月15日に弘前高校の生物の先生であった著者が、頒布した同書を、弘前市公園緑地課に勤務していた小林範士氏が発起人となり再頒布したものである。(あとがきより)

 図譜なので写真はない。大滝末男・石戸忠(1980 昭和55年)「日本水生植物図鑑」のような本と思ってもらえばいい。ただし、学名などは記載されていないし、解説も箇条書きで3~4行、いたってシンプルです。

 装丁は公共の報告書によく使われる表紙で、色は焦げ茶、中は可成りしっかりした紙質である。

 変わっているのは目次がないことであるが、その分索引を前段に置き補っているのでしょう。

 古くはないが、地方出版であり、また頒布のためか古書界ではほとんど目にしない1冊です。

【構成】
まえがき
水草について
索引
本文
あとがき
奥付

-----メモ-----
1969年=昭和44年
1978年=昭和53年
関連本 地域系

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