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2009年12月16日 (水)

「弘前付近の水辺・水中植物図譜」 鈴木正雄 昭和53年 弘前生物談話会 その2

まえがき

  •  何年か前に、市内のデパートで「みちのく学生生物同好会」が主催して「水生生物展」を催したことがあった。・・・・・それから3年後の夏休みなど利用して、弘前周辺の水辺や水中の草を集めて図にしたのがこれで、当時は「水草誌」として上梓したいと思ったが、・・・・・折角書いたものだから捨てないで、謄写刷でもいいから出したらといわれたので、急に思いなおして纏めたのがこれである。

    ・・・・・ただこの度のはほんの弘前市付近のもののみで、第一報としたが、機をみて津軽全域に足を運び、それらを第二、第三報として発表したいと思っている。

                    昭和四十四年一月十五日
                            鈴木正雄 記

    以上は手書き原稿そのままを使用している。(理由はあとがきにある)

水草について
 ・水草は大方育生地の水が停滞し、四季によって・・・・・
 ・茎や葉は軟弱で気道はよく発達しているが、表皮は・・・
 ・種子はいつも水を欠かないから胚の発育がよく、・・・・
 ・増水すれば流失するおそれがあるので、それを防ぐ・・・
 ・酸素は、水中が空中よりも少なく、温度が上がると・・・
 ・主根のわきに側根を多く出して、丁度鯉のように・・・・
 ・水中では受粉が容易でないから雄花を離脱して・・・・・
 ・茎節が分離しやすく、無性的に増殖することが・・・・・
 ・山上の新しい池沼に新生するのは、風による種子・・・・

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