「弘前付近の水辺・水中植物図譜」 鈴木正雄 昭和53年 弘前生物談話会 その4
あとがき
「弘前付近の水辺・水中植物図譜」再成にあたって
- 今から10年前の昭和44年1月、あかそ先生こと鈴木正雄先生は、愛着ある青森県立弘前高校を定年退職されるにあたり、それまで書きためておられた水辺や水中の植物図をコピーされ、表題の本として製本したのでした。そして、希望者に頒布することになっていたのです。
ところが、忘れもしない同年同月31日未明に起きた・・・・放火事件によって、・・・・・灰になってしまったのでした。
幸いなことに、事件の直前にほんの数冊ながら頒布されていたことがわかり、そのうちの一冊を小生が所持しました。・・・・・
・・・・・東京都立小石川高校教諭大滝末男氏は、著書「水草の観察と研究」の中に、わが国の特定地域の水草図譜としては「豊中市における水生植物の概観 水野寿彦著」と二冊だけの文献である旨紹介しており、先生のこの著書が非常に貴重なものであることが知らされたのです。・・・・・・期せずして再版の声が出始めたのです。
印刷技術が進歩した今日・・・・・
この本の装幀は・・・・・原本ではすべて先生のご自身の筆跡だったのですが、・・・・・。しかし、多くの方々から、先生の筆跡を残すように要望がありましたので、「まえがき」だけは原本のままにしました。
・・・・・・
再版発起人を代表して 小林範士
(弘前市公園緑地課勤務)
以上でこの本の紹介は終わりです。
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