「アクアクラブ」 創刊号 1995年12月号 成美堂出版
「アクアクラブ」創刊号 1995年12月号 成美堂出版 A4判 P.158 定価800円(本体777円)
本雑誌が創刊された1990年代は、観賞魚専門誌創刊ラッシュの時代であった。(メモ欄参照)その数8紙で、それ以前から続いている専門誌と合わせての購入は金額的にも可成りのものであったと記憶している。
アクアクラブ自体は隔月発行の雑誌で、1997年8月号 通巻11号をもって終刊となってしまった。
相前後して、成美堂出版は1996年頃より「世界の熱帯魚&水草カタログ」というムック形式の本を毎年出版している。このムック本は熱帯魚の値段を掲載するという快挙を「楽しい熱帯魚」以来成し遂げた記念すべき本かも知れない。
雑誌の作りは紙質も良く写真も綺麗で、アクアライフ風な作りだと思う。これだけの雑誌を創刊させるためには、きっと編集者のハンティングでもあったのでしょうか。
創刊号ではあるがテーマを決めた紙面作りで、ありがちな初心者をターゲットにした出版ではないようだ。と言うより中味は結構濃いと感じる。海水魚、両棲・爬虫類がほとんど無いのが実に心地良い。
でも日本淡水魚、金魚はあってもいいかな。
副題は「熱帯魚情報 小さな自然・アクアワールドを楽しむ」で「厳選外車情報CARSALE12月号別冊」となっている。
【目次】
大特集 飼い方にこだわる! 南米シクリッド66
ディスカス、エンゼルを故郷の水景で飼う
アマゾン川の小さな森の住人 ドワーフシクリッド
水草とディスカスを欲ばって両方とも楽しむ方法
熱帯魚の絵にはエンゼルフィッシュとアマゾンソードが描かれている
もっともシクリッドらしい姿の 中型魚
量感が最大のアマゾンらしさを出している 中・大型シクリッド
西アフリカにもいるドワーフシクリッド
日本のフィールドにいる熱帯魚たち
野生グッピーをついに捕獲
熱帯魚にまつわるウワサを大検証
水中国際化現象 あの熱帯魚が日本で見られる理由
ニッポンにすっかりなじんでしまった熱帯魚たち
いざフィールドへ
水草水槽をつくる プロが伝授する七つの極意
魚えらびの成功マニュアル
弱酸性水域に棲むシクリッドの魅力と飼育法
CMの熱帯魚 「ムーチャン」はどこにいるの?
あなたもいつかは「スーパーマニア」
熱帯魚はじめてガイダンス 正しい器具の使い方
マンガ コリドラスは見ていた
お役立ち架空談話室 熱帯魚の分類、歴史
こだわりだったら誰にも負けない
ショップのおやじの独り言
AQUARIUMが見に行き隊
リニューアルでリアルな体験 サンシャイン国際水族館
これを見れば、きっとあなたも行きたくなーる
魚も、キレイに撮ってほしい
ビギナーのための水槽写真術
熱帯魚の永遠の故郷「熱帯雨林」 松坂実
なんでもQ&A 「もっと水について知りたい」
紹介しましょう、お薦めしましょう、あれやこれや
DISCUS ピジョンブラッド
WEST AFRICAN CICHLID ペルヴィカクロミス
爬虫類 陸ガメ
海水魚 チョウチョウウオ
No.1水草ショップを目指す 水草倶楽部
自然の原点を目指すショップ 緑
読者がつくるアクアクラブ アクアの殿堂
エキゾ川柳・狂歌
熱帯魚よ! 人気ものBEST10
俺がマニアだっ
アクアワールドの住人たち
ディスカスブリーダー 「白勢晃三さん」
熱帯魚を語る 江守徹さん
MY AQUARIUM
テトラとハッパできれいな水槽をめざしたい
別な世界がそこにある。だからアクアリウムっておもしろい
困った時にはショップに聞け! BETTA
所沢熱帯魚大橋温室
すべてがそろう総合ショップ シーズ
ディスカス専門店アクアショップ ウエスト
HELLO INFORMATION
イベント・トピックス・新製品紹介・プレゼント
-----メモ-----
西暦1995年=平成7年
2009/01/01 「熱帯魚雑誌 創刊年 一覧」
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