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2009年9月

2009年9月29日 (火)

「アクアライフ」 昭和55年1月号 通巻6号

「アクアライフ」 昭和55年1月号 通巻6号 マリン企画 A4版 P.118 600円

 特集「ビッグ・キャット・フィッシュ」

 いよいよ松坂実氏の登場です。とは言いながらも、前号で「ドワーフ・グラミィの産卵形態」を執筆しているのですが。

目次
野性味たぎるビッグ・キャットたちのキャラクター
     文:松坂実 撮影:佐々木隆良/吉田吉彦
儀式化されたウミススメの縄張り争い
     撮影/文:ジャック・モイヤー
海の理髪師 ホンソメワケベラ
     撮影:中村宏治
2億年の歳月が演出するドラマ カブトガニの産卵生態
     撮影:竹内宏司 文:土屋圭示
「捕食」水棲昆虫の生態 撮影:那須一二

沖縄西表島の海底に舞うチョウチョウウオ 撮影:本間宏
白無垢の花嫁 丹頂
ビッグ・キャット そのキャラクターと魅力を探る 文:松坂実
原色熱帯魚図鑑(4)

新春スペシャル
 第1弾 水槽写真講座 ノウハウと実際 吉田吉彦+編集部
 第2弾 コリコリクイズ大特集 瀬戸靖史+編集部
 第3弾 アクアライフ特選 洋書ガイド 佐藤哲+編集部

海水魚飼育のテクニック(3) 病気 根岸陽子
淡水魚飼育のテクニック(3) タナゴ 吉田徳巨
グッピー飼育講座(1) 品種について
錦鯉メモランダム(1) 錦鯉の歴史 水沢六郎

カブトガニに未来への架け橋はあるのか 土屋圭示
モノドンの「海の置き手紙」(3) 菅能琇一
オスとメスの不思議 その2 多紀保彦
海水魚の野外採集を考える 実技編(1) 椎橋幸男

魚類学入門 井田齋
アクア・テラリュウム学入門(6) 牧野信司
怪魚ランドへの招待状 アフリカ編(2) 石垣芳郎
無理難題VS快答乱麻 Q/A

AQUATIC PLANTS ROOM 最終回 埴沙萌
好餌苑 谷魚目
さかな徒然抄 ヤマメ さとう魚水
鈍魚庵の旧刊紹介 鈍魚庵主人

アクア・インフォメーション
ネットワーク
ショップ・レビュー
アクア・ギヤ
メールボックス
編集後記

-----メモ-----
1980年=昭和55年
    ← AL 通巻5号  AL 通巻7号 →

2009年9月28日 (月)

「アクアライフ」 昭和54年12月号 通巻5号 その5

怪魚ランドへの招待状 アフリカ編(上) 2ページ
 肺魚ラングフィッシュは驚くべき魚
 アフリカならではポリプティラス ※ポリプテルス
 世界最強の魚ジムナーカス

無理難題VS快答乱麻 Q/A 2ページ
 パールグラミーの雌雄判別法と産卵の様子

AQUATIC PLANTS ROOM アサザ 2ページ
 水中に生えるリンドウ
 黄色の花びらに繊細なふちどり
 草魚とアサザの面白い関係

水を探る 2ページ
 ※執筆者の北野康氏は名古屋大学水圏科学研究所長
 1,地球だけに液体の水が存在する?
 2,生物は海から誕生した
 3,海水の歴史物語
 4,生命の誕生以前に起こった海水のドラマ

好餌苑(4) 鱗 2ページ

  • 鱗から目が落ちる前に見た、女の目から落ちる真珠は、信用しては生けないゾ
    鱗にも、いろいろありまして。鮫肌の元から、サラリーマンのウロコまで
     楯鱗、硬鱗、円鱗、櫛鱗
    さわると勃起するなんて変な鱗もあるゾ
    鱗で年令はごまかせない。リンカーンの言葉をよく聞くべし
    鱗は△印、花町の絶対本命

さかな徒然抄 イワナ 2ページ
 幻の魚といわれて
 地域変異と食性

  • イワナの食べ物を調べたところ、陸生昆虫と水棲昆虫の比較では72.3%が陸生昆虫であった。

 ヤマメの産卵のあとを追うイワナ
 三日がかりの産卵床づくり
  メスが産卵床を掘る
 産卵の儀式にそえる美しい舞い

鈍魚庵の旧刊紹介 2ページ
 「錦鯉の観賞と飼い方」天野政之 加島書店 昭和39年
 「アユの話」宮地伝三郎 岩波新書 昭和35年
 「魚と伝説」末広恭雄 新潮社 昭和39年
 「釣魚夜話」大橋清湖 第一書房 昭和17年
 「土佐の魚たち」落合明 丸の内出版 昭和45年

ブックレビュー
 「素晴らしき熱帯魚」 芸文社 ムック本

ネットワーク ※新聞記事
 人工飼育のアユ"二世"時代を迎える 9/27神戸新聞
 全身山吹色の変なドジョウ 9/30山形新聞

ショップレビュー
 梅屋デパート ペットコーナー 平塚市
 ひかるアクアリューム 小田急店 新宿区
 ウチダ熱帯魚 渋谷区
 ピーデー熱帯魚センター 武蔵村山市

この号の紹介は終わりです。

2009年9月27日 (日)

「アクアライフ」 昭和54年12月号 通巻5号 その4

錦鯉の冬の管理 ポイントとアドバイス 3ページ
 冬の餌は消化のよいもの

  • 当才魚は時としてむらっ気を起こし、餌食いが悪くなる時があるが、このような時は「イトミミズ」などの生餌が良く、蜂蜜を与えるとよい。蜂蜜は水に溶かすと粒状になり、鯉はよく食べますが、あまり大量投餌は考えものです。

 投餌は午前中が理想的
  長期の絶食は厳重に慎むべきです。

 水温低下と急変に気を配る
 水換えや寄生虫にも細心の注意を
  魚の状態を見ながら、1~3ヶ月に1回は消毒を忘れないように。

 冬におきやすい病気
 白点病に油断は禁物

ディスカス学講座 第4回 2ページ
 成長に応じたケアがある
 エサもまめに与えるのがコツ
 水作りのむずかしさを知ろう
  シンガポールの水質を日本と対比して掲載
  PH=8.1以上、総硬度=4、炭酸塩硬度=8、残留亜硝酸=0

 怠慢は病気のもと

  • バンコクの養殖家が病気になった時の特効薬に、アクリフラビンを使用しているとのこと。最近見かけないのでリバノールを購入した方が簡単かも知れない。

奥秩父赤沢の瀬にイワナの息づきを見た カラー2ページ

オスとメスの不思議 その1 4ページ
 親子できょうだいで夫婦?
  遺伝育種学の試験問題での珍問

 魚の世界では性転換は日常茶飯事
  5cm以下のクロダイはすべてオス
  クマノミの順位による陰陽

 オス・メスは元来共存する
  ヒトの性決定 性索

肺魚プロトプテルスは鳴くだろうか 3ページ
 アフリカからやってきた肺魚

  • 日本へは昭和30年暮れ、江ノ島水族館がアフリカの大学へタナゴ類を送った返戻として同館へ送られてきたものである。
    この時入った肺魚は、プロトプテルス・エチオピクスでウガンダのキョガ湖で採取されたもの。

 プロトプテルスに冷や汗をかいた日

  • 天皇・皇后が御来館したときに、乾眠実験を披露することになった。お見せするため土の中(内部は湿っていた)を探ったが手応えがない。閣下が「もういいですョ」と言った時、「ギャーウ、ギャーウ」と土の中から聞こえてきた。

 乾眠テストと鳴き声の不思議

  • 須磨水族館でプロトプテルス・ドロイにて実験したときも、乾眠し始める時に鳴いた。

 プロトプテルスの鳴き声を推理する
 魚はその生活を通じてこそ理解できる

アクア・テラリュウム学入門(5) 2ページ
 大型アクア・テラリュウムのセットのしかた
  ※180cm水槽
  1,まず底面フィルターをセット
  2,ヒナ段をつくる
  3,ウォーターポンプを設置する
  4,植物を植え込む

2009年9月26日 (土)

「アクアライフ」 昭和54年12月号 通巻5号 その3

原色熱帯魚図鑑 (3) カラー5ページ
 オブリクア

  • 学名のタエリアThayeriaは、1865年タイヤー探検隊のアマゾン探検により発見されたことにちなんだものといわれている。

 サンタマリア
 イエローセルフィンキャット
 シノドンティス・マルティプンクタータス

 ※卵目の撮影・文は田中健次郎氏
 ロロフィア・ゲリアイ・レッド R.geryi

  • 1958年、シェラレオーネ東部のkenemaで発見され、J.Gery博士の名にちなんで命名された。

 ロロフィア・ゲリアイ・ブルー R.geryi
  ガンビアのabuko付近で発見された。

 ロロフィア・ロロフィ・ニュータウン R.roloffi
  Roloffia・SL-19のコードナンバーでも呼ばれている。

 ロロフィア・チャイトリー・ブルー R.chayori

  • 1971年、Roloff氏によって紹介された魚で種名は発見者D.Chaytor博士にちなんだもの。

 ロロフィア・オクシデンタリス R.occidentalis
 ロロフィア・バーソルディ R.birtholdi
  1965年に紹介された。

 ※写真個体はグッピープラザ英蝶
 キングコブラ・グッピー
 モザイク・グッピー

 ウォータースプライト
 スクリューバリスネリア

フォトストーリーでつづる熱帯魚飼育プログ
5つのアイテムでOK 9ページ 白黒写真
 1,最低限の知識を得る
 2,最新情報はSHOPで
 3,テクシーorマイカー、あなたはどちら?
 4,意外に簡単!!設置のノウハウ
   (1)まず置き場所を
   (2)バックスクリーン
   (3)砂洗いは米を研ぐ要領で
   (4)エアーストーンの取りつけ
   (5)能率よい砂入れ
   (6)フィルターの設置
   (7)ヒーターの設置
   (8)サーモスタットの取りつけ
   (9)水を1/3程度張って砂をならす
  (10)水温を調節しながら水を張る
  (11)ハイポを入れる

  • 昔これがSodium hyposulfite(次亜硫酸ナトリウム)と命名されたためハイポと呼ばれるようになった。

  (12)きっちりとレイアウト
  (13)水温チェック
  (14)器具類を作動させてみる
  (15)蛍光灯を一昼夜つけっ放しにしておこう

 5,胸ワクワク!!でもさかな選びは慎重に

淡水魚飼育のテクニック(2) ヤマメ 4ページ
 分布域が違う ヤマメとアマゴ
 かなり困難 採集法

  • 体長15cm以下は放流基準により、たとえ釣れたとしても再放流が義務づけられている。

 淡水魚マニアならやろう 輸送法
 知っておこう ヤマメの性質
  寿命
  食性
  水質
  産卵
  フ化

  • フ化に要する時間は、日数に水温を乗じた積算温度で表し、400~450度必要とする。水温10度の場合で40~45日かかる計算となる。
    ヤマメは昭和36年になって卵から卵までの完全養殖に成功した。

 カワムツとの混泳がキメテ 飼育法

2009年9月25日 (金)

「アクアライフ」 昭和54年12月号 通巻5号 その2

表紙
 ティラピア・ソロニー

アフリカン・シクリッドそのバラエティーとプロフィール
 カラー8ページ。

  • ※執筆者の佐藤哲氏はかつて愛好家の一人として、フィッシュマガジンに写真入りで出ていました。その後研究者としてマラウィ湖へ行ったりして、シノドンティスの拓卵を発見発表したと記憶してます。まさに趣味を仕事にしてしまった方です。

子供たちの人気者 出目金 カラー2ページ
 オランダシシガシラとの交配種は 竜目(ロンガン)
 ワキンとの交配種は柳デメキン

シクリッド そのバラエティーあふれる世界 9ページ
 世界中の亜熱帯・熱帯に幅広く分布
 驚くほど多岐多様に分化
 淡水に棲み、鼻孔が1対
  普通魚類は、左右の鼻孔を2対持っている。

 雌雄で色彩・形態に差異
 興味深い繁殖と子育て
 シクリッドは永遠の友だ

 最新アフリカン・シクリッド辞典
  ※以下の属で数種を解説している

  最も栄えている ハプロクロミス属
  多様に分化 ランプロローガス属
  大型魚の集団 ティラピア属
  小型で愛らしい ペルマトクロミス属
  底生魚 シュードトロフェウス属
   一般にムブナと呼ばれている

  ハゼ型シクリッドのいろいろ
  愛嬌あふれるジュリドクロミス属
  タンガニーカ湖の固有種 トロフェウス属
  その他の魅力ある魚たち

 シクリッドを飼う
  水質
  水槽のセットアップ

  • 砂を掘り返したりして、自分の居場所を決めた時点で安定するので、新しい魚を入れない。
    どうしても入れる場合は、配置を全て変えるのがよい。

  病気とケガ

  • 最も怖いのは便秘だ。淡水魚は口から水を摂らないから、乾燥餌ばかり食べさせていると、消化管内の水分が不足して詰まってしまうことがある。乾燥餌を続けて与える場合は水を好く含ませて与えるとよいだろう。

  2世誕生をめざせ

泡巣をめぐる生命のドラマ ドワーフ・グラミィの産卵形態
 3ページ  連続写真で解説。白黒

  • ※ナマズの松坂実氏も、このような種の解説を書いていたんですね。

ロイヤル・ファロウェラのライフサイクル カラー3ページ
 日本に初上陸したのは1977年頃、アメリカ経由で5匹が輸入された。

2009年9月24日 (木)

「アクアライフ」 昭和54年12月号 通巻5号

「アクアライフ」 昭和54年12月号 通巻5号 マリン企画 A4版 P.121 600円

 特集「アフリカン・シクリッド」

 アフリカ地溝帯にあるマラウィ湖から新着のアフリカン・シクリッドが次々と紹介されされ始めた最初期段階で、湖産のアフリカン・シクリッドのブームが巻き起ころうとしていたころの特集でした。

 が、アジア人特有の「熱しやすく醒めやすい」が原因なのか、「シクリッド故の気の荒さか」、「特異なアルカリ性という水質なのか」、はたまた「ハイブリッドに嫌気を感じたのか」、「国内産による価格暴落・鮮烈でない色彩か」はいざ知らず、アフリカン・シクリッドはブームという言葉に片付けられてしまったのです。

 かく言う当方も、フェア・ウインド刊「アクアマガジン」第7号に掲載されていた「プロトメラス・タエニオラートゥス"ステヴェニー・イースタン"」に衝撃を受け、取り寄せ、累代繁殖で17年間も楽しんでいました。

 今また、ブラジルの輸出規制により湖産ではないがアフリカの熱帯魚が多くなってきているようです。時代は繰り返されるのか。
 それはないかな。「大きな水槽は売れない」と熱帯魚屋のおやじがぼやいていたし、売ってる魚もなんか小っちゃい気がする。

目次
アフリカン・シクリッドそのバラエティーとプロフィール
                佐藤哲 PHOTO:佐々木隆良/吉田吉彦
ロイヤル・ファロウェラのライフサイクル
                PHOTO:吉田吉彦
持ちつ持たれつのパートナーたち 海底の共存関係
                PHOTO:中村宏治
奥秩父赤沢の瀬にイワナの息づきを見た
                PHOTO:鈴木直樹
2億年を生き抜いたドンガメ <カブトガニ>
                PHOTO/WRIT:土屋圭示

レンテニャッコの産卵 PHOTO:山本典暎
子供たちの人気者 出目金 PHOTO:吉田吉彦
シクリッド そのバラエティーあふれる世界 佐藤哲
泡巣をめぐる生命のドラマ ドワーフ・グラミィの産卵形態
                松坂実 PHOTO:坂元昌彦
原色熱帯魚図鑑
海の繊細な響きを伝えよう 細長き貝殻たち
                小菅貞男 PHOTO:板垣昌孝

海水魚飼育のテクニック2<水槽掃除> 根岸陽子
5つのアイテムでOK
      フォトストーリーでつづる熱帯魚飼育プログラム
淡水魚飼育のテクニック2 ヤマメ 吉田徳巨
錦鯉の冬の管理 ポイントとアドバイス 大森松男
ディスカス学講座 第4回

モノドンの「海の置き手紙」 菅能琇一
悠久の時がカブトガニの履歴書 土屋圭次
オスとメスの不思議 多紀保彦
肺魚プロトプテルスは鳴くだろうか 吉彦啓正

アクア・テラリュウム学入門5 牧野信司
怪魚ランドへの招待状 アフリカ編 石垣芳郎
AQUATIC PLANTS ROOM アサザ 埴沙萌
水を探る 北野康
好餌苑 谷魚目
さかな徒然抄 イワナ さとう魚水
鈍魚庵の旧刊紹介 鈍魚庵主人

アクア・インフォメーション
ネットワーク
ショップ・レビュー
アクア・ギヤ
アクア・クイズ
メールボックス
編集後記

-----メモ-----
1979年=昭和54年
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2009年9月23日 (水)

「アクアライフ」 昭和54年11月号 通巻4号 その4

魚も夢を見るのだろうか? 4ページ
 新米の水族館員をあわれさせた"夜のベラ"
 脳波の研究から眠りの神秘へメスを入れる
 猫は夢を見るか?鳥は?カエルは?そして魚は?

魚の野生美を再考する 3ページ
 ※執筆者の吉田啓正氏は須磨水族館館長

 熱帯魚の野生美を水槽に生かす
 魚を弁護する
 魚の復権は水族館から

アクア・テラリュウム学入門 (4) 2ページ
 インテリアデザインとアクア・テラリュウム
 バラエティに富んだアクア・テラリュウム
  つり下げ型
  壁掛け型
  テーブル型
  ジャンボ型

怪魚ランドへの招待状 (2) 南米編 2ページ
 南米怪魚の代表 ピラニア・ピラルク・アロワナ
 夜のアマゾンを徘徊するキャット軍団
 正統派コリドラス

無理難題VS快答乱麻 2ページ
 ※淡水魚関係だけ書いておきます。
 エンゼル・フィッシュの卵が白くなる
 鉄砲魚の冬のエサは

AQUATIC PLANTS ROOM ホテイアオイ 2ページ
 1,泥棒を仰天させたホテイアオイ
 2,冬の寒さは大敵
 3,害草と言われても

魚の雑学辞典 好餌苑 (3) 2ページ
 鰾(うきぶくろ)
  鰾のある魚は、新参者? 鰾は知っている。魚の古代史
  鰾は、深さに応じた浮力を保つために、欠かせない器官だ
  鰾にも潜るのに強いのと、浮くのに便利なのがある
  鰾といっても、形も機能も多種多様

さかな徒然草 たなご 2ページ
 絶滅にちかい種類
 テーク・アンド・ギブの見本
 出水管を利用する知恵
  タナゴは出水管に産卵するが、ヒガイは入水管に産卵する。
 産卵行動の主導権をにぎる雄
  「貝のぞき」と言われる雄の産卵床確保から始まる。
 入水管に向けて雄の放精

鈍魚庵の旧刊紹介(4) 2ページ
 「光る海」 宮崎一老 天然社 昭和18年
 「水族館こんにちわ」 杉浦宏 文化出版局 昭和47年
 「魚貝藻記」 村上義威(ヨシタケ) いなさ書房 昭和42年
 「魚紳士録」 木村重 緑書房 昭和46年
 「四季のさかな」 金田尚志(タカシ) 石崎書店 昭和31年

ブックレビュー
 「人と生き物48講」 奥野良之助 どうぶつ社
 「野生の賛歌」 B・レンズバーガー/藤原英司訳 思索社
 「続 魚の生態 川魚編」 木村重/斉藤芳三 刊々堂出版社

ネットワーク
 ※新聞記事 淡水魚関係だけを書いておきます。
 利根川で釣り上げられた大物アユ 9/6上毛新聞

ショップ・レビュー
 スマトラ(石神井店) 練馬区
 アワジヤ商店 大阪市
 日本海洋 熊本市
 NILE(ナイル)目黒区

アクアギヤ AQUA GEARS
 紫外線水殺菌装置 サン・ウォーター

メイルボックス

  • ここは「読者のたより」なのですが、アルフィの坂崎幸之助さんが投稿しています。
    「中学2年の時、はじめてグッピーを・・・・・。アクアライフを買うたびにきれいな卵目の・・・・。読み物は専門書以上に、写真は楽しくミーハー的にしていけば、・・・・。所ジョージと一緒に火曜の夜オールナイト日本に出ている芸名!!坂崎幸之助」

以上でこの号の紹介は終わりです。

2009年9月22日 (火)

「アクアライフ」 昭和54年11月号 通巻4号 その3

器材への細かい心配りは魚たちへのメッセージなんだ 6ページ
 水槽内の名コンビ サーモスタット、ヒーター
  水槽内での役割
  構造はどうなっているのか?
   サーモスタット
    A,バイメタル式
    B,電子(センサー)式
   ヒーター
    三角形内のTマークは甲種電気用品取締法をパスした印
    A,パネル式
    B,金属管
    C,石英管
    D,一体式
  名コンビの使用法のポイントは?

 人工海水とは何か? 省略

ディスカス学講座 第3回 2ページ
 あこがれのディスカスをバンコクに追う(下)
  3,産卵水槽について
   正面以外白く塗る
   産卵筒は素焼きで円筒形
  4,フ化後のケアについて
   金網をかぶせる
   仔はオスに任せる
   仔を食べる時は電気を消さない。
   メチレンブルーを少量入れると食べなくなる。
  5,まとめ
   水温は必ず30~35度に保つ
   ※ほかに細かい水質データが書いてある。

淡水魚採集のテクニック(1) オイカワ 3ページ
 ※執筆者の吉田徳巨氏は名東水園の方
 採集法
  漁業権にまで心を配る
 輸送法
  夏場なら氷を使い殺菌薬を溶かす
 飼育法

  • 危険期間は1週間
    野生の個体はかなりの量の藻類を食べている。クロモやエビモを植えておけば、よろこんで食べる。コウガイモ、ネジレモ、マツモは食べない。

 産卵法
  雌3、雄1の割合で
  雌は1年目から、雄は2年目から産卵に適する

金魚マニュアルその3 金魚の品種について 2ページ
 金魚の飼育の歴史
 金魚の品種
  ワキン型系金魚
  リュウキン型系金魚
  背びれのない系統の金魚
  高級金魚と呼ばれる金魚
 中国金魚
 秋の飼育管理 ※囲み記事
 系統図 ※松井佳一の系統図風

2009年9月21日 (月)

「アクアライフ」 昭和54年11月号 通巻4号 その2

表紙はレッドアロワナだと思う

野性味あふれるアロワナたちのプロフィール 7ページ
 ※各種紹介、巻頭カラー5ページ
 シルバー・アロワナ
 ブラック・アロワナ
  紹介されてから10年はたっている。
 グリーン・アロワナ
  紹介されたのは1971年以後。
 レッド・アロワナ
 ナイル・アロワナ
  我が国には昨年から今年にかけ輸入されている。
 アロワナ・ナイフ ※カラー写真のみで解説。

 アロワナ飼育のアウトライン
  1,飼育水槽及び器具
  2,水質及び水温
  3,エサ
  4,性質

情緒あふれる野生メダカの世界 カラー4ページ
 長崎県北部の様子、水中写真

静なる世界を生きる 本栖湖の淡水魚 カラー3ページ
 水中写真 ヒガイ、ギギ、アユ、オイカワ、ヨシノボリ

純日本産の風雅 朱文金 撮影/取材協力 大森松男
 透明鱗のためスレ、カビに弱い。早めに消毒をすること。

原色熱帯魚図鑑 (2) カラー4ページ
 ブラック・ネオン
 ペレズ・テトラ

  • ペレズとはこの魚を世界の市場に送りだしたマイアミの業者ペレズ氏の名をとったものだという。

 アストロノータス・オセラータス

 ロイヤル・プレコ
 トリニダード・プレコ

  • 近縁種にボリビアン・サッカーとマーブル・トリニダード・プレコがある。

 シノレビアス・ニグリピンニス
 シノレビアス・アレキサンドリー
  エントレリオス州グアレグアチュ附近に産する
 シノレビアス・ラジゲスィ ladegesi
  リオデジャネイロ近辺に産する。ラジゲス氏により発見された。

 シノレビアス・アンテノリー anthenori

  • フォルタレサ近くにあるルサスという町の水溜まりで、アンテノリー氏により発見された。

 シノレビアス・エロンゲイタス elongatus
  ラプラタのプンタラナ附近に産す。

 シノレビアス・ホワイテアイ whitii

  • 種名は発見者のホワイト氏にちなむだけで、白い魚というわけではない。

2009年9月20日 (日)

「アクアライフ」 昭和54年11月号 通巻4号

「アクアライフ」 昭和54年11月号 通巻4号 マリン企画 A4版 P.119 600円

 この号から特定の種類の特集を組み始めました。特集は「アロワナ」です。

目次
AQUA GRAPHICS
 古代のロマンあふれる怪魚 アロワナ PHOTO:佐々木隆良
 パプアニューギニアの両生類・ハチュウ類 PHOTO:桜井淳史
 ハワイ諸島のチョウチョウウオ 豊島圭一郎
 情緒あふれる野生メダカの世界 栗林慧、草野慎二

 静なる世界を生きる 本栖湖の淡水魚 PHOTO:岩村博史
 身を隠し身を護る 魚たちの棲み家 PHOTO:中村宏治
 ハチュウ類の代表選手 ヘビに接近 PHOTO:増田房樹、佐藤有恒
 イモガイの毒歯が魚を狙う PHOTO:吉葉繁雄

AQUA FEATURE
 象の鼻をもつ超能力魚 エレファントノーズ・フィッシュ
        PHOTO:佐々木隆良ほか
 野性味あふれるアロワナたちのプロフィール 東博司
 パプアニューギニアに両生類・ハチュウ類の魅力を探る 松井孝爾

 純日本産の風雅 朱文金
 原色熱帯魚図鑑 カラシン・シクリッド・ナマズ・卵生メダカ
 地味な中に広がる磯の香り 小菅貞男 PHOTO:板垣昌孝
 一枚の貝殻をもつ貝はいない? 小菅貞男 PHOTO:板垣昌孝

AQUA KNOW-HOW
 アロワナの飼育アウトライン
 海水魚飼育のテクニック1 濾過とPH 根岸陽子
 器材への細かい心配りは魚たちへのメッセージなんだ
   サーモスタット/ヒーター/人工海水
 海水魚の野外採集を考え直す 椎橋幸男
 ディスカス学講座 第3回 伊藤裕介、鈴木邑冶

 淡水魚採集のテクニック 1 オイカワ 吉田徳巨
 優雅なヘビをやさしく飼う 千石正一
 金魚マニュアルその3 金魚の品種について 池田貴臣

 魚も夢を見るのだろうか? 多紀保彦
 モノドンの「海の置き手紙」 菅能琇一
 魚の野生美を再考する 吉田啓正

AQUA DEPARTMENT
 アクア・テラリュウム学入門 (4) 牧野信司
 怪魚ランドへの招待状 石垣芳郎
 無理難題VS快答乱麻 渡辺哲夫
 AQUATIC PLANTS ROOM ホテイアオイ 埴沙萌
 好餌苑 魚目
 さかな徒然草 さとう魚水
 鈍魚庵の旧刊紹介 鈍魚庵主人

 アクア・インフォメーション
 ネットワーク
 ショップ・レビュー
 コリコリ・クイズ
 メールボックス
 編集後記

-----メモ-----
1979年=昭和54年
関連本

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2009年9月 9日 (水)

「徳島県魚貝図鑑」 徳島淡水魚研究会 徳島新聞社 昭和62年 その5

汽水域でみられる海水魚
 種名だけ書いておきます。

  • コノシロ、サッパ、カタクチイワシ、マイワシ、サヨリ、マサバ、マアジ、ヒイラギ、キス、ネズミゴチ、クラカケトラギス、トサカギンポ、イダテンギンポ、メゴチ、イシガレイクサフグ

淡水魚の採集・飼育・観察 14ページ
 1,魚の仲間
  a)一般的な特徴
  b)生息場所による分け方

 2,採集と準備
  a)準備
  b)採集方法
  c)採集魚の保存

  • 採集魚の固定にはアルコールやホルマリンが使用される。ホルマリン液の場合市販のホルマリン液(37%のホルムアルデヒド水溶液)を水で10倍に薄める(10%ホルマリンと言う)
    ホルマリンは有毒ガスが出るので健康に良くない。そのためにはいったんホルマリンで固定したものを50~60%のイソプロピルアルコールに漬け替えておく。

  d)魚類の観察

執筆者略歴
 氏名だけ書いておきます。

  • 大川健次、太田茂行、金森徳治郎、田中義信、中野晴夫、藤田光、細川昭雄、吉田光昭

参考書

  • 宮地伝三郎、川那部浩哉、水野信彦 全改訂新版 原色日本淡水魚類図鑑 昭和51年 保育社
    中村守純 原色淡水魚類検索図鑑 昭和54年 北隆館
    松原喜代松 魚類の形態と検索!,!!,!!! 昭和54年 石崎書店
    青柳兵司 日本列島産淡水魚類総説(復刻版) 昭和54年 淡水魚保護議会
    岡田要ほか 新日本動物図鑑(下) 昭和51年 北隆館
    山岸宏ほか 水界生物生態研究法1 淡水の魚類とベントス (1976) 共立出版株式会社
    蒲原稔冶 標準原色図鑑全集4.魚 保育社

これでこの本の紹介は終わりです。

2009年9月 8日 (火)

「徳島県魚貝図鑑」 徳島淡水魚研究会 徳島新聞社 昭和62年 その4

以下省略
スズキ
クロダイ
コトヒキ

オオクチバス

  • 本県ではハ1980年代に入って移入されたと思われる。

ブルーギル

  • 本県へは、他の魚の養殖池の休養をかねて、あるいは残り餌の掃除をさせるために導入したが、成長が遅く経済的に引き合わぬということで捨てられ自然水域に広がったものらしい。

ティラピア
 チカダイ

ボラ 省略

カワアナゴ
 ドブロク、ドブチン(混称)

ドンコ
 ドブロク、ドブチン(混称)

チチブ

  • ドブロク(吉野川)、ドボンコ(那賀川)、ドブチン、チチコ(那賀川)、チチンボ、ウチチコ(那賀川)、ドンチク、ドモコ(徳島市付近)

シマハゼ 省略

ヨシノボリ

  • ジンゾグ(本県全域)、ドブロク(吉野川上流)、チチコ(那賀川上流)、ウチチコ(大型)、ホイホイ(カワヨシノボリとの混称)
    ヨシノボリという名前はもともと長野県での方言であったらしい。
    葦登り

カワヨシノボリ

  • ヨシノボリと見分けるには、不明りょうなことも多いが体側中央に7~10個の濃色縦斑があるとか、胸びれ軟条がヨシノボリの19~22に対し15~17と少ない点を見ればよい。

以下省略
ヒナハゼ
ゴマハゼ
ヒメハゼ
アベハゼ
マハゼ 付アシシロハゼ
ウロハゼ
ウキゴリ
ビリンゴ 付ジュズカケハゼ
シロウオ 付シラウオ

チョウセンブナ
 **市のわき水のある水田の用水路で発見された

以下省略
ミミズハゼ 付イドミミズハゼ及びウクツミミズハゼ
トビハゼ
ボウズハゼ

2009年9月 6日 (日)

「徳島県魚貝図鑑」 徳島淡水魚研究会 徳島新聞社 昭和62年 その3

ムギツク

  • クチボソ(那賀川、その他県南部)、ニコンジョ、ホウズ(勝浦川)
  • 吉野川と南部小河川を除く各河川

モツゴ

  • ジャコ

ニゴイ

  • 全域

ワタカ

  • 昭和61年1月が県内で最初の報告

コイ

フナの類

タイリクバラタナゴ

  • 本県では昭和45年頃から目につき始めた

ヤリタナゴ

  • コウタイ(徳島市付近)、エブナ(桑野川)、ヒラジャコ、ヒラゴ

イチモンジタナゴ

  • **川水系の一部で最近発見された

ドジョウ

  • ヌマドジョウ(本県全域)

スジシマドジョウ

  • シマドジョウ(混称)
    タイリクシマドジョウは本県では発見されていない

シマドジョウ

  • ササドジョウ(スジシマドジョウとの混称)、カワドジョウ(スジシマドジョウとの混称・吉野川上流)
    イシドジョウは本県では未発見である

ハゲギギ

  • ギギ(本県全域)、ググ、ギギン、カナギン、カナキン

アカザ

  • アカザシ、アカギギ、オイシャハン(吉野川、那賀川)、アカイシャ、サシマゴ、ツネリコ(那賀川)、アカヘラ、サッシュ、オカマ

ナマズ

  • 海部川にはいないともいう

メダカ

  • メメンタなど多数

カダヤシ

  • タップミノー
    徳島市、鳴門市内及び周辺の排水路
    本県へは1969年(昭和44年)3月、徳島市医師会長大久保新也氏がボウフラ退治の目的で、羽田空港周辺の溝から採集した約200匹を導入した。

カムルチー

  • タイワンドジョウ(本県全域、誤称)、ライギョ
    本県ではタイワンドジョウに属すると思われる個体はまだ発見されていない。

タウナギ

  • 徳島市**町の水田、水路、ため池より報告がある。
    同上では繁殖が確認された。

アユカケ

  • アイカケ、アイカガリ(本県全域)、アイクイ、ボウキョウ(那賀川)、チョウカイ(カジカとの混称)

カジカ

  • ゼニゴ、カワハゼ
    ここ最近捕獲されていない

アカメ

  • 1980年海部郡海南町・海老ヶ池に体長30cmのものが2個体死魚で発見されている。

2009年9月 3日 (木)

「徳島県魚貝図鑑」 徳島淡水魚研究会 徳島新聞社 昭和62年 その2


 表 オヤニラミ
 裏 オイカワ

表紙
 水色のビニール製


 ヤリタナゴと書いてあるが、イトモロコの間違え。

はじめに
 ・・・・・この際すべての写真を新しく採集した生魚について撮影しなおすこととし・・・・・。
 ・・・・・使用した標本はすべて本県で、最近採集したものであり、解説は本県の現状に即して述べたもので・・・・・。

 本書が現時点での本県の淡水魚相の実体を正しく伝えることができれば幸である。・・・・・

 1986年6月 徳島淡水魚研究会代表 藤田 光

用語解説
 仔魚、稚魚、未成魚、成魚
  前期仔魚・・・黄卵吸収まで
  後期仔魚・・・ひれの条数が成魚と同数になるまで
  稚魚  ・・・うろこが形成され終わるまで
  未成魚 ・・・最初の繁殖にはいるまで
  成魚  ・・・その後

 全長、標準体長
 体高
 棘条、軟条
 鱗
 鱗数
 側線
 鰓、鰓耙(さいは)、鰓葉
 追星
 婚姻色
 縦条、横帯
 パール・マーク
 脂瞼(しけん)
 卵胎性

読者の皆さんへ
 記載の定義を述べている

ここから本文
 記載は、 種名、科名、地方名、県内の分布、成魚の体長、解説

淡水魚
オヤニラミ

  • 地方名 オイシャハン(桑野川)、ヨツメ、コッパン、コッパハン(福井川)
    桑野川、福井川、岡川、中山川
    本県では昭和42年に天然記念物に指定

ホトケドジョウ

  • 地方名 カミサンドジョウ、ヤマノカミドジョウ、ナベイリ(鮎喰川、神山町)、ウシヌスット(吉野川上流、三好町)
    県内東部の渓流
    本種はひげが4対、ドジョウは5対、シマドジョウは3対
    徳島、京都、新潟種の違いをイラストで紹介

アマゴ

  • アメゴ(本県全域)、シラメ(斑紋が消失)、カワマス(降海型)
    全域

ニジマス

  • マス
    定着していないと思われる

スナヤツメ

  • ヤツメウナギ、ヤツメ
    全域
    ミツバヤツメが吉野川上流で発見された報告がある。

ウナギ

  • 全域

オオウナギ

  • カニクイ(海部川その他)、ジャウナギ、ゴマウナギ
    母川(国指定天然記念物)
    最近の発見は昭和50年11月3日、昭和53年6月

ワカサギ

  • 那賀川上流、各地のため池、ダム貯水池

アユ

  • アイ(全県)、ヒウオ(幼魚)
    全域

ウグイ

  • イダ(県全域)
    全域

タカハヤ

  • ムツゴ、モツゴ、タニバエ(カワムツと混称、吉野川および那賀川上流)、ドベ(勝浦川)
    県内全域の渓流
    アブラハヤとの区別点を解説

カワムツ

  • ヤマトバエ、ヤマトバイ、カワムスゴ、ジャコ(混称、本県全域)、アカモト、ニュイ、タニバエ、ハインボ
    全域

オイカワ

  • ゴウジバエ(婚姻色の出たもの)、シロバエ(婚姻色のないもの)、シラハエ、ハインボ、ハイ(総称、本県全域)、ジャコ
    日和佐川より南の川を除く県全域
    四国では吉野川のみ天然分布とされ、その理由を解説。
    高知県でショウハチという昭和8年ころから捕れ始めたから。

ハス

  • 吉野川、那賀川で最近網にかかりだしたが、定着しているかは判らない。
    吉野川では昭和45年頃から

ソウギョ

  • 吉野川で採集記録がある

ハクレン

  • まれに発見された程度

カマツカ

  • ヨシ(本県全域)、ヨシロウ(那賀川)、エッシュ、イッシュ、アサガラ(吉野川)、スナモグリ
    四国では吉野川だけが天然分布とされる。

ヒガイ

  • 吉野川で時々捕獲される。

タモロコ

  • ジャコ
    吉野川本流、**町、**町のため池
    移植されたものらしい

イトモロコ

  • ヤナギバエ、ムギバエ、ツチコブリ、ミソジャコ、ササジャコ(何れも他のモロコと混称)
    全域
    だんだんスゴモロコが優勢になってきている。

スゴモロコ、デモモロコ

  • 吉野川、那賀川、用水
    違いについて解説

2009年9月 1日 (火)

「徳島県魚貝図鑑」 徳島淡水魚研究会 徳島新聞社 昭和62年

「徳島県魚貝図鑑」 徳島淡水魚研究会 徳島新聞社 昭和62年4月27日発行 B6版函付 P.271 2500円

 前に紹介した「長野県魚貝図鑑」や今後紹介予定の「静岡県の淡水魚類」、「岡山の淡水魚」、「広島県の淡水魚」と同じ作りの本です。
 フィールドでの使用を意識してかビニールの表紙となっている。

 各種大きめのカラー写真と解説、地方名が掲載されているが、学名は書かれていません。このことは「読者の皆さんへ」でその理由が述べられています。
 また、「長野県魚貝図鑑」のように県内河川の状況やその棲息種についても詳細には記載されていません。

 紹介魚種数は淡水魚79種、汽水域の海水魚9種となっています。
 古書界では時折見かけるので、入手はしやすいと思います。

【構成】

表紙

はじめに
もくじ ※平仮名です
 はじめに
 魚体各部の名称
 魚体の測定
 用語解説
 読者の皆さんへ
 本文
  淡水魚 ※各種を解説
  汽水域でみられる海水魚 ※各種を解説
 淡水魚の採集・飼育・観察
 索引
口絵
凡例
本文
索引
附録
奥付

-----メモ-----
1987年=昭和62年
関連本 地域本

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