「フィッシュマガジン」 昭和41年9月号 通巻7号 その6
錦鯉の正しい観賞の仕方 黒木健夫 2.5ページ
1,姿勢の美しい鯉である事 50点
(1)背筋が真直ぐで反りの美しい鯉である事
(2)スマートな鯉である事
体高が1とすると体長比が1対2.6~1対3程度
(3)美しい鰭を所有する事
(4)頭型、顔立ちの可愛らしい魚である事
2,色彩の美しい鯉である事 30点
3,斑紋の美しい模様の鯉である事 20点
- 大正三色の頭部には黒斑があるのは最低。紅白に鰭に模様が入らないが、大正三色には美しい模様が入る。
昭和三色は大正三色と違い頭部に黒斑が入ること、黒斑が腹まで巻くこと、胸鰭の根っこに丸い黒斑が入る事の3つである。
リュウキンの水槽飼育(1) 梶 純夫 3.5ページ
1,はじめに
2,優良なりゅうきんの標準
3,飼育法
(1)一般的な飼い方
A,容器ときんぎょの数
- 表面積が同じで水深が深ければ、単位体積中に含まれる酸素の量は少なくなるわけであるから、水深は浅い方がよい。
B,水槽の置き場所
C,餌の与え方
水族館の歴史 連載(1) 久田迪夫 2ページ
水族館の現況
水族館が生まれるまで
世界最初の水族館
グッピー雑記(2) 和泉克雄 4ページ
やもめグッピーの出産
少年愛好家の観察への回答
グッピーの同性愛
中性的なオスは優秀なものは望み難い
新種の作り方
- 2種類の純粋種を交配させて生まれた仔が必ず見事な美しいグッピーになる場合は殆どまれである。
新種を作ろうと決心した人は先ずどのような形、どのような色彩のグッピーを望むかをはっきりとした目標にしなければならない。
変わった熱帯魚(7) ロリカリア 牧野信司 1ページ
- この魚は1895年に紹介され、外国の一部では1935年頃から飼育されていたようだが、日本には1957年頃から輸入され飼育するようになった。
魚紳士録(7) トゲウオ<仲間と習性と飼い方> 木村 重
5.5ページ
- 語尾のヨとはウオがイオ、イヨとなり、それが縮まってヨとなった。
イトヨ属(絲魚)
イトヨ(絲魚)
俗称はハリウオ、イトウオ、ハリサバなど。
ハリヨ(針魚)
俗称はハリンコ、カワアジ、カワサバなど。
トミヨ属(富魚)
トミヨ(富魚)
ハリサバとかクニモリ(山形)とか方言をもつ。
イバラトミヨ
俗称はトミウオ、トンギヨ、トゲスなど。
エゾトミヨ
方言トンギヨなど。
ミナミトミヨ
俗称はサバジャコやハリサバ。
ムサシトミヨ
営巣と育児
飼育
- 冬では零度でも案外丈夫で静かにしているが、水温20度では水表近く浮かんで呼吸が苦しくなり、24,5度になると元気を失い、長く放置すると倒れる。ことに急に上昇すると、それ以内の水温でも1,2時間で死ぬ。適当な水温は3度から15度と思ってよい。多くは1年魚であることも念頭に置く。
以上でこの号の紹介は終わりです。
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