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2009年8月 3日 (月)

「フィッシュマガジン」 昭和41年9月号 通巻7号 その4

ギギュウ 塚原 博 半ページ

  • ギギ、ギバチ、アカザの事。アカザはアカギギ、アカナマズ、アカギュギュなどとも云われる。
    これらの魚は、初夏に産卵し、その卵はゼリー状の膜に包まれて卵塊をなし、砂礫の下に埋もれているが、アカザはそのメス親が卵塊を保護すると云われている。

ウナギ 佐伯有常 1.5ページ

  • 用水の管理
    循環濾過水槽について
     循環させる水量はウナギ1kgにつき毎分0.5~1リットルはあった方がいい。
    餌、病気について
     シラスウナギはイトミミズをよく食べ1日に体重の20%も食べることがある。シジミ、アサリのむき身、魚肉をすったもの、粉末の合成餌を練ったものを食べるようにだんだんしむけていく。1日に食べる量はウナギの成長につれ減って体重の1~2%程になる。
    飼っているうちに赤病にかかることがある。サルファ剤か抗生物質をまぜたた餌を数日与える。
    ワタカブリ病には30万分の1位のマラカイトグリーン溶液の水浴か水温を20度以上に上げればよい。
    イカリ虫のついたウナギにはデイプテレックス300万分の1の水浴などがいい。

タナゴ 路出 寧 1.5ページ

  • 中村守純博士によると、亜種を含めて14種いるという。
    雑食性であるが、ミヤコタナゴやカネヒラ、イチモンジタナゴは細かな石などの附養藻類を好むから、岩ごけや水ごけを入れておくとよい。
    ゼニタナゴは藻にも産卵する。

ヤマメ 原 武史 1ページ
 採集と運搬
 飼育装置
 馴化
 水温
 餌料
 病気

淡水魚の参考書 中村守純
 日本淡水魚竝に其寄生虫 小林久雄著 1935 養賢堂
 淡水の動物 村林仁八著 1935 弘道閣
 日本の淡水魚類 岡田弥一郎・中村守純共著 1948 日本出版社
 日本列島産淡水魚類総説 青柳兵司著 1953 大修館
 原色淡水魚類検索図鑑 中村守純著 1963 北隆館
 原色日本淡水魚類図鑑 宮地伝三郎等共著 1963 保育社
 淡水の動物誌 宮地伝三郎著 1963 朝日新聞社
 水中生物の飼育法 広崎芳次著 1965 大日本図書

-----メモ-----
竝=ヘイ、なみ、なら・べる、なら・ぶ

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